闇が深いから独身男性の幸福度が低い。

食器を洗う 中年男性 雑記
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私は幸福だと思うけど、他の独身男性はそうでも無いらしい。

私も41歳になり、厄年満喫中です。
今のところ何の厄もなく平和に過ごしています。
既に40代ともなると色々安定してしまっているので、何か変えようとしない限りは早々厄など起きようもありません。

プライベートで大きな変化があるとすれば、結婚か転職くらいのものですが、40歳も過ぎると結婚しようかなという気分は無くなります。
20代くらいの時はまだ「結婚するかも。」と思っていた時期もありますが、それから10数年経つと最早そんな気も起きません。

晩婚化によって40代でも婚活しているという人はそれなりの数いるかもしれませんが、世の他の人々がどう思って動いているかについては、どうでも良い話です。
世の中の男女が婚活していようが、していまいが私には何の関係もありません。

一般的に言われている非正規でお金が無いから結婚できないんだという論調もありますが、私はお金はあるけど結婚する気はありません。
お金が無いと結婚できないけど、お金があったらあったで、不確定な博打要素の大きい結婚をわざわざする気分にならないというのも大きいです。

結婚はリタイアを目指す人には無理ゲー
学校を卒業すると時間の流れは加速する 学校を卒業して就職すると、日々の生活や仕事に追われる日々が始まります。就職して5年も経てば、社畜の生活にも大分慣れてきます。慣れた後、何となく日々の忙しさに追われて生活していると、時の流れはドンドン加速...

個人的な意見を言わせてもらえば、お金が無い男性ほど結婚して2馬力で生活した方がよいと思いますが、お金が無い男性は女性からはそもそも結婚対象の選択肢の中に入っていないようなので、上手くマッチングしないようです。

マッチングアプリや婚活のように、多くの選択肢から1つだけを選択するという形式にすると、選択肢が多すぎて逆に選べないというジャムの法則というものがあったと思いますが、男女ともに婚活が上手くいかないのは選択肢が多すぎるからでしょうね。

迷ったら3択が良いので、決めきれない人は3択にまで絞り込んでから選択する方式を取った方が良いと思います。
全部外れの可能性もそれなりに高いと思いますが、それは選択の結果というものなのでどうしようもありません。

結婚感については正直どうでも良いのですが、今日話そうと思っていた内容が未婚か、既婚かで大きく異なる話だったので、まず結婚から触れました。

今日は独身男性の幸福度についてお話しようと思います。

独身男性の幸福度が低いのは、お金の問題だけではない気がする。

それなりに有名で何故か良く分からない話に幸福度の男女差というものがあります。
女性は未婚、既婚に関わらず幸福度が高いにも関わらず、男性の場合だけ既婚の幸福度は高いけど、未婚だと幸福度が低いというアレです。

寿命に関しても独身男性だけ60代で、既婚男性と女性は平均寿命くらいまでは生きるという話を以前しています。

幸福度が低いと食生活も乱れるというジレンマから抜け出したい
1人は気楽なはずなのに男性だけ早死してしまう謎 よく女性は未婚より既婚の方が寿命が短い、男性は既婚より未婚の方が寿命が短いという話があります。さらに面白いことに女性は既婚でもパートナーが死別や離婚をした人の方が寿命が長くなり、男性はその逆で...

これについては、独身男性の食生活が茶色い食事になりがちなので、食の嗜好による部分が大きいのかなと考えられます。
食事以外でも、世を儚んで自殺する独身男性が多いから、平均寿命も独身男性だけ短くなるという可能性はありますので、幸福度と寿命が全くリンクしない話ではないと思います。

これも以前記事にしましたが、60歳以降は独居の方が生活満足度が高いという結果もあります。

人生の後半は1人の方が良い。
1人が最高なのか同居が酷いのか。 60歳~90歳の1人暮らしの生活満足度が、同居より高いという記事を見ました。 大阪・門真を拠点に活動する医師・辻川覚志氏(つじかわ耳鼻咽喉科院長)が、自身の診療所を訪れるなどした地域の60歳以上の男女106...

60歳以降までは生活満足度が何故か低くなるようなので、独身男性の幸福度の低さは60歳まで他人のことは気にせずに楽しく生きるという方法でしかクリアできないのかなという気がします。

結構悲観的になりましたが、そうなったのも「独身男性の幸福度は生涯にわたって低迷・・」という記事を見たからです。

独身男性の幸福度は生涯にわたって低迷…不安定な経済力は結婚以前の段階からハンデになるという現実 独身女性の幸福度は75歳を過ぎると既婚と同程度になるが
男女ともに未婚率が上昇している。彼らの幸福度はどのようになっているのか。拓殖大学准教授の佐藤一磨さんは「独身男性の幸福度は既婚男・女、独身男・女の中で最も低く、75歳で上昇しますが最後まで最も低いままです。一方独身女性の幸福度は老後に既婚女...

生涯にわたって低迷というのは言い過ぎな気がしますが、記事を見る限り何故か独身男性だけ女性や既婚男性に比べて幸福度が低いようです。
独身女性が3.77で独身男性が3.30なので未婚でも男女で大きな違いがあります。
しかも偶々独身男性の幸福度が低いわけでもなく、ずっと低いまま推移しているようです。

記事を見る限り、独身男性は不安定な雇用で給料が安いから幸福感が低いといった論調で語られています。
・・・独身女性って皆正規雇用で給料が高いんでしたっけ?と思い男女共同参画白書 令和4年版で調べてみましたが、女性の方が遥かに非正規の割合は高いです。

男女共同参画白書 令和4年度版から引用

雇用が不安定だから幸福度が低いといった論調になっていますが、女性の方が不安定なのに独身男性の方が幸福度が低いのは待遇的なものでは無い気がします。

独身男性の中でお金があって、それなりの収入だと既に結婚して既婚男性になり、お金が無くて収入が低いと未婚のままになるので、未婚男性には待遇の悪い環境で安月給な人が多くなりがちというだけかなという気がします。
身も蓋も無い言い方をすると、元々幸福度が高い男性は、既に結婚して幸福度の高い既婚男性になっていて、独身男性は幸福度が低い人ばかりが残っているということかもしれません。

独身女性は非正規の割合が高いにも関わらず、幸福度が既婚男性と比べてもそれ程低くないので、独身男性も結婚するとかしないとかは脇に置いておいて、雇用が不安定だろうが何だろうが普通に人生楽しめば幸福度が上がると思うんですが、何で独身男性の幸福度はそんなに低いんでしょうね。

独身女性も別にお金持ちっていう訳ではないので、お金に拘らずに普通に人生楽しめば独身女性くらいには幸福度が上がる気がしますが、何かが男性を幸福から遠ざけているんでしょうね。
お金や労働環境の問題だけではない気がします。

今回男女共同参画白書をちょっと見てみましたが、21世紀になっても未だに男性はこうだ、女性はこうだみないな先入観から書かれている内容が多いですね。
このジェンダーフリーから遠い闇の深さが、この国の独身男性の幸福度を下げている気がします。

押し付けがましいんでしょうね。
国の押し付けに付き合う必要は全くないと思うので、独身男性はサッサとリタイアして社会からある程度距離を取った方が、この国では幸福に生きられそうです。

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雑記
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コメント

  1. のんこ より:

    どうなんだろうな?
    実際はストレスなく楽しく暮らしていても、幸福とは暖かい家庭をもつことだという思いから今は不幸なんだと過小評価しているのかもしれんな。

    • nekonabe より:

      のんこさん、コメントありがとうございます。
      自分が楽しくても、それは幸福ではないという押し付けが強いんだと思います。

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