1ドル150円が強すぎてカウンターを喰らう

雑魚の恐竜 FX
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一進一退だけど、想像以上に1ドル150円が強すぎる。

先週は売り方針を基本方針としていました。
特にMACDの動きに注目しており、デッドクロスすればそのまま売りで着いていく想定としていました。

お金が絡むと分かっていてもついついヤッテしまう。
FXは動きの無さに焦れて動くと大抵失敗する。先週は売りを基本方針として、151円以上になるようなら買いで着いていくことを基本方針としていました。基本方針とはしていたんですが、全く取引ポイントが無かったです。赤の平行チャネルの下限は遠いし、か...

赤の平行チャネルの下限で反発するようなら買い方針としていましたが、買いは発動せずです。

取引は27日のお昼に赤の平行チャネルを割り込んだので売り、夜の耐久財受注の結果発表前に決済しています。(紫丸部分)

ドル円(USD/JPY)1時間足チャート(TradingViewから作成)

28日の実質GDP発表後に再度売り、29日のデフレータ発表前に決済しています。(青丸部分)

3月1日の中古住宅販売成約指数の結果が市場予想1.0%に対してマイナス4.9%だったので、再度売りをかけましたが・・
今度は戻してきてしまったので、製造業PMIの発表前に損切りしています。(橙丸部分)

結果的には2勝1敗、最終的にはプラスですが微益です。

2024年2月26日週の利回りとドル需要について

2月26日週のアメリカ10年国債利回りの動き

アメリカ10年国債利回りは週初4.23%、週末4.18%でした。
最も高かったのが2月28日4時台の4.32%、最も低かったのが3月2日4時台の4.17%です。

先週は横ばいからやや下落傾向を想定していましたが、想定どおりの動きでほぼ横ばいからやや弱い展開でした。

MACDはデッドクロスを伴う下落傾向、RSIも下落傾向、ストキャスティクスも2月27日以降からデッドクロスして下落傾向で引けています。

チャートを見る限りは弱い展開になりそうです。

アメリカ10年国債利回り1時間足チャート(Trading Viewから作成)

日本国債10年物の利回りは週初0.69%、週末0.71%でした。
金利は週を通して横ばい、0.70%を挟んでプラスマイナス0.01%で動いています。

日本国債10年物のMACDは下落傾向で28日以降は横ばいでの推移です。
RSI、ストキャスティクスは上昇傾向がです。
チャートを見る限りは弱い上昇を想定します。

2月26日週のドルインデックスの動き

ドルインデックスは週初103.96で、週末103.88でした。
最も高かったのが3月1日23時台の104.29、最も低かったのが2月27日17時台の103.60です。

先週は弱い動きになる想定としていましたが、結果的には下がりましたが想定よりは強い動きとなりました。
先週下がって節目の104.7から遠ざかりましたが、また近づいてきています。

MACDは下落傾向、RSIとストキャスティクスは29日まで上昇傾向で1日は下落傾向で引けています。

チャートを見る限り、来週も弱そうに見えます。

ドルインデックス1時間足チャート(Trading Viewから作成)

VIXは週を通じて13~14での推移となり、13.12で引けています。

ドルインデックスは下落はしましたが、想定より強くほぼ変動がなかったので、株価もほぼ横ばいです。週初値39,144ドルに対して週終値39,087ドルとなっています。

NYダウ、ドルインデックス日足比較チャート(TradingViewで作成)

3月4日週もドルインデックスは引き続き下落傾向を見込んでいるため、株価も堅調と見ています。

先週と同様、もし下がっても青の平行チャネル近辺での攻防があるでしょう。

2024年3月4日週のドル円取引について

3月4日週の10年物金利、ドルインデックスは共に下落傾向になる前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。

ドル円を動かしそうな経済指標は、3月6日の0時に耐久財受注、ISM非製造業景気指数、22時15分にADP雇用者数、3月7日の0時にJOLTS求人件数、22時15分にユーロ圏のECB政策金利、22時30分にアメリカの貿易収支、3月8日の8時30分に日本の国際収支、22時30分に非農業部門雇用者数、失業率の発表があります。

注目なのは失業率こ雇用統計ですね。
市場予測と大きく異なれば、日本の国際収支もドル円に影響を与えそうですので、数字だけはきちんと確認しておきたいところです。

ドル円(USD/JPY)日足チャート(TradingViewから作成)

MACDはデッドクロスを伴う下落傾向、RSIも下落傾向、ストキャスティクスもデッドクロスを伴う下落傾向です。

RSIとストキャスティクスの下落角度は鈍化していますが、MACDの下落が遅行線との乖離が大きくなってきましたので、持ち直しの動きが見えるまでは売り方針継続です。

ヌルっと赤の平行チャネルの下限を割り込んで下がってきてしまいました。

午後3時のドルは上昇150円半ば、日銀総裁発言や株高で円売り
午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤(149.98/99円)から上昇し150円半ばで推移している。植田和男日銀総裁の発言で日銀の早期正常化観測が後退し、ドル買い/円売りが活発化した。日経平均株価が終値ベースで史上最高値を更新するなど...

要人発言で日銀のマイナス金利解除観測が後退したことがその理由ですが、私からすればマイナス金利解除はともかく、金利の上昇は余程のことが無い限りまず無いと見ています。

そもそも前提条件が、賃金の持続的な上昇ですからね。
この国のポンコツ経営者どもにそれは無茶ブリってもんです。
大企業だけならともかく、中小企業も含めた日本全体の賃金の持続的な上昇はまぁまず無さそうなので、金利の正常化は遥かに先になりそうです。

ただ、円買う需要もないので下落は限定的な形になりそうです。
基本路線は赤の平行チャネルの下限にタッチしてから売ってみて、赤の平行チャネルに戻ってくるようなら損切り、そのまま上昇が続けば151円までは買いで着いていこうかなと思います。

ちょっと最近の値動きを見ている限り、150円がやたらと固いので150円近辺ではあまりロットを増やさず、150円を割り込んでから売っていきたいところです。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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