FIREの予行練習期間で、身も蓋もない話を見る。

愕然とする白黒の猫さん セミリタイア
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今年もFIRE生活の予行練習期間が始まりました。

2023年も仕事納めを迎えて休暇に入りました。
12連休の同僚を横目に、今年の年末年始は11連休です。

これで暫くは社畜生活から解放されることになります。
毎年、年末年始の休暇に入る前は、リタイア生活の予行練習だと思って気合を入れるんですが、休暇が終わった時にはスッカリ昼夜逆転しているので、社畜生活への復帰が毎年大変です。

ポプテピピック 1巻 106ページから引用

最近は、毎月行う資産の棚卸で実感する資産額の増加で感じる幸福感と、サッサとFIREして働かない暮らしを得たい誘惑との戦いが続いています。

異動が無ければ、2025年になったら辞めようかなと思っているので、あと約2年ですね。

2023年の資産推移はこのまま大納会を大過なく過ごせれば、11勝1敗です。
殆ど一方的に上昇するだけだったので、2025年もこんな状態だったら、辞める踏ん切りがつくか自分でも疑問に思っています。

Retire Earlyするために資産を作っていたはずですが、資産を作ること自体が幸福になり、目的になってきた感があります。

今日はそんなお金と幸福についてお話しようと思います。

人生の幸福は「貯金額」決まる?

人生における幸福とは?と哲学的なテーマで考えると別の結論が出るのかもしれませんが、資本主義社会における幸福はお金が密接に結びついています。

お金を払うことであらゆるサービスを享受することができるのが、資本主義社会の良い所でもあり、悪い所でもあります。
そのため幸福について語る際は、どんな綺麗事を言おうとも、お金が出てくることは避けられません。

そんな結論をアッサリと答えような記事にたどり着きました。

人生の幸福度は「貯金の額」で決まる。と言う記事です。
もう身も蓋もないです。

人生の幸福度は「貯金の額」で決まる。その納得の理由
人生の幸福度は「貯金の額」で決まる⁉ 世界的ベストセラー『サイコロジー・オブ・マネー』の内容をマンガで紹介します。

幸福は金で買えるというわけです。
もちろんお金自体はただの紙屑でしかありませんし、銀行口座に入っているとただの数字でしかありません。

お金が幸福につながるのは、何物にも使えるその自由度の高さです。
持っている額によって、できることが変わります。

財布に100円しか入っていない人はお菓子くらいしか買えませんが、財布に100万円入っている人なら星5つのホテルに泊まることもできますし、好きな物を食べることもできるでしょう。

100万円程度では無理ゲーですが、その50倍・・・
5,000万円くらいあれば一生働かなくても生活することすら可能になります。

銀さんは野望を抱く男にとって人生を買える金だと言っていますが、別に野望を抱いていなくても配当金で細々生きることもできます。

銀と金 1巻 3話から引用

どちらにしても、まさに人生を買える金ってわけです。
ただ、5,000万円を入手に至る手段によっては、ただのあぶく銭になる可能性も高いです。

宝くじや、相続で一瞬で手に入れてしまった5,000万円では人生は買えません。
ちょこちょこ使ってしまって、気付いたら無くなっているという展開が関の山です。

使い方が分かっていないと、5,000万円だろが5億円だろうが人生は買えないでしょう。
額だけではなく、5,000万円を作るまでの過程も重要ということです。

お金はあればあるほど幸福度が上がるらしいが、止め時がないと不幸
幸せはお金で買える?買えない? 「幸せはお金で買える、7000万円までならあればあるほどいい」という記事を見ました。 幸せはお金で買えるとか言い出すと、お金が無い人に限って「そんなことは無い」と根拠の無い話をし始めるイメージがあります。少し...

以前も記事にしましたが、一定額以上のお金を持っていると不要にお金を欲しくなるので、持ちすぎていると不幸になるかもしれません。

私の実体験になりますが、Financial Independenceを達成後もまだ働いていると、特に目的もなく何となくお金を集めている感覚になります。

資産額が増えることに幸せを感じるという状態です。
これはあまり良いことはではありません。
お金自体が幸福ではないことが分かっていても、数字が増えることに幸福感を感じてしまっているからです。

リタイア後は配当金で生活すると言っても、取り崩し生活になることも確かですので、早めに辞め時を決めておかないと、取り崩し生活のFIRE後の生活が苦痛に満ちた生活になりかねません。

何事も程々が良いのかもしれませんね。

お金は人生のコントローラになり得るか。

この記事で書いてある内容では、幸福感を感じるには自分の人生を自分でコントールしている感覚が必要だと書いています。

そして、お金は自分の時間をコントロールできるようにしてくれるというわけです。

お金が無いと自分の時間をコントロールできません。
何故ならお金が無いと、お金を求めて働く必要があるからです。
つまり社畜化が進むというわけです。
お金のために働き、ストレスで出費が増えて、またお金のために働くといった負のスパイラルに陥ることになります。

社畜化が進むと、自分の時間をコントールするどころではありません。
とにかく長時間働いて、残業代を稼ぐ必要があるといった状況になります。

これはまだ社畜の身である私でも分かります。
FIREの目的こそ、この状況から抜け出して、自分の人生を自分でコントロールすることと言っても良いです。

好きな時に、好きな人と好きなことをする。
もしくは気分が乗らないなら、何もしないでも良いということです。

自分の判断で「やる」か「やらないか」を判断して、好きにすることができる状態
ここで言う幸福の正体に近づくための活動が、FIREということですね。

私はFIREという目的には近づいていますが、お金を稼ぐこと自体が目的になってしまっていて本末転倒な気がします。

何か切欠があれば、アッサリFIREできそうですが何事も無いとこのまま時が過ぎ去りそうなのが、怖いところです。

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