上場廃止を回避できるか。
3月30日のニュースで、経営再建中のオンキヨーホームエンターテイメントが債権の株式化で債務21億円を圧縮したという発表がありました。
https://this.kiji.is/749595410886361088
IRだと「第三者割当によるC種種類株式の発行(現物出資(デット・エクイティ・スワップ))等に関するお知らせ」で出ています。
確かに21億払い込みされたようです。
昔ONKYOのミニコンポを使っていたことがあります。
アンプとか、イヤホンとかカーオーディオとかAV機器を作っている会社です。
品質は良かったので比較的人気があったメーカーだと思いますが、今や上場廃止の瀬戸際とは。
2020年12月時点で30億円の債務超過で、21年3月期の業績予想は未開示な状況です。
株価は3月30日の終値で17円です。
30億円の債務超過がどうにかできないと明日(31日)で上場廃止かもしれない銘柄なので、投資云々ではなく投機になりますが、このニュースでもしかしたら上場廃止が回避できる可能性が出てきました。
家庭向けのAV製品を作っているので、コロナ禍で需要はありそうですが減収減益です。
業績もとても買いに行くような状況ではありません。
確実に上場廃止なら誰も買いませんが、上場廃止を回避できるかもしれないというのが博打要素です。
買うとしたら、上場廃止を回避した後の上昇を狙う山師的な買い方になります。
正直業績もボロボロなので、上場廃止が回避されたところでどれだけ反発があるか怪しい感じです。
明日は上場廃止の回避に賭ける山師が漁りに来て、急上昇と暴落を繰り返しそうなので、観察してみると面白いかもしれません。
山師の方は買ってみては?
今なら1単元1700円なので当たれば美味しいかもしれません。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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