聞いたことの無い物が出てくるとワクワクするなぁ

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取引する通貨ペアは3つまでにしろって良く言うけど・・

私はFXを始めてもう10年以上は経つんですが、よくFXで言われる言葉で「取引する通貨ペアは3つまでにしろ。」という言葉があります。

FXをしたことがある人なら分かると思いますが、FX会社で取引できる通貨ペアはいっぱいあります。
私が主に取引しているSBI FXトレードだと34種類の通貨ペアが取引できます。
これだけあると、自分が取引する通貨ペアを探すのは一苦労です。

色々見たことがない通貨、例えばスウェーデンクローナとか、ノルウェークローネみたいなドマイナーな通過も取引できますし、アメリカドルやユーロ、人民元も取引できます。

これだけ色々な通貨があると、浮気したくなるのも分かります。
ただ、物珍しさで良く分からない通過ペアを買いに行くと大抵爆死します。
良くFX素人が爆死するのが、イギリスポンドと円の通貨ペアですね。
値動きが荒いので、与信管理が甘い素人が良くロスカットされます。
あまり情報も多くないですし、イギリスで生活したことがあるという人以外わざわざ取引しない方が良い通貨ペアですね。

そもそもFXで取引する際に、3つも取引する通貨ペアを探す必要はありません。
最初は1つの通貨ペアで良いです。
複数の通貨ペアで取引するのは、自分がメインで取引している通貨ペアの動きが読めない時や、エントリーポイントでない時に別の通貨ペアで取引するためであり、必ずしも必要な訳ではありません。

実際私も良く分からんという時や、連敗した時はサッサとその週の取引は諦めて休みますからね。

別の通貨ペアで取引しに行って、更に負けるなんてこともザラにあります。

基本はメジャー通貨を選択しておくのが王道

FXの取引する通貨ペアを決める際は、通常メジャー通貨から選びます。
アメリカドル、ユーロ、日本円、イギリスポンド、スイスフラン、オーストラリアドル、カナダドルです。
マイナー通貨にブラジルレアル、人民元、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソ等があります。

日本で良く取引されるのはアメリカドルと日本円、アメリカドルとユーロ辺りです。
スワップ狙いで、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソと日本円の通貨ペアなんかも人気です。

私が主に取引している通貨ペアはUSD/JPYです。
これはアメリカドルと日本円の通貨ペアで、どちらもメジャー通貨、片や自分が住んでいる国の通貨なので、情報が集めやすいです。

アメリカドルも他国に比べれば情報量が遥かに多いため、テクニカルオンリーでFX取引している人以外は、まず第1候補の通貨ペアです。

正直最初は全員USD/JPYで良いと思います。
よっぽどドル円で勝てない人以外はドル円を選択するべきです。
ただでさえ値動きが読めない為替に、いつどんなニュースが出てくるのか分からない良く分からない国の通貨なんて取引していられません。

もうギャンブルと変わりません。
特に良く知らない国で起きた大ニュースで大きく為替が動くと、不意打ち気味にロスカットされる可能性が高いです。

円とドルなら何が起きたか大体把握できますが、マイナー通貨だとニュースにもならないので、いきなりロスカットされます。

そんなFXに新たな珍獣が3つも登場

急にFXの通貨ペアの話を始めたのは、以下のニュースを見たからです。
25年1月にFX取引で8年ぶりの新通貨ペア上場というニュースです。

東京金融取引所、FX取引で8年ぶりの新通貨ペア上場 25年1月に - 日本経済新聞
東京金融取引所(TFX)は2025年1月、外国為替証拠金(FX)取引の新しい通貨ペアを3種類上場する。金利が高い国や中国の通貨が対象で、ハンガリーのフォリントと円の取引などが加わる。新通貨ペアの取り扱いは8年ぶり。金利差で収益を得たい顧客の...

上場するのは対円の通貨ペアで、ペアになる通貨がハンガリーのフォリント、チェコのコルナ、中国の人民元だそうです。

人民元以外、全く聞いたことも無い通貨ですね。
フォリントとかコルナなんて40年以上生きてきて1回も聞いたことありません。

4%以上の高金利通貨のようですが、これ買うならメキシコペソの方が金利も高いし安定していそうです。

今後取引の可能性が全くのゼロという訳でもないので、少し調べてみました。
ハンガリーフォリント円が1フォリント0.4円程度です。
ルーブルより安いです。
1通貨1円以下の外貨って珍しいですね。

ハンガリーフォリント円(HUFJPY)1週間足チャート(Trading Viewから作成)

大体、アメリカドル円と同じような動きをしていますね。
偶に逆に動いているので、それがちょっと怖いです。

チェココルナ円は1コルナ6.5円程度です。

チェココルナ円(CZKJPY)1週間足チャート(Trading Viewから作成)

ハンガリーフォリントに比べれば取引しやすそうな通貨ぺアです。
こちらもドル円に相関がありそうですが、ドル円より動きは大人しいですね。
右肩上がりなのでスプレッドが大きすぎなければ、スワップ狙いで持っていても良いかもしれません。

最後に中国元と円です。
1元20円くらいです。
元については既に取引可能なFX会社も多いですね。
ちなみに、私は取引したことはありません。

中国元円(CNHJPY)1週間足チャート(Trading Viewから作成)

元は市場の需給に任せて自由に決まる完全な変動相場制ではないので、あまり食指が動かない通貨です。

管理されていることもあって比較的動きは安定しています。
どの通貨も対円の通貨ペアなので、円安傾向で推移しています。

FX会社がチェコとハンガリーの通貨ペアに対応したら、ちょっと遊んでみたいです。
取引通貨ペアは3つまではどうしたと言われそうですが、私は今ドル円とペソ円しか触っていないので、1個余ってます。

チェコとハンガリーは証拠金が殆ど要らないので、取引しやすそうなら試してみたいですね。

全然、何が起きるのか分からないし、ニュースも無いでしょうからテクニカルだけで取引することになるでしょうけど、積立で買っていってスワップを貰いつつ、平均約定価格がプラスになったら決済するという取引なら安定するかもしれません。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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