新NISAが始まって早くも10カ月が経過しました
今週末に衆議院選挙がありますが、普段は碌なことをしない政治家たちが決めた珍しくまともな制度が新NISA制度です。
謎の陰謀論を唱える人もいますが、私は非課税制度なのに後から税金取るとは今のところはないと考えています。
どんな制度だったとしても、今後10年、20年後に財源不足を理由になりふり構わず、お金を抜いていく可能性はありますが、今のところは「貯蓄から投資」の金看板があるので、投資を優遇する制度に課税されることはないでしょう。
もし、今後あるとしたら金融所得に課税するんじゃなくて、一般所得として課税して控除を入れるとか企みそうですね。
まぁ今のところは非課税制度を謳っているので、一応非課税だと思って投資していますし、今後も非課税だと希望的観測を抱いています。
2024年から始まった新NISAですが、早くも10カ月経過したので、今日は新NISAの状況について確認しようと思います。
おっさんの新NISAの積立設定と、取り崩しの話
新NISAについては制度が決まってから、早々に投資することは決めていましたが何に投資するかは、2023年の終わりの終わりまで決めていませんでした。
私は月30万円の投資をして、5年かけて1,800万円の生涯投資枠を埋める方針にすることを決めています。
毎月30万円の投資金額のうち、21万円はeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)に、残りの9万円はeMAXIS Slim 先進国債券インデックスに投資することにしており、10日と20日の五十日に分散して投資する設定にしています。
早々に生涯投資枠の1,800万円を埋めることにしたのは、単純に複利効果を最大限享受するためです。早めに埋めた方が有利だからですね。
私の皮算用では5年で1,800万円埋めておけば、70歳からの取り崩しで十分生活できると思っています。
取り崩しを始める70歳には、大体4,000万円~5,000万円くらいまで増えている想定です。
自分はノーリスクで無理矢理取っていく税金が掛からないので、この4,000万円~5,000万円は丸々使えることになります。
70歳でこれだけあれば、まぁ逃げ切り可能だろうということで、私はFIREから70歳までは新NISA以外の口座からの取り崩し、70歳以降は新NISA口座からの取り崩しを予定しています。
70歳まで温めるつもりの新NISAは10カ月でどうなった?
そんな訳で積立が終わっても、20年以上放置するつもりの新NISAですが、10回投資して今どうなったんでしょう?
新NISA損切り民のように相場内容で右往左往する気は一切ありませんが、結果は見ておきたいです。
そんなわけで積立設定から10カ月経ったので、始めて見てみました。
月30万円を10回、つまり300万円がどうなったかという結果です。
10カ月投資した結果として、300万円は3,207,560円まで増えました。
6.9%増です。
債券が無ければもっと取れていたでしょうが、そもそも債券を入れているのはポートフォリオのリスクを低減するためなので、全体で6.9%も取れていれば十分です。
そんな訳で新NISAへの投資から10カ月経った結果、6.9%資産が増えたという結果になりました。
取り崩し予定の70歳時点で6.9%も取れていれば大成功ですが、さて28年後はどうなってますかね?
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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