FIRE卒業の原因となりそうな要素をおかずに飯を食う

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FIRE卒業という用語で誤魔化しているが、実態はFIRE失敗

FIRE卒業という言葉が、昨日からバズってます。
卒業?卒業じゃなくて普通に資金が尽きたから再就職しますってだけな気がしますが、次のステージに移ります的な表現を使うのは何なんでしょうか?

まだ辞めたくないけど、年齢とかの問題で強制的に卒業させられてしまったアイドルのようなものでしょうか。
自分はまだFIREしていたいけど、資産状況が現状の維持を許さないという状況を「卒業」というのは中々不思議なものです。
経済的自立が維持できなくなったので、早期退職も維持できなくなったというだけでしょう。

恐らくレバナス全力とか、仮想通貨に全ツッパといった無茶なポートフォリオをしていた人たちが2022年の相場でアッサリ含み損に転落して「働かざるを得ない」状況に陥っただけな気がします。

FIRE失敗の原因になりそうな相場を見てみる。その1

私は投資していないので、最近殆ど見ていませんがビットコインのチャートでも見てみます。

ビットコイン/ドル週足チャート(Trading Viewから作成)

2022年1月初週の始値が47,290ドル、11月4日時点で20,500ドル近辺をウロウロしているような状況です。ほぼ半値、約57%のマイナスです。

2万ドルから下げ止まった感はありますが、今の2万ドルも何か根拠や裏付けがあっての価値ではないので、あっさり割り込む可能性も大きいです。
一時は6万ドル近くあったので、割安感もありますが高い安いの根拠になる情報が無いので、私は変わらず手を出す予定はありません。

楽天が面白いサービスを始めたのでやってみる。
ノーリスクで遊べるサービス 昨日投稿したどこか胡散臭い暗号資産のサービスはとりあえず見守ることにしましたが、同じ暗号資産関連で3月18日に楽天から面白いサービスが開始されたので、ちょっとやってみようと思います。 サービスとしては、楽天ポイン...

ビットコインのチャートを見ていて思い出しましたが、楽天ポイントでポイントビットコインの運用をしていたのを思い出しました。

楽天ポイントビットコイン画面から引用

サービス開始当初に、余っていた400ポイントを投入してそこから完全に放置していましたが、11月4日時点で189ポイント・・キッチリ半分以下に減少しています。

現金じゃなくて良かった以外の感想が浮かばない状況ですね。
リタイア資金を全力で投入していたら、FIREを諦めて働き始めてもおかしくありません。

FIRE失敗の原因になりそうな相場を見てみる。その2

ビットコイン以外で2022年に暴落したFIRE民が買っていそうな銘柄だとレバナスでしょうか。
とりあえずGAFAM買っておけば勝てると考えて、それならレバレッジ付のETF買えばエエやんと流行った奴ですね。

NASDAQ100の3倍ブル(買い)の銘柄であるEDCを見てみます。

EDC週足チャート(Trading Viewから作成)

2022年時の初値が74.83ドル、11月4日現在22.70ドルです。
こちらもマイナス69.66%の下落とほぼ7割減ですね。

若者のFIREに対する煽り記事を見たが、損するから教えてやれよと思う。
若者のFIREに対する煽り記事を見る。 若者のアーリーリタイアに対する煽り記事を見て思ったことを書いていこうと思います。見た記事は「FIREを夢見るレバナス民が虫の息。最低限の資産「6250万円」に届かぬ若者たちがレバレッジをかけて人生滑落...

私は以前レバナス買うなら、積立んなという話をしましたが、積立した人が多かったんでしょうか。丁度暴落が始まった辺りで記事を書いたので、止めていれば助かったかもしれませんが、続けていた人はナンピン地獄でしょうね。

いくら買い増しても含み損が増えていく・・
ちなみにNASDAQ100指数の2022年年初からの騰落率はマイナス34%程なので、やはりレバナス買ってホールドし続けるのは危険というのが良く分かります。

こちらはレバナスじゃなければ、助かっていたかもという気がします。
3割くらいの下落であれば、資産ポートフォリオをある程度分散していれば致命傷とはならなかったでしょう。

レバナスで暴落に拍車がかかって、あっという間に退場に追い込まれたという感じだったんでしょうね。

若い人はFIRE失敗でもやり直す時間はある。

FIRE卒業は、Twitterのトレンドで上がってきたので、大多数は若い人達でしょう。
そう考えると、FIREして無職だった期間が短かったのは幸せかもしれません。

最近は、会社を辞めても、それなりに評価が高かった人材は出戻りOKのアルムナイ制度があったりします。
そういった制度がある会社であれば、FIRE失敗したと思っても、アルムナイ制度で何事も無かったように復職できるので傷は浅そうです。

私の会社にも別会社に転職して、「思ってた感じと違った」と出戻ってきた人がいましたが、FIREした後でも数年以内なら出戻り可能な制度があれば、FIREもし易そうです。

・・・私は嫌ですけどね。

若い人は一度FIREを失敗しても、再度種銭を貯めて資産を積み上げれば、また10年数年後にFIREできる可能性があります。

一度、仕事をしない幸せを味わってしまった後に、社畜の仕事に身が入るかは分かりませんが、出世して給与額が上がった方が、投資の種銭も増えるので、出戻っても収入が上がるように努力は続けるべきでしょう。

オッサン、オバサンは1度FIRE失敗すると厳しい

若い人はやり直す時間がありますが、オッサン、オバサンは失敗するとリカバリーが効きません。
何しろ、40代、50代でFIRE失敗した後、再就職ということになると再就職は厳しいでしょう。

FIREして無職だった期間が数年なら、アルムナイ制度があれば復帰できる可能性がありますが、ある程度の年齢になってからFIREした場合、それなりに大きな資産を準備してFIREした場合が多いでしょう。

若い人達のように精々数百万から一千万円台でリタイアした場合と異なって、資産が大きい分、長期間無職だった可能性が高いです。
そうなると、アルムナイ制度も使えず、無職の職歴に何年も空白のある40代、50代が再就職のために就職活動することになります。

考えるだけで恐ろしいですが、再就職はかなり苦戦するでしょうね。
再就職できたとしても低賃金になるでしょうから、再度FIREを目指しても資産ができた頃には普通に定年年齢に達していそうです。

オッサン、オバサンは「FIRE卒業しました。」なんてことになったら、そのまま70歳まで働くなんてことになりかねないので、一度FIREしたら二度と働かなくても良いように、キッチリ計画したいものです。

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