誰も間違えないだろうと思っていても間違えるEメールの誤送信
社畜をしていると未だにEメールを使って顧客や社内の人間とやりとりするケースも多いです。
通常ビジネスでEメールを使う場合は会社のドメイン名が付いたメールアドレスを使うことが殆どだと思いますが、意外とGmailを使っている会社も多いようです。
以前Gmailのドメインをgmai.comと間違えて送信してしまうニュースを取り上げました。
誰も間違えないだろうと思っていたら、間違えて誤送信しているケースがありました。

あまりにも凡ミス過ぎるので、Thunderbirdとプラグインを使ってEメールの送信ミスを防ぐ方法も記事にしています。

以前は誤送信の話をしましたが、今回は受信したEメールにまつわるお話です。
結構出来が良くなってきたらしいフィッシング詐欺
5分で消えた736万円という記事を見ました。
銀行を語るフィッシング詐欺のEメールを受信して、そのとおりに操作したら口座のお金が200円を残して全部抜かれてしまったというニュースです。

この手のニュースを見ると、こんなの誰が引っかかるんだと思ってしまいます。
以前はフィッシング詐欺というと、怪しい日本語で書かれていたので「あぁ詐欺メールね。」と一瞬で看破できました。
ですが、最近はフィッシング詐欺のメールや、リンク先のページも本物のページそっくりに良くできているようです。
例えば、フィッシング対策協議会のページに掲載されている楽天銀行を騙るフィッシング詐欺のメールの文面です。
以前のトンでも文章ではなく、日本語も特に違和感ありません。
一目でフィッシングとは看破できないので、間違える可能性がゼロとは言えないでしょう。

とは言え・・
リンク先のドメイン名は誤魔化せないので、注意していれば看破は可能です。
ですが、毎回、毎回Eメールが届くたびにこれは本物なのか?なんてことを確認するのは手間です。
一応注意していれば、若いうちは問題ないかもしれません。
ただ、年を取って判断力が落ちてきたらどうでしょう。
うっかりリンク先に飛んで、個人情報を入力してしまわないとも限りません。
何か対応を考える必要があります。
フィッシング詐欺に引っかからない簡単な方法
こういったフィッシング詐欺に引っかからない方法はいくつか存在します。

以前説明したのはドメイン名を確認することでした。
これはまず間違えないんですが、手間暇がかかります。
そこで、一番簡単なのはメールに記載されているリンクをクリックしないことです。
どうしても気になるなら、自分が口座を持っている銀行のホームページをブックマークしておいて、ブックマーク経由でホームページにアクセスしてからログインして確認するのが安全でしょう。
また、ログインパスワードをパスワードマネージャーに登録しておけば、フィッシングには気付きます。
何故ならフィッシング詐欺で作ったページは、正規のページのURLと異なるからです。
別のページとして判断されるので、登録したパスワードが無いと判断されるのでその段階で気付くというわけです。
少しお金があれば、セキュリティ対策ソフトを導入すれば迷惑メールをブロックすることも可能です。
使用しているプロバイダによっては、サービスとして付帯している可能性もあるのでサービス規約を確認してみましょう。
ただ、これも100%防げるわけではないので、やはりリンクをクリックしないのが対策としては一番簡単でしょうね。
年を取っていなくてもEメールに記載されたリンクをクリックするのは、できるだけ避けた方が良いでしょうね。
普段からクリックしていなければ、フィッシング詐欺があってもクリックしないはずです。
メールは読むだけにしておきましょう。
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