そもそも何かしていないと苦痛だとFIREに向いてない。

静かに瞑想するヨガの人のイメージ セミリタイア
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なんで常に何かしていないと駄目なのか。

日本でもFIREが流行ってきたからか、最近著名人もFIREについての記事が出てきているようです。
芥川賞作家の羽田 圭介氏のFIREについての意見を書いた記事があったのでそれについて書いていこうと思います。

「皆、FIREしてなにがしたいの?」「お金ってステロイドと同じ」 羽田圭介が“投資で早期退職”を考える人に伝えたいこと | 文春オンライン
NISA、iDeCo、ふるさと納税……。近年、お金の話題はますます身近になりつつある。そんな今、現代人の金にまつわる葛藤を描く、羽田圭介さんの注目の新作小説が『Phantom』だ。生活を切り詰めて将来…

意外なことに羽田氏も株式投資をしていた時期があったようです。
小説家なので、あまりそういうお金の話にはあまり興味が無さそうな感じがしますが、とりあえず記事内の内容を確認する限り、羽田氏はFIREにはあまり肯定的では無いようです。

セミリタイアブログで記事を書いているような人は、FIRE肯定派なのでFIREを肯定的に捉える内容が多くなりがちです。
たまにはこういったFIRE否定派の意見も確認しておくと、いろいろな価値観が確認できるので参考になります。

まぁ「仕事をしないとやりがいがどうこう・・・」みたいな否定の仕方をするタイプは、そもそも執筆者が会社経営者だったりすることが多いです。
会社経営者からしたら、授業員には馬車馬のように働いてもらった方が良いので、当然FIREに肯定的な意見は出なさそうです。

著名人は、自分がやりたいことでお金が稼げるタイプです。
基本的に「仕事=やりたいこと」になるため、特にFIREする必要がそもそもありません。
そのため、FIRE否定派になるのも分からなくはないですね。

FIRE後に何をするのか問題

FIRE後もやりたいことでお金が稼げればそれは何の問題もなさそうです。

FIREは達成難度がそもそも高いため、見逃されがちな問題があります。
それが、記事でも書いてありましたが、「FIREした後何をするのか?」という問題です。

FIREしたのであれば、毎日予定があるということも無くなるので何でも好きなことができます。
人に迷惑をかけたり、法に触れなければ何をしても良い、時間もいくらでもあるのでいくら時間をかけてやっても構わないという状態になります。

ですが、どれだけやりたいことであっても常にやっていると疲れるので、自然と何もしない時間も増えると思っています。

この何もしない時間ができた時に、「何か落ち着かない」とか、「不安になる」という人はそもそもFIREに向いていないと思います。

何もせず、ぼーっとしたり、意味も無く窓の外を眺めてみたりと言った「何もしない時間」を楽しめないタイプはFIREしたら大変そうです。
例えば、FIREしたら毎日旅行すると決めて、実際毎日旅行をしたとします。
暫くは楽しんで旅行すると思いますが、旅行にも飽きてくると家にいる時間が増えます。

ここで、何もしない時間ができた時どう思うか。
他にやりたいことが無いか、せわしなく探すのか、何もしていないことが不安になってまた社畜に戻るのか。

どちらにしてもFIREには向いていなさそうです。

かの有名な熊の人形も「何もしてないをしてるんだよ」と言っていましたが、折角FIREをして締め切りのない生活になったのなら、何もしないことを楽しめば良いと思います。

何もしないことを続けることが出来るのが、FIREした時の最大の利点だと思います。
何事かを成したいわゆる成功者には、この感覚は分からないのかなと思います。

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