年末になるといつセミリタイアしようか良く考えます。
私は資産状況的にあと4,5年くらい、会社からお駄賃を貰おうと思っています。
これは単純に、資産状況から見て4,5年くらい必要と考えているだけですので流動的で、資産運用が好調だと早まる可能性がありますし、うまくいっていない場合は遅くなる可能性もあります。
辞める年は資産の棚卸をすることで、大体決まっていきますが、何月に辞めるかについては特段決めていません。
今回は、何月に辞めるのがベストか考えてみようと思います。
年末に辞める場合
一番最初に考えるのは年末の12月31日時点で退職する場合です。
12月のボーナスを受け取ってそのまま退職という形ですね。
税金や社会保険料はその年の1月1日から12月31日までを基準にしているので、翌年の給与所得が0になるのがセミリタイアする人間にとっては都合が良いです。
セミリタイア1年目はサラリーマン時代の税金と社会保険料ですが、セミリタイア2年目からはサラリーマン時代の給与所得は含まれないので、副業や投資で爆益を出していない限り、税金と社会保険料は安くなります。
12月退職の場合はデメリットがあって、12月に退職するということは遅くとも11月、社会人の常識が云々と言い出すとそれより前に会社に辞意を伝える必要があります。
そうすると冬のボーナス査定は、どうなるか。
かなり良心的な会社なら、普通に査定して普通に出してくれるでしょうが、ダメな企業だと査定は最低ランクで出してきたり、最悪出さないと言い出しかねません。
そのあたりは会社の就業規則に退職時のボーナスの取り扱いについて書いてある場合もありますので、辞める前に就業規則を良く読み込んでおいた方が良いかもしれません。
辞める前に就業規則を熟読するのも変な話ですが・・
年度末に辞める場合
次に考えられるのが年度末です。
通常、3月決算の会社が多いので3月末退社ということになります。
この場合は、先の12月退職のメリットとデメリットが逆になります。
翌々年の税金に3か月分のサラリーマン時代の収入が含まれるので、税金と社会保険料が12月退職時に比べて増額になります。
ですが、12月のボーナスを受け取った後に辞意を伝えられるので、12月のボーナスは通常の査定で受け取れるのがメリットになります。
年度末に辞めるメリットはもう1つあって、新年度から新体制になる会社が多いので辞めるという場合は引き止められにくいといった点があると思います。
居なくなる前提で体制を組むはずなので、話がすんなり通り易いはずです。
セミリタイアするのに引き止められても面倒なだけで結論は変わらないので、年度末退社は悪くない選択だと思います。
夏に辞める場合
これもボーナスがらみになりますが、次の辞める時期の候補は夏のボーナス受け取り後です。
夏のボーナスは6月支給の会社が多いと思いますので、ボーナスを受け取った後辞意を伝えて退職となるため大体7月か8月末に退職というパターンです。
メリット・デメリットは年度末に辞める場合と特に変わりませんが、年度内で辞めることになるため、引き留めがしつこかったり、引継ぎが面倒な可能性があります。
個人的には冬に辞めるより、夏に辞める方が開放的な気分になるので好きですが、時期としてのおすすめ度は3番目になります。
結論
有給休暇の消化せずに社畜ライフを送ってきた方は、残った有給休暇を消化することになると思います。
辞める直前に有給休暇を消化する場合、会社によってはすんなり取らせてくれない可能性があります。
有給休暇の取得は労働者の権利であるため、会社は拒否できません。
時季変更権は会社にありますが、これから辞めるの人に取得時期の変更はできないため、有給休暇を消化するといった場合、会社は認めざるを得ません。
これについて例外はないので、何かそれっぽいことを言ってきても普通に消化しましょう。
法律的には何の問題はなくても、上司や会社によっては違法ギリギリの線で有給休暇を取らせないようにしてくる可能性はありますので、以前記事に書いた通り、計画的に有給休暇を消化しておいた方が面倒がないと思います。
有給休暇も消化した状態で辞められる年度末が第一候補かなというのが私の結論です。
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