またソニータイマーがやってくる。
ソニータイマーという言葉があります。
個人的には有名な言葉だと思っていますが、無償の保証期間が過ぎた辺りで壊れるという意味です。
Wikipediaでソニータイマーを調べると、以下のように記載されています。
「ソニー製品は1年間のメーカー保証期間終了直後に故障が頻発する」という噂から、「ソニーはその高い技術力を使い、製品の保証期間が過ぎるとすぐ故障が起こるよう、精密に製品寿命をコントロールしている」とされる都市伝説である。
Wikipedia「ソニータイマー」から引用
私がソニータイマーを実感したソニー製品は初代PlayStationです。
初代PlayStationは5台買い替えしたので、PSは速攻壊れるという印象です。
PlayStation2～5までは1台しか買っていないので、初代だけ壊れまくった記憶があります。
任天堂ハードやセガのハードは使っていて壊れたという記憶がないので、ゲームのハード機が何度も壊れたのは後にも先にもPlayStationだけです。
ジャンプとかを挟んで斜めに傾けたり、縦にして、騙し騙しPlayStationを使った記憶がある人も多いのではないでしょうか。
今日はそんなソニータイマーにやられた記憶が強いPlayStationのお話です。
PlayStation5のソニータイマー
PlayStation5は放熱対策で液体金属TIMを使っているそうです。
初代PlayStationは横置きオンリーでしたが、PlayStation2以降のモデルでは縦置きにも横置きでも使えるようになっていました。
その辺りの歴史を踏まえてか、PlayStation5も縦置きでも横置きでも使うことができます。
PlayStation5はかなり大きい(縦390mm、奥行き260mm、高さ104mm）です。
横にしても、縦にしても置く場所に困る大きさの困ったさんです。
縦置きにできるのは良いのですが、縦置きした場合、放熱対策で採用された液体金属TIMが溶けだして下に落っこちてしまうことがあるそうです。
横置きの人はこの事象は発生せず、縦置きでの利用の場合も必ず発生する訳ではないようですが・・例によって1～2年でシールが剥がれて液体金属が下に垂れることがあるそうです。
液体金属が溶けだすと、基盤まで垂れてしまうことがあるようなので、そうなると恐らく故障して使えなくなるでしょう。
PlayStation5は品薄も解消しつつありますが、未だに買い辛いハード機であることは間違いありません。
その上、価格も5回も買い替えた初代PlayStationに比べて高いです。
PlayStationも最初期は39,800円もしましたが、型番が進むにつれてどんどん安くなりました。
丁度PlayStationの全盛期に使っていましたが、途中からPlayStationを起動させるために斜めに傾けたり、立てて使うのが面倒になりました。
PlayStationは途中から壊れたら買い替えていました。
今考えると、お金のない学生時代に良くもこんなに何回も買い替えたなと思いますが、ハード機の価格がどんどん安くなっていったので、それによる買いやすさもあったでしょう。
PlayStationは、最終的には15,000円くらいまでハードの価格が下がっていたと思います。
逆にPlayStation5はモデルチェンジをして値下げどころか、半導体不足等によって5,500円も値上げしています。
品薄な上に、運よく定価で買えても税込6万478円、デジタルエディションが税込4万9478円と価格も6万越えです。
放熱目的で液体金属を採用しているようなので、放熱に必要な液体金属がないと放熱が上手くいかずPlayStation5が熱によって故障する可能性があります。
プレイ途中でハードが壊れて続きができないなんて状態になったら、ゲーマー的には発狂ものなので、メーカーから対策が出るまでは、暫くは縦置き派の人も横にして使っては如何でしょうか。
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