後から要らなくなる物を何故集めるのか。
男女関係なく人は物を集める習性があると思います。
女性は比較的価値のある宝石やブランド品や、化粧品のような実用品を収集する傾向がありますが、男性は見る人から見たらゴミだと判断するような物を収集することがあります。
私も意味もなく、ペットボトルに付けるボトルキャップフィギュアを集めて、デスクに並べていたことがあります。
上の画像のようなものですね。
今考えると何故集めていたのか良く分かりません。
ふとした瞬間に邪魔だと思ったのか、捨てていました。
これ以外だと、カプセルトイとかトレーディングカードとか美少女フィギュアとか収集したりしているケースをよく見ます。
こういったものは一度集め始めると、情熱が冷めるまで集め続けてしまうところがあります。
人によっては全然冷めずにずっと収集し続けて、家に置く場所が無くなったので、トランクルームを借りてさらに集めているような人もいます。
迷惑なものだとゴミを集めて、家の外までゴミがあふれているゴミ屋敷のようなケースもあります。
このケースだと火事が起きたり、公共の道路等に私物が置かれていたり、周辺住民に迷惑がかかる場合があるので、別なケースな気がしますが、大きく見ると収集する習性に分類されると思います。
病気なのか?
生活費も全て収集対象につぎ込んでしまうといった問題行動が無ければ、趣味のレベルだと思いますが、ためこみ症という病気もあるようです。
・収集家とは異なり、整理した状態で物をためることはなく、ほとんど価値のないものでも手放すのに困難を覚えます。
出典:MSDマニュアル「ためこみ症」
・あまりに多くの持ち物をためこんでいて、それを手放すのに大きな困難を抱えており、ためこみのために強い苦痛を感じているか、日常生活に支障をきたしている場合に、この病気の診断が下されます。
ゴミ屋敷のようなケースは病気と判断されるようです。
整理した状態で集めていれば問題ないみたいな記載がされていますが、これは結構曖昧な気がします。
その人にとっては整理されていても、他の人から見ると雑然と置いてあるだけということはよくあります。
セミリタイアしたい人間はどうする。
セミリタイアしたい人間は多かれ少なかれ収集したい欲求が強いと思います。
セミリタイアしたい人は、老後の生活費も含めてお金を収集しているとも考えられますので、普通の人より収集したい欲求が強いのでは無いかとも思います。
私もちょっとした切欠で収集癖に火が付きかねないので、対策を考えてみたいと思います。
ミニマリストになる。
最初に考えるのはミニマリストになることです。
生活に最低限必要な物しか持たなければ、集める切欠になるものを手に入れたとしても不要と判断して手放すはずなので、収集を防げると思います。
ためこみ症の治療も認知行動療法を行うようなので、自分でやるという感じでしょうか。
認知行動療法
出典:MSDマニュアル「ためこみ症」
患者が物を捨てられ、新しい物を入手しないようにし(過剰な入手が問題の場合)、より適切な判断が行えるように、医師が支援します。
コレクター要素のある情報を見ない。
〇〇シリーズ 全何種みたいな情報をそもそも見ない。といったことも対策になるかと思います。
切欠が無ければ集め始めることもないはずなので、収集の切欠を潰すというところでしょうか。
ゲームの中で収集する。
ここで言うゲームはガチャ要素のあるソーシャルゲームではなくて、普通のコンシューマゲームのことです。
RPG等で敵からのドロップアイテムを含む、全アイテム収集するとかでも収集したい欲求を治めることができると思います。
ドロップ率が低いアイテムがある等、適度に達成が困難になのも達成感があるので丁度いいです。
お金もゲーム購入の費用と電気代くらいしかかからないし、集めても邪魔にならないのでセミリタイア向けの収集癖殺しだと思います。
終わりに
私はセミリタイア開始までまだ時間がありますが、何か収集し始めるとそれによってセミリタイア時期が遅れる可能性があるので、出来るだけお金とスペースを使わずに、適度に解消しつつセミリタイア計画を進めたいと思います。
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