言ったもん勝ちなFIREという言葉が一人歩きしている。

新聞紙 床 中年男性セミリタイア
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FIRE界隈は言ったもん勝ちの様相を呈している。

FIREという言葉が流行ってきていますが、このFIREという言葉はかなり定義が曖昧なため、その人がFIREしたと思ったら、FIREを達成したと言っても問題無いという状況になっています。

そもそも、FIREは「Financial Independence(経済的自立)と、Retire Early(早期退職)」の頭文字を取った言葉です。

文字通りに考えれば、不動産や配当による資産収入があり、支出を上回っている状態で、働かなくても生活に影響のない状況(経済的自立)になっていること、かつ仕事は退職(早期退職)していなければなりません。
ですが、代表的なFIREのタイプには、Coast FIRE(コースト ファイア)や、Barista FIRE(バリスタ ファイア)と言ったタイプが存在します。

Coast FIREは、資産収入のみで生活できるけど、趣味的に仕事もするFIRE、Barista FIREは「資産収入+労働収入」で生活するFIREです。

Coast FIREもBarista FIREには共通点があり、何か色々と言っていますが、結局どちらも「働いています。」Barista FIREに至っては、Financial Independenceの部分も満たしていないので、FIREの内、FIもREも満たしていないことになりますが、それでもFIREとして考えられています。

誰が言い始めたのか、働いているけどFIREとしてタイプ分けされてしまったので、さらに発展した形で資産収入は極小で、収入は殆ど労働収入だけど、FIREしているという人が居たり、単純に脱サラしてフリーランスになっただけでFIREしたという人が居たりと、最早誰でも「FIREした。」と言えば、FIREしたことになる言ったもん勝ちの世界になってきた感があります。

サラリーマンとして週5日、40時間の労働から解放されていればFIREしていると言っても良いくらい緩い感じの言葉がFIREかなと言った様相です。

FIRE界隈は魔窟と化してきている。

そんな言ったもん勝ちのFIRE界隈ですが、また新たな住人が出てきたのでそのことについて語ろうかと思います。

資産400万円でセミリタイア!食費は月1万円、28歳“底辺FIRE”のリアル | bizSPA!フレッシュ
 多くのFIRE達成者が数千万~1億円超の資産で脱サラするなか、わずか400万円を元手に会社を辞める若者がいた。彼が実践する底辺FIREの実態とは!?  金融資産の配当などを収入源にしつつ、会社員生活からの脱出を目指すFIRE。昨今はブーム

「資産400万円でセミリタイア!食費は月1万円、28歳“底辺FIRE”のリアル」という記事です。
最初0を書き忘れたのかと思いましたが、これもFIREとして紹介されています。
タイトルだけ見ると、会社を辞めた後働きたくないので、何とか無職期間を引き延ばそうとしているだけに見えますが・・果たしてどうなんでしょう。
これもFIREなのか?

綱渡りというか、渡ってる途中で綱が切れそう。

記事内では、28歳のゆうすけ氏が底辺FIRE生活してますという話ですが、その生活費は食費や光熱費、社会保険料、通信費込みでも3万5000円だそうです

国民年金と国民健康保険をしっかり払っていれば、それだけで最低20,000円くらいかかってしまうので、国民年金は全額免除、健康保険料も最低限の金額しか支払っていないようです。
支出の内訳も書いてありますが、社会保険料は1208円しか払ってませんね。健康保険でも減免措置を受けていそうです。

支出で一番大きい住居費についても、家も実家の空き家?という謎のスペースをセルフリフォームして住んでいるそうで、0円らしいです。
実家の空き家って何でしょうね。両親は別の所に住んでいて、他に家があるということなのか、実家の敷地内に家が2軒建っているということなのか・・
どちらにしても、両親が亡くなって、ゆうすけ氏が不動産を相続したら自分で固定資産税を支払うことになるので、0円にはならないでしょうね。

今28歳なので、あと12年もすれば介護保険料も取られます。
どれだけ節約しても、税金や社会保険料と言った問答無用で毟り取られるお金は存在するので、このままの生活が持続可能では無いでしょうね。

気力が切れるのが先か、資産が無くなるのが先か。

この人も、FIREの分類的にはBarista FIREに分類されると思います。
ですが、働きたくないので、最小限の労働でフリーター生活をしているという風にも見えます。
私的には、これはフリーター生活に見えますが、これもFIREだそうです。

全資産が592万8562円、そのうち投資信託への投資は76%なので、約450万円、資産から得られる配当益が年利5%だとしても22万5000円です。
月に15万円程支出する生活であれば、配当の割合は12.5%にしかならないのでとても、経済的自立をしているとは言えません。
そのため、極端に生活費を節約することで、月35,000円の生活をしています。
これなら配当益の割合は53%、何とかFIREしていると言える状態に持っていったようにも見えます。

つみたてNISAへ積み立てを続けているようなので、運用が上手くいけば増えた支出を賄えるようになってバイトも不要になる可能性はありますが、個人的にはお勧めではありませんね。
何しろ、投資信託への投資は10年単位で考える必要があります。
月35,000円生活を10年以上も続けるのは、囚人になるよりきつそうです。

人生で最も気力が充実している20代を全力で節約生活することに費やしているのはどうなんでしょう。20代は全力で資産を最大化していく方が後々楽になるはずです。
死ぬほど働いて稼げとは言いませんが、それなりの会社でそれなりに働くだけでも400~500万円くらいは稼げるので、節約生活を全力でこなしつつ毎年350万~450万を投資に回す方が、後々起きるであろう不確定要素にも対応しやすいはずです。
10年続ければ、5000万円程度になるはずなので、その後節約でも何でもしてFIREすれば良いと思います。

年を取るとサイドFIREしようという気力が無くなる。
サイドFIREはリタイアの新しい形になるか。近年の資産運用ブームでFIRE(Financial Independence, Retire Early)が流行っています。私もFIREを目指す社畜の1人ですが、最近は投資だけでFI(経...

今は気力が充実しているので、問題ないかもしれませんがこのまま30代、40代となると、どんどん気力が無くなっていきます。そうなると、バイトしながら全力で節約生活するのはキツイはずです。
400、500万円程度の資産で、他の収益もほぼ無い状態では、資産の増加も少ないでしょう。

それよりは、若い間にできるだけ稼いでおいて、もう無理だなという年齢である程度の資産を持ってリタイアした方が個人的には無理が無いと思います。
余裕のない状態でスタートして、余裕のないまま年を取るのはキツイはずです。

現状収入も5,000円くらいのようなので、生活費が35,000円でも収支はマイナスです。
明らかな臨時収入で無理やり収支はプラス感を出しているので、ギリギリどころか資産減少生活をしているように見えます。

何となく来年の今頃は「これなら社畜の方がマシだった~。」と言ってそうですが、このままBarista FIREを頑張って死ぬまでやりとげて欲しいものです。

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