仕事始めはいつまで経っても慣れることが無い。
とうとう1月8日になってしまいました。
長かった休暇もとうとう最終日です。
明日から真の意味で2024年が始まります。
毎年、毎年長い休暇明けは絶望的な気分になります。
休暇明けというよりは最終日が絶望的な気分になります。
日が沈むと既に憂うつです。
休暇明けは諦めて出社するだけなので、あまり余計なことを考えずに惰性で会社に到着し、始まったら始まったで「無」になります。
以前、長い休暇明けについての記事を書いていますが、何年経っても慣れませんね。
新卒時は学生時代が近いので、学生時代からの落差がダメージになりますが、10年以上の経験を持った社畜は「会社に行く」という行為自体に憂うつを感じているような気がします。
特に職場に何かあるわけではありません。
起きるのがそもそもシンドイのもありますが、辿り着くまでが憂うつなのかもしれません。
人は楽な方に流れる生き物です。
何かリタイアできると思うと、このままゴロゴロ過ごした正月休みを永遠に延長したい誘惑にかられます。
以前、中国の寝そべり族、躺平(タンピン)について記事を書いたことがあります。
競争しない、頑張らない、欲張らない、ストレスのない生き方をするという正に日本で言うところのセミリタイア生活のような生活を指す言葉です。
アメリカはFIRE、日本はセミリタイア、中国は躺平(タンピン)と人は働きたくないのが基本的な欲求だということが良く分かります。
どんな文化圏でも労働は罰ゲームということですね。
人は怠惰な生き物なのでしょう。
FIREは先に苦労して後から楽をする活動
中国で流行った寝そべり族ですが、どうも最近はちょっと様子が変わってきたようです。
中国の就職難が日本の氷河期以上に厳しいのは周知の事実ですが、あまりに厳しすぎて、寝そべるのを止め始めているようです。
寝そべるほど諦めていないけど、頑張り過ぎないということで、中間の「45度」の生き方が流行りつつあるそうです。
45度の生き方って、流行るとか廃るとかそういった問題ではないような気がします。
そもそも大学卒業から老齢になるまでずっと働くということを考えれば、40年も50年もずっと100%で働き続けることなんてできるはずもありません。
必ずどこかで力を抜くことになります。
だからこそ、すべての社畜は皆45度の生き方をしていると言い換えることもできるでしょう。
それにしても、つい最近まで寝そべっていたのになぜ急に45度まで頑張ることにしたんでしょう。
以前、中国のこどおじ、こどおばの話をしましたが、親も脛をかじられ過ぎて家から放り出されたんでしょうか?
ニートがいつまでもニートができないように、人はどこかで苦労しないと後々楽ができないのかもしれませんね。
FIREも最初に苦労して資産を積み上げて、リタイア後はひたすら寝そべる生活をするので、何十年分の苦労を先にすると考えることができるのかもしれません。
コメント
おはようございます。はしQです。本年もよろしくお願いします。
当方も社畜生活継続中なので同感です。今日の朝がきつかったというより昨日の夕方がなんだか嫌になりました。年始の4日は電車もすいていて行けば何とかなるでしたし3連休もまたやってくるので、楽々乗り切れましたが。
当方いよいよ課税口座株の売却を始めましたので、気合を入れる必要がありますが、年始早々で株価下落してしまいまして気勢をそがれた感じです。
FIRE直前の先輩としていろいろ参考になりますので今後とも役立つ記事をお願いします。
はしQさん、コメントありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
変に11連休とかにするより6連休+3連休とかにした方が社会復帰は楽かもしれませんね。
休暇が長ければ長いほど絶望感が深くなります。
何もなければあと1年ちょっとで辞める予定ですので、お役に立てば幸いです。