【2023年2月20日週ドル円相場予想】強ければ良いってもんじゃないわ。

怒る がに股 FX
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想定どおりだけど、思っていたより強いとそれはそれで入り辛い

先週は131円を基準に買い継続の方針としていました。

【2023年2月13日週ドル円相場予想】副総裁が絶対ヤダって言うところにこの国のヤバさを感じる。
日銀の人事に振り回された1週間でした。 2月6日週は基本買い方針として、紫の平行チャネルに対して上抜けるか、下抜けるかを見て行こうと思っていました。 そう思っていたんですが・・相場が始まる前の月曜日の深夜に、日経新聞で次の日銀総裁は雨宮副総...

131円を基準にしましたが、まったく落ちずに想定以上に強い動きが続いてしまったので、殆ど見ているだけの展開でした。

ドル円(USD/JPY)1時間足チャート(Trading Viewから作成)

消費者物価指数の結果を見てから試しに買いで入り、翌日の小売売上高の発表まで買いで持っていましたが、50pipsも取れずといった感じでした。

想定以上に強すぎるのも入り辛いという痛し痒しな展開の1週間でした。

2月13日週の株価の動きについて振り返りと、2月20日週の日米相場予想

日経平均株価の動きについて

2月13日週の日経平均株価は始値27,550円、終値は27,506円のマイナス43円で取引を終えています。0.16%で2週連続の微減です。

日経225 1時間足チャート(TradingViewから作成)

先週はあまり動きは無いだろうと考え、27,000円から28,000円のレンジを想定していました。
安値27,226円から高値27,727円の500円程度のごく狭いレンジでの動きになりました。

2月20日週の日本の経済指標は世界的には注目されていないでしょうが、24日に消費者物価指数の発表があります。4%をどれくらい上回ってくるかというのが注目点になります。
結果によって株価や為替が動くとは思いませんが、あんまり高すぎると生活感の方で地味にダメージを受けそうです。

2月13日週の経済指標で注目していた2月14日のGDPは前期比0.2%、年率で0.6%というしょぼい結果でした。
株価や為替にもさしたる動きが無かったので、日本の影響力の無さを再確認する結果になりましたね。

インジケーターはMACDは下落傾向、RSIとストキャスティクスは横ばい傾向です。
MACDとストキャスティクスはデッドクロスを伴っています。
特にMACDがデッドクロスしているので、2月20日週は軟調そうです。

2月20日週は26,500円から28,000円のレンジを見ておこうと思います。

NYダウ平均株価の動きについて

2月13日週のNYダウ平均株価は始値33,887ドル、終値33,826ドルのマイナス60ドルで取引を終えています。0.18%の下落です。

NYダウ平均株価1時間チャート(Trading Viewから作成)

先週は33,000ドルから34,000ドルのレンジを予想していました。
インジケーターから軟調気味の推移になると想定していましたが、14日に34,331ドルを付けた後はじり安の展開で結局また33,000ドルから34,000ドルのレンジに内に戻ってくる展開になりました。
高値を付けたところは、ちょうど消費者物価指数が発表されて予想より前年比プラス0.2%だった場面です。

消費者物価指数以外の注目していた経済指標の結果は、2月15日のイギリスの消費者物価指数は10.1%、アメリカの小売売上高はプラス3.0%、2月16日のアメリカのフィラデルフィア連銀景況指数はマイナス24.3でした。
フィラデルフィア連銀景況指数が予想より悪かったので、発表後株価も下げていますが、1月下旬から続く33,500ドルから34,300ドルのレンジ内での動きで収まりました。

ゴルディロックス相場になってきたのかもしれません。
何か大きな材料が無いと大きく動かなくなってきたのかもしれませんね。

インジケーターはMACD、RSI、ストキャスティクスすべて下落傾向です。
MACDもデッドクロスしているので、来週は軟調な展開になりそうです。

2月20日週の主な経済指標はすべてアメリカです。
2月21日の各種PMI、22日の中古住宅販売件数、23日のFOMC議事録、実質GDPをチェックしていくことにします。

あまり大きなニュースにはならなさそうなので、インジケーターどおり軟調な展開を想定しておきます。
33,300ドルから34,300ドルのレンジを見ておこうと思います。

ドル円(USD/JPY)の2023年2月20日週の取引方針について

アメリカ10年国債利回りは週初3.74%、週末は3.82%でした。
最も高かったのが17日17時台の3.92%、最も低かったのが14日22時台の3.62%です。

アメリカ10年国債利回り1時間足チャート(Trading Viewから作成)

底打ち感を確認してからは、一転して上昇傾向です。
17日に一時4%近くまで上昇してきたので、ようやく4%に引いた紫の水平線が見えてきました。

ドルインデックスは週初103.57、週末103.88でした。
2月17日の21時台に、2022年5月の上限である104.73に迫る104.66まで上昇する場面がありましたが、キッチリ跳ね返されて引けています。
やはり104.73は固いようです。

ドルインデックス1時間足チャート(Trading Viewから作成)

先週から継続して、アメリカ10年国債利回り、ドルインデックス共に上昇傾向です。
両指標の上昇傾向はまだ続きそうなので、2月20日週も引き続き円安傾向が続きそうです。

ドル円(USD/JPY)日足チャート(Trading Viewから作成)

インジケーターはMACDとRSIは上昇傾向、ストキャスティクスはデッドクロスを伴い下落が始まっています。
MACDを見る限りまだ円安は続きそうです。
ストキャスティクスが買いすぎラインに到達後に下落し始めているのが気になります。

134.5円が2022年12月と23年1月の天井として機能しているので、ここで跳ね返されるかどうかを確認しつつ、上抜けるようなら買い継続という方針になりそうです。

基本的に買い方針にします。
133円台前半では買い、134.5円を明確に上抜ければ追撃買い、134.5円から下落するようなら売りで入るか検討しようと思います。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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