1番良く分かっているようで、分かっていないものが自分
早い人は40代から感情コントロールが鈍ってくるという記事を見ました。
既に40代に突入したオッサンである私としては、ちょっと気になるニュースです。
昔に比べて何か変わったかと言われると自分では全く分かりません。
40代にもなると職場程度の関係性ではわざわざ指摘してはくれません。
せいぜい「あいつ最近ヤバくね?」と陰口を叩かれるくらいでしょう。
そうなると、余程昔から付き合いのある友人か家族くらいしかあなたの変化を指摘してくれないでしょう。
自分で自覚はできないですが、早い人で40代になると前頭葉が委縮して頑固になったり、イライラしたり、疑り深くなるようです。
前頭葉の委縮は誰でも起きるそうです。
よく老人がいきなり怒り出したり、財布が無くなったお前が盗んだんだろうとか言い出すヤツでしょうね。
あそこまで極端だと自分でも昔とちょっと変わったかな?くらいは分かりそうな気もします。
まぁ~でも分からないんでしょうね。
久しぶりに会ったとかいうならまだしも、1分1秒たりとも離れずにいる自分のことが分かるはずはありません。
1日で急に変わるようなものでも無いでしょう。
ブログは脳トレになるのか?
委縮するのは加齢の影響ということでどうしようもありません。
記事内では委縮した脳を元の状態に戻すことはできないけど、思考力を高めていくことはできると言っています。
それが別の思考パターンを自分に足すことだそうです。
別の見方を考えると良いようです。
そう考えると私はブログで誰かが書いた記事に関して、別の見方をして記事を書くことも多いです。
これは別の思考パターンを自分に足しているということになるでしょう。
ブログ記事で全面的にYESと言ってしまえば、そこで終わってしまうので記事にはなりません。
何らかの反証や気付きがあるからこそネタにした訳です。
そこで記事を読んで自分で思ったことを書いていくわけです。
自分ではそんなことをしているつもりは全くありませんでしたが、いつの間にか脳トレをしていたようです。
老化の判断ポイントを見つけたり
また、前頭葉が縮んでくると物事の決めつけが激しくなるようです。
決めつけは、これからリタイアしようという人間にはかなり危険な考え方です。
特に投資に関しては超危険です。
リタイア後に自分が取ったポジションが「絶対に上がる」と決めつけたりなんてしたら、撤退の可能性すらあるでしょう。
投資は柔軟に考えなければなりません。
どんなに鉄板な相場だと思っていても、自分の思った方向に動かなかったら「そういうこともある」と考えて柔軟に方針を変えなければなりません。
普通はそこで損切します。
ここで「この相場なら絶対上がるからホールドする。」なんて考え始めたら前頭葉が縮んでいるのかもしれませんね。
少なくとも私はそうです。
意外と自分でも前頭葉の老化は判断できるのかもしれません。
損切できなくなったら、前頭葉が縮んでいると判断しても良さそうです。
もともと損切できない人は、投資に慣れましょう。
学歴、職歴関係ありません。
東大出ていようが、中卒だろうが思った通りには動きません。
思った通りに動かないことを十二分に理解してからがスタートです。
これは老化なのか、意地なのか?
私は4%ルール上では、一応FIRE可能な資産額に到達しています。
これをFIREとは言いたくありませんが、いわゆるコーストFIREって奴です。
退職時期も決めていて、毎日カウントダウンアプリでカウントしている毎日ですが、これが中々苦痛です。
毎日もう今すぐ辞めたいという考えと、まだ何百日も残っているという考えのせめぎ合いです。
まだ辞めないのは老化によって頑固になったからなのか?
それともOne More Year症候群によるものなのか?
どちらか分かりませんが、とりあえず後ちょっと社畜を続けようと思います。
ただ、いつでも社畜脱出する柔軟さは残しておきたいですね。
今のところ今すぐ辞めたいと考える状況ではありませんが、こうなったら辞めるというトリガーは考えておいても良いかもしれません。
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