予想通りだったのに上手く乗れなかった1週間
先週は介入があってもなくても買い一本の方針でした。
売り豚皆殺しにしそうな相場で、想定どおり155円近くまで上昇しました。
想定どおりの上昇相場だったんですが、いまいち乗れない展開でした。
月曜日に急上昇しましたが、それに上手く乗れなかったのが敗因ですね。
取引は15日の小売売上高発表後に買い、翌日の鉱工業生産指数と設備稼働率の発表前に決済しました。(青丸部分)
もう1つは16日の鉱工業生産指数と設備稼働率の発表後に買い、18日のフィラデルフィア連銀景況指数と中古住宅販売件数の発表前に損切りしています。(橙丸部分)
金曜に介入の脅しがあったので買いポジ取ろうって気にはなりませんでした。
プラスマイナスではプラスでしたが、月曜明けに買っておいても良かったですね。
2024年4月15日週の利回りとドル需要について
4月15日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.52%、週末4.62%でした。
最も高かったのが4月16日22時台の4.69%、最も低かったのが4月19日11時台の4.49%です。
先週は横ばいからやや上昇程度の上昇を想定していました。
チャートを見る限りは上昇しそうでしたが、4.65%辺りが天井と見ていたのでチャートよりは上昇しない想定として見ていました。
大体想定どおりの動きで4.62%を天井に4.5%から4.6%の間でやや上昇傾向で推移しました。
MACDは上昇傾向、RSIとストキャスティクスは下落傾向、水曜日以降は横ばいでの推移です。チャートを見る限りは上昇しそうです。
ただ株価は軟調傾向から一旦底打ちした感がありますので、来週も天井は4.65%辺りを想定して横ばいからやや上昇程度を見ておこうと思います。
日本国債10年物の利回りは週初0.84%、週末0.84%でした。
先週は横ばいからやや上昇傾向を見ていたので、大体想定どおりの動きです。
MACDは上昇傾向、木曜日から週末にかけて少し垂れてきています。
RSIとストキャスティクスは水曜日まで横ばい、木曜以降は下落傾向に転じています。
日銀は利上げの可能性について言及していますが、この話ぶりだとまず暫く利上げは無さそうです。
というより、早々利上げなんてできないでしょう。
日本に関しては来週以降も情勢に変化はないと見ていますので、横ばいからやや下落の動きを想定しておこうと思います。
4月15日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初106.01で、週末106.11でした。
最も高かったのが4月17日2時台の106.51、最も低かったのが4月18日15時台の105.74です。
先週は上昇傾向を想定していましたが、思ったより大人しい動きでした。
株価が軟調だった割にはドルインデックスは大人しい動きです。
これまでだと株価と反比例してドルインデックスは上昇していましたが、ほぼ横ばいの動きでした。
MACDは上昇傾向、RSIは火曜日まで上昇傾向水曜日以降は下落傾向です。
ストキャスティクスは下落傾向です。
MACDは上昇傾向ですが、先週より上昇の傾きが緩やかになっています。
チャート的には横ばいからやや上昇傾向を想定しておこうと思います。
VIXは上昇傾向です。
週初16.94、週末18.70となり、19日16時台に一時21.36まで上昇して18台で引けています。
金曜日にVIXがとうとう20を超えました。
直近の高値は2023年10月に着けた23.08ですが、それに迫る上昇ぶりです。
23を付けた当時は、ちょうど株価が32,000ドル台のボトムを付けて、そこから2024年3月まで続く上昇が始まった起点となっています。
恐怖指数もジリジリ上昇してきて株価も軟調気味に推移しています。
先週は株価は弱い動きになると見ていましたが、想定よりは株価は下がりませんでした。
NYダウは週初38,075ドル、週末37,986ドルのプラス3ドル、プラス0.01%でようやく下げ止まった感が出てきました。
MACDも下落傾向が続いてきましたが、今週はようやく平行気味な動きになってきています。
来週のドルインデックスは横ばいからやや上昇傾向を想定しているため、いまいち期待薄ですが、チャート通りなら株価も横ばいからやや下落といった形になると思われます。
2024年4月22日週のドル円取引について
4月22日週の10年物金利、ドルインデックス共に横ばいから弱い上昇傾向になる前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、4月23日の23時00分にPMI、新築住宅販売件数4月24日の21時30分に耐久財受注、4月25日の21時30分に実質GDPと個人消費、23時に中古住宅販売成約指数、4月26日に日銀政策金利、21時30分にPCEデフレータとPCEコアデフレータの発表があります。
来週注目なのは23日のPMIと26日の日銀政策金利でしょうね。
特に26日の政策金利は重要です。
まず上げないと思いますが、警戒はしておいた方が良いでしょうね。
151円から152円のレンジから離れ、再度上昇傾向となってきたため新たに青の平行チャネルを引き直しました。
直近高値を結ぶ平行チャネルです。
もう1か所程度結ぶ点が欲しい所ですが、とりあえず指標として作成しました。
中東で問題が色々ありましたが、円は既に安全資産でもないので、有事が起きても円が買われません。有事の円高も遠いお話です。
どちらかと言えば有事にドルが買われます。
ゴタゴタが続けば円安傾向になるでしょうね。
MACDは緩やかな上昇傾向、RSIは下落傾向から木曜日以降は横ばいの推移です。
ストキャスティクスは週を通じて横ばい傾向です。
週足のMACDは上昇傾向を続けています。
ただ想定どおりスルスルと上がってきましたが、そろそろ何らか手を打ってきてもおかしくない水準になってきました。
日銀単独の介入だとただの買い場にしかなりませんが、協調介入となると下手に買いで持っていると不味いです。
ですが、買いが基本方針になっていることは変わりません。
とりあえず、先週154.78円まで上昇しているので、155円台の介入は警戒したいところです。
介入を警戒しつつ買い方針継続です。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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