休暇中は相場を見る時間も増えるけど、利益は相場を見る時間に比例するわけではない。
先週の投資方針は、押し目買いを基本スタンスとしていました。
129.5円辺りをタッチすれば買い、もう一段下の価格帯である127.5円をタッチすれば買いを基本方針として、買ったらあまり長く持たずに、利益が乗ったらすぐ決済する方針としていました。
5月2日週は日本はGWで祝日だったので、日本市場は休場です。
例年どおりだと円高傾向になりますが、今年は円が弱すぎるので円安方向を予想しました。
私もGWは10連休でお休みでしたので、普段より相場に張り付いていましたが、先週は普段やらないFOMC前後のトレードをしてみました。
FOMC前に打診買いして、129.5円の指値で買い、翌日アメリカ市場の開始直後に決済しました。
大体予想どおりの推移で50pips以上取れたことと、5月6日のNYダウの下落ぶりを見た感じまだ下がりそうだなと思ったので、決済しましたが1000ドル以上下げるとは予想外でした。
5月2日週の株価の動きについて振り返り
日経平均株価の動きについて
日本はGWだったので、営業日が月曜日と金曜日の2日間だけでした。
せっかく休みだったので、久々に日経平均もリアルタイムで見ていましたが、アメリカ市場に比べて意外と強い動きでした。
5月2日週の日経平均株価は始値26,851円、終値27,003円のプラス152円で取引を終えています。
プラス0.57%で、4月25日週の上昇幅とほぼ同じです。
節目として見ていた27,000円を回復しました。
先週時点では、もう一段下のレンジである26,000円の攻防になるかなと思っていました。
実際、アメリカ市場は弱かったので日本市場も連れ安だと思っていましたが、意外と買い意欲が旺盛でビックリしました。
インジケーターを見る限り、MACD、RSI、ストキャスティクスは上向きを示しています。
見る限りは上昇が続きそうに見えますが、アメリカ市場が弱いので動きには期待できなさそうです。
NYダウ平均株価の動きについて
5月2日週のNYダウ平均株価は始値33,048ドル、終値32,899ドルのマイナス149ドルで取引を終えています。
マイナス0.45%で取引を終えました。
5月2日週は5月5日のFOMCが全てでした。
FOMC後に932ドル上昇して、翌日1,063ドル下落するという行って来いがあった以外は32,600ドルから33,200ドルのレンジ内で推移しました。
節目の34,000ドルを超えて引けた時は「ぉ!これは行けるか。」と思いましたが、翌日の窓開けからの下落で、ドル円の取引も撤退の判断をしました。
インジケーターは全て下向きです。MACD、RSI、ストキャスティクスが下向きを示しています。
先週に比べれば、やや緩やかになってきましたが、もうちょっと下げそうな形です。
33,000ドルの維持が重要と見ていたので、このまま32,000ドル台で落ち着くのか、更に下落するか、33,000ドルまで持ち直すか様子見です。
少なくとも株は買いの状況では無いです。
ドル円(USD/JPY)の2022年5月9日週の取引方針について
FOMCはとりあえず大過なく通過した印象ですが、今度は量的引き締め(QT)がどうなるのかという問題で上がったり、下がったりしています。
超的引き締めは、量的緩和(QE)の逆で、FRBの保有資産を圧縮していく過程ですが、国債を手放したり買わないということになるので、今後更に金利は上昇しそうです。
FOMC後にアメリカの10年国債金利も3%を超えて、5月8日時点で3.136%まで上昇しましたが、更に金利の上昇傾向は続きそうです。
日本はイールドカーブコントロールで意地でも0.25%を死守するようなので、金利差はますます広がっていくでしょう。
5月8日時点の日本国債の10年利回りは0.25%ジャストです。
まだちゃんとコントロールが効いているようです。
現在の状況は市場も織り込み済みなので、先週と変わらず更なる燃料投下が無ければ、現在の1ドル130円辺りで上昇は一旦止まりレンジを形成しそうという予想は変わりません。
インジケーターは、MACDはやや下落、RSIは上向き、ストキャスティクスも上向きで、ストキャスティクスは、また買われ過ぎ水準に入りました。
最近の傾向としてストキャスティクスが買われ過ぎの水準(80以上)になってもそのまま買いが進む傾向なので、FOMC通過で一段落とならなければ買いが継続されそうです。
5月9日週はトレンドライン(緑のライン)が抵抗線として機能するかを試す展開になりそうです。
トレンドラインと、129.5円の間でレンジを形成しそうです。
基本押し目買いのスタンスで、下がれば買いを考えていきたいです。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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