季節の風物詩を堪能しながら考えること。

辞表を叩きつける セミリタイア
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3月は退職の季節

3月も終わりになってくると良くあるのが、「退職の挨拶」です。
3月に限らず、辞めていく人はいっぱい居ますが、3月は年度末ということでそれなりに多くの人が退職していきます。
定年退職する人も居ますが、大概そのまま嘱託再雇用の形で残ります。
再雇用された人は契約が切れたらいつの間にか居なくなるので、60以上の人と退職の挨拶をした記憶がありません。

私の居る会社は、超絶ブラック企業という訳でも同業他社と比べて安月給という訳でもありませんが、やはり誰かしらの人が毎月辞めていきます。
辞めていく人も居れば、また新たな奴隷という名の社畜も入荷されてきますので、全体の人数からすれば大きな変化は無いのでしょうが、人の入れ替わりは結構多いです。

顔見知りが辞めていく際は、直接挨拶に来てくれますが、誰もが「いい顔」をしています。
別にイケメンとかそういうことではなく、憑き物が落ちたというか、最高にいい顔で笑っています。
お前・・同一人物か?」という程、楽しそうに笑うので「やはり社畜は精神に大きなマイナスダメージを与えているな。」と言うのが私の感覚です。

今はクソみたいな会社を辞められて幸せの絶頂ですが、彼ら彼女らと話をしている際にいつも聞いていることがあります。
それが、「次はどこの会社に行くの?」という質問です。
具体的な社名まで答えてくれる人と、○○っていう商品を作っている会社と言った明言を避ける人、○○の業界ですよと大雑把に業界だけ教えてくれる人と、人によって様々なパターンがあります。

話したくないからなのか、次の会社を想像するからなのか、また社畜として働くことを思い出したのか「笑顔が曇る」人が結構います。
やはり・・労働は体に悪いのではないかと思います。

私も何度か転職しましたが、退職後、会社の入り口から出た瞬間比喩でも何でも無く「体が軽くなります。」体が軽くなるだけでは無く、景色も綺麗に見える気がします。
コロコロ会社を変える「ジョブホッパー」と呼ばれる人達が居ますが、皆この感覚が病みつきになっているのかもしれません。

謎の風習「退職の挨拶メール」

顔見知りの人が退職していくのは悲しいものですが、大方の場合は給料や待遇が良くなる転職をしていく人が多いです。
次の会社でも頑張れよと思いますが、3月は顔見知り以外からも退職の連絡がくることが多いです。
それが、「退職の挨拶メール」です。

大体、〇月〇日に退職することになりました。この会社で経験したことを糧に云々・・で最後に益々のご活躍をお祈りしてご挨拶に代えさせていただきます。で〆られるメールです。

不特定多数に送信しているのか、メールのBCCで一斉送信しているパターンが多いです。
大概の場合「誰?こいつ・・」という感想しか持ちません。
誰得なメールなので、大体サラッと読んですぐにゴミ箱に入れるメールですが、何目的で送信しているのでしょうか。

以前、一緒に仕事をしたことがある別会社の人から来ると、「あぁこの人辞めるんだ~」と思うので参考になりますが、仕事上の繋がりが全くない人から来ると本当に誰得です。

この場合に該当するのは「同じ部署だけど、一緒に仕事をしたこと無い人」が当てはまります。
BCCで部署全体のグループアドレス宛にメール送信しているのか、「ホント何で送ってきたんだ」と思う人からメールがくる場合が結構あります。

そんな場合は、大体4月の辞令でメール送信してきた人が同じ部署であることに気づいたりします。
送らないと失礼だと思っているのか、謎の風習です。「退職の挨拶メール

直接挨拶できなかった仕事上お世話になった人や、知り合いだけに限定して送付する分には分かります。
とりあえず色んな人に自分が辞めることを教えたろみたいな送信の仕方は、どうなんでしょうね。

貰った側は「お前は誰だ」と思ってますよ。

自分はどうするか。

そんな私もあと数年もすれば、セミリタイアするので会社を退職することになります。
退職の挨拶メールは、仕事上に関わった人に限定して、無難な内容で送っておこうと思います。
セミリタイアして遊んで暮らします。」と書いても、残っている人は煽られたと感じるか、本当に大丈夫かなと余計な心配をさせるだけだと思いますので。

それよりも経験したことのある、退職後のあの多幸感を味わうことができるので、楽しみではあります。
これまでは、すぐに次の会社に入社するという地獄が続いていましたが、セミリタイア後は「次の会社」なんて当然無いので、どれくらいあの多幸感が続くのか楽しみです。

多くのセミリタイアブログで、この多幸感が語られていますがセミリタイア後の日々で徐々に薄れて行ってしまうようです。
どんなに恵まれていてもそれが日常になれば何も感じなくなるということだと思います。

私はこの多幸感を長く楽しみたいので、セミリタイア後に1度は、駅前のコーヒー屋でコーヒーでも飲みながら「出勤していく社畜を観察しに行こう。」と思っています。

賭博黙示録カイジ 7巻 P40から引用(一部改変)

「くくっ・・死んだ目をした社畜どもが駅に吸い込まれていくわ」と利根川風に楽しみたいですね。

退職メールを見て、近い将来のことを妄想したところで、今日は終わっておこうと思います。

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