無宗教な日本で流行る謎のカルト宗教の洗脳は弱い

教祖を囲み祈る信者 カラー 雑記
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日本は無宗教と言われるが、謎の宗教の信者は多い

社畜を長年続けていると、一種の宗教のような考え方を強制されがちです。

朝は始業の30分前くらいに到着しておいて、始業時間には準備万端整えておけ」と言った教義を若手時代に刷り込まれて、それを長年続けているようなパターン等がこれに当たります。

もちろん職場によっては始業時間には病的に厳しいといった場合もあるでしょう。
1分でも遅れたら遅刻になるといった場合です。
そういった場合は早めに到着するように家を出なければ、急な列車遅延に対応できません。

そういった職場では早めの到着を心がけざるを得ませんが、得てしてそういった場合は到着から始業までの30分間を残業時間としては付けておらず、30分間ただ働きさせられている場合が多いと思います。

私は30分前に来たなら、30分前開始でタイムカードを押せと思いますが、こんなことを言っても言われた人は「は?こいつ何言ってんの。」と思うだけでしょうね。

これは長年信じられてきた宗教のようなものなので、そうそうこの勘違いを正すことはできません。
まぁ私には何の不利益もないので、「信教の自由」としてそういった宗教に入信していると思うしかありません。

ただ毎日30分、1か月で10時間分ただ働きしているってだけです。
1年で120時間も時間を無駄にしているわけですが、多分信者はそこまで考えていないんでしょうね。

いつか昇給してただ働きした分以上に戻ってくると考えているのでしょう。
経営者の良い養分になりそうです。

教義による対立を防ぐために何も知らない人を欲しがる会社

この会社教とも言うべき謎の宗教団体ですが、この宗教は合法的に方法で信者をマインドコントロールしています。
教主は社長、信者は社畜の宗教です。

特にブラック企業の方がきっちりマインドコントロールするでしょうね。
何しろ教義に疑問を持たれてはすぐに離職されてしまいます。
疑問に思わないように、速やかにマインドコントロールするのでしょう。

最近は中途入社も増えましたが、日本の会社が新卒が大好きなのもこの宗教が存在するからです。
中途入社の場合、別の会社教の教義を教え込まれた状態で自分の会社の教義を刷り込まなければなりません。

前の会社では「残業代は1分単位で漏れなく付ける」教義だったのに、自分の会社では「始業時間30分前と終業時間30分前は残業時間にしない」という教義を刷り込もうとしても上手く行くわけがありません。

そういった自社の教義に不利益な違いが生まれないように新卒を好むというわけですね。

日曜日に会社が辞めたいと思うのは、洗脳が解けかかっているから

教義も会社によって様々ですが、基本的には会社運営にとって都合が良い教義が作られます。

作られた教義は、大概信者(社畜)にとって不利益な教えであるため、誰もが拒否反応を示します。
ブラック企業なら強烈な拒否反応になって、そのまま退職って流れになりますが、そこそこホワイト企業だったりすると、我慢できない程ではないストレスが長年続くことになります。

我慢できない程ではないけど、不快ではあるため「仕事辞めたい」という考えは常に頭の片隅に残ることになります。

そうじゃないかと思っていたことが、予想より酷かったので、更にリタイアしたくなった。
呪文のように繰り返されるフレーズ社畜をしていると、よく聞くフレーズがあります。特に1年に1度行われるストレスチェックの時に良く聞きますが、「適度なストレスは体に良い。」というものです。適度なストレスは体に良いですが、過度なストレスがかかると...

常に弱いストレスを受けていると死に至るという話を以前しましたが、この「仕事辞めたい」というストレスはなかなか厄介です。

何しろ仕事を辞めるまで絶対に無くなることはありません。
休日に気分転換したり、酒飲んだりしてなんとか誤魔化そうとはしますが、誤魔化しきれるものでもありません。
1週間あったら5日間は強制的に思い出させられるので当然です。

仕事を辞めたい理由という記事を見かけましたが、これも会社教の闇深さの実態を表しています。

【意識調査】仕事を辞めたい理由1位「低給料」…会社員が抱える退職願望とジレンマ 国税庁の統計から「年齢別・平均年収」の実態をチェック | LIMO | くらしとお金の経済メディア
残念ながら、転職や退職を決意したタイミングで誰もがスムーズに退職できるわけではありません。今回は、意識調査や国税庁「平均年収一覧」から、会社員が抱える退職願望とジレンマを解き明かしていきましょう。

給料が安い、人間関係が悪い、やりがいがない、ノルマがきつい、休みが取れない等々、不満のオンパレードです。

やりたい仕事があるからというポジティブな理由で辞めたがっているのは98件のみです。
4,209件中2.3%しかいません。

残り97.7%はネガティブな理由で仕事を辞めたいと考えているということです。
別に薬物とか使って無理矢理洗脳しているわけではないので、マインドコントロールの効きが弱いんでしょうね。

もし抜け出せないなら、どっぷりとこのカルト宗教にのめり込んだまま定年まで行った方が楽でしょうね。
ただそのまま定年まで行けちゃうくらい洗脳され易い人を除けば、途中でマインドコントロールから覚めてしまいます。

しかも多くの場合、先立つものが無いので辞めるに辞められないというオマケ付です。
このまま常に仕事辞めたいというストレスと付き合ったまま働かなければなりません。

そう考えるとFIREはマインドコントロールから覚めた社畜が、会社教から脱退して無宗教になるための営みということになります。

早く無宗教になりたい。と思った日曜日の夜です。

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