人間は働きたくないのが基本です。

眠る猫 雑記
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タンピンとか麻雀みたいだな。

最近中国で社会的な競争を避けようとする「横たわり族」と呼ばれる20代、30代の若者が増えているというニュースを見ました。

時事ドットコム

彼ら彼女らは「躺平(タンピン)」と呼ばれ、中国語で「横たわる」という意味だそうです。
躺平(タンピン)の特徴として、結婚しない、子供を産まない、家や車を購入しない、生計維持のための最低限の仕事しかしないそうです。

低賃金や「996」(朝9時から夜9時まで、週6日勤務)とよばれる過酷な勤務などが社会問題化しているため、中国では若者の無言の反抗ではと捉えられているようです。

躺平(タンピン)とセミリタイア

この躺平(タンピン)、競争しない、頑張らない、欲張らない、ストレスのない生き方をするというのが基本です。
あれ?何かどっかで見たことのある特徴です。
セミリタイアしたい人に似ている気がします。

セミリタイアしたい人は出世について左程興味がありません。
あと何年かで仕事を辞めるのに会社内の出世とかマジでどうでもいいと思っている人が大半です。
出世して収入が増えれば、投資に回す額が増えるので歓迎するけどあえて馬車馬のように働こうという人は少ないと思います。
出世による部下の管理等、人間関係の問題も増えますし増える給料に見合わないことが大半です。

そのため、競争しない、頑張らないは当てはまると思います。
また、収入が増えても支出まで増えてしまっては意味がないので、支出は削り自分に必要最低限の支出で生活するようになります。
そのため欲張らないも当てはまると思います。

最後のストレスの無い生き方をするということも、セミリタイアの目的が生活における最大のストレスである仕事をしないことを基本にしている人が多いため、これも当てはまります。

つまり、セミリタイアを目指す日本人も「横たわり族」ということです。
日本もかつての高度経済成長期は週休1日で毎日遅くまで働き「24時間戦えますか?」とか言ってましたが、今の中国はそんな状況のようです。

日本では高度経済成長期に躺平(タンピン)のような考えはなかったと思います。
あの頃はインターネットが発達していなかったですし、新聞やメディアに取り上げられるほどの広がりはなかったと思いますが、実は隠れ躺平(タンピン)が一杯いたのでしょうか。

現在の中国は過去の日本のように毎年経済成長し続けていますし、給与もどんどん上昇しています。

2020年都市部平均年収6.1%増=中国_中国国際放送局
中国国家統計局が19日に発表したデータによりますと、2020年の都市部就労者の平均年収は7万9854元(日本円で約135万円)となり、前の年の同じ時期ろ比べて6.1%増加したということです。 今回の統計は、年間売上高が2000万元以上の工

確認してみたところ、2020年の都市部就労者の平均年収は7万9854元(日本円で約135万円)で、前の年の同じ時期ろ比べて6.1%増加だったようです。
中国は経済発展に伴ってずっと右肩上がりの給料なので、20年以上給料が上がらない日本に比べれば大分マシな気がします。

単純に競争し過ぎで疲れたのか、働き過ぎて疲れたのか、働かなくても給料が上がることに気付いたのかはわかりませんが、中国共産党はこの躺平(タンピン)については否定的で、「光明日報」の記事では、一部の若者の生活態度が非常に消極的で、社会や経済の発展に多くの弊害を及ぼすと考えられることから、これを警戒すべきと主張しており、新華社も同様のスタンスの記事を報道しています。

まさか働きたくない人間を無理矢理働かせたり、職場から逃がさなかったりということは出来ないと思いますが、人権を軽めに見ている国なのでどんな対策を打ってくるのか分からないところが不気味です。
中国でセミリタイアするのは国外脱出可能な一部の富裕層以外は難しいのかもしれません。

セミリタイアしても誰にも文句は言われないので、こういう時は日本人で良かったと思います。
私ももう少しでセミリタイア可能なので、セミリタイアまで競争しない、頑張らない、欲張らない、横たわり族で生活していこうと思います。

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