社畜を長年続けると、失っていくモノ

車いすとパンダ セミリタイア
スポンサーリンク
スポンサーリンク

社畜生活はルーティン化する。

FIREを目指していると、見失いがちになるのがFIRE後にどうやって生活するのかという問題です。

社畜時代はFIREするために働いていると言っても過言ではありません。
嫌々働きつつ貰った給料を節約して、投資に回すという日々です。
平日は死んだ目をしながら、日常的にルーティン化した行動をしている人も多いでしょう。

というか、ルーティン化してなるべく頭を使わないような行動をしがちです。
だからアッという間に1年が過ぎ去るんでしょうね。

年末年始の過ごし方が退廃的過ぎた。
2021年も始まり、早くも仕事始めという地獄の1日となりました。今年は例年になく地獄感が強いです。何故なら、コロナ禍で外出自粛をしていたため、ほとんど外に出なかったからです。 予想通りと言いますか、殆ど何もしないで休暇が過ぎ去っていきました...

年を取ると時間が早く経過するように感じるジャネーの法則って奴です。
社畜生活もそうですが、日常の生活が昨日からの繰り返しで刺激の少ないルーティンになるからでしょうね。

社畜生活なんて特にルーティンの塊です。
ノルマに追われつつ、決まった業務を続けるといった生活になります。

社畜生活に慣れた社畜が、これまでと違ったことを始める人は少数派です。
社畜生活にこれまで体験したことのない刺激を生み出すことが、苦痛になることを無意識に悟っているのでしょう。

時間の経過が遅くなれば、その分社畜として苦しむ時間が増えることになるので、できるだけ刺激を減らして時間がさっさと過ぎ去ってくれるように自己防衛本能が働いているんでしょう。

社畜はそんな生活なので、FIREを目指している間は、心を無にして社畜として働きつつ、働いていない時間は金のことを考えている生活になりがちです。

社畜を続けると好奇心は死ぬ

そんな社畜生活もFIRE後はガラッと変化します。
目的だったFIREを達成してしまったので、当然これまで心を無にして働いていた時間も不快な通勤時間もゼロになります。

お金のことはFIRE後も引き続き考えていくのでしょうが、FIRE後にリスキーな投資をするとFIRE卒業のリスクも高まってしまうので、FIRE後は積極的な売買を行うことは少ないでしょう。

せいぜいリタイア後の切り崩し予定と、実際の支出を比べて、投資商品の損益を1か月に1回程度棚卸するくらいでしょうね。

そう考えると、FIRE前に比べて大きく時間の使い方が変わります。
私はFIRE後は何もしなくても特段問題ないとは考えていますが、せっかく時間があるなら何かしてみたい気もします。

アーリーリタイア後は、罪にならなければ我慢しない暮らしを極めたい。
今年も新人がドナドナされてくる季節になりました。 もうすぐ4月になるので、また新入社員という〇隷が入社してきます。毎年この時期になると、フレッシュな社畜が会社をうろつくことになりますが、新人は遠目に見ても分かりやすいです。まだ学生気分という...

社畜をしていると、好奇心という物が絶無に近く無くなっていくのが分かります。
恐らく社畜という仕組みそのものが、やりたいことをするという形ではなく、我慢することが前提にあるからなんでしょうね。

やりたいことを我慢し続けて生活しているので、何かやりたいという好奇心が死んでいくんです。
こんな生活を30年も40年続けていれば、そりゃ退職後にやることがないという人も出てくるでしょう。

やることがないわけじゃないんです。
何かしたいという好奇心が完全に死んでしまっているのでしょうね。
70歳定年なんてことになったら、引退後は死ぬまでボーっと生きることになるでしょうね。

FIRE後はリハビリ生活が続きそうな予感

個人的には私の好奇心は、まだ仮死状態だと思っています。
既に好奇心は瀕死な気もしますが、40代で仕事を辞めてあらゆる我慢が必要無くなれば、何かしたいという好奇心もまた生まれてくるだろうと期待しています。

40代でのFIREが手遅れでないことを確認したいので、こういう時は40代でリタイアした先輩が何をしているのか見てみるのも良いでしょう。

Youtubeには40代でFIREした社畜のルーティンが動画になっているので、何人か確認してみました。

4、5人くらい確認してみましたが、大体皆さん規則正しい生活をしているようです。
朝は8時~10時くらいに起きる人が多いです。
昼寝する人もいますが、朝は起きるようです。

その後はせどりとか動画編集といった副業をして、日中は散歩をする人が多いですね。
1つ良いと思ったのは、普段通ったことのない道を散歩するという人が居ました。
こういった行動は好奇心を呼び戻すリハビリには良いように思えます。
別にどこに行くという目的もなく散歩しているので、決まった道を歩く必要はないでしょう。

また、自炊する人が多いです。
インスタント食品を食べる人は居ませんでした。
外食する人は居ましたが、普段は自炊していると言っていたし夜は自炊だったので、やはり自炊がメインのようです。
私も新居に移ってからは自炊しているので、FIRE後も自炊メインとなるでしょう。

料理動画を見て、夕飯のメニューを決めるという人も居ました。
これも悪くないです。
今まで作ったことのないメニューを作るのは良いことです。
レパートリーも増えますし、良い刺激になりそうです。
私もFIRE後は今まで作ったことのないメニューを作ろうかと思いました。

起床から3食の食事に散歩と動画視聴とか副業、ゲームが挟まっている感じの生活をしている人ばかりでしたが、やったことの無いことにチャレンジし始めている人も居るというのが、40代のFIREした人たちの平日の生活でした。

私もFIRE後は、今までやらなかったことを試してみる日常にしたいものです。
ルーティン化すれば時間の経過が早くなってしまいます。
せっかくリタイアしたのですから、社畜のように定年までの時間の経過を加速させる必要もありません。

リタイア後は刺激を多くして、これまでやったことが無いことをすることで時間の経過を遅くさせていきたいものです。

当ブログは、にほんブログ村に参加しています。面白かったと思ったらクリックをお願いします。
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
当ブログは、にほんブログ村に参加しています。面白かったと思ったらクリックをお願いします。
にほんブログ村 投資ブログ 資産運用へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
セミリタイア
スポンサーリンク
シェアする
nekonabeをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました