給与明細見たくなくなるかも
セミリタイアを目指している方もそうでない方も、社畜であれば毎月給与明細を会社から貰っていると思います。
「どうせ、今月も同じような額だろう。」と銀行口座へ振り込みされた額だけ確認して、給与明細は見ないという人も居るかもしれません。
私は「給与明細は見る派」なので、一応毎月見ています。
見ていますが、「今月は凄い残業した」という月以外はガッカリ給与明細になっていることが多いのでチラ見程度です。
取られ過ぎて心が折れる給与明細
毎月の給与明細を確認している人であれば、やたらと高いなぁという控除があると思います。
平均的な年収ですと、厚生年金保険料がやたらと高額で、その次に住民税、健康保険料、所得税の順にいっぱい取られていると思います。
住民税は住んでいる自治体によって異なりますし、所属している保険組合によって保険料率が異なるので、健康保険料も異なります。
収入の多寡によって厚生年金保険料と所得税は異なりますので、どんな人もこの順序になるわけではありませんが多くの人は厚生年金保険料>住民税>健康保険料>所得税の順に給与から天引きされているのではないでしょうか。
これに加えて雇用保険料が毎月取られています。
さらに、さらに40歳以上になると介護保険料まで取られます。
「健康保険料」、「介護保険料」、「厚生年金保険料」を合わせて「社会保険料」とも言いますが、給料から天引きされている上に、減らす手立ても無いので、ほとんど税金と変わりません。
給与明細を見ると、まさに「税金取られホーダイ」です。
私のように独身だと、配偶者控除等の手取りを増やす仕組みも使えないので、モロに取られまくります。
心が折れた後も死体蹴りする。
今でも高ぇ~と毎月思っている社会保険料と税金ですが、まださらに上がるという記事を見てゲッソリしています。
記事では雇用保険料が値上げが行われるとありました。
雇用保険料は厚生年金保険料に比べれば微々たるものですが、0.9%から1.95%に倍増するそうです。
これに加えて、健康保険料と介護保険料も値上げされて現在の46%から50.05%の負担率に上昇するそうで・・
コロナ禍に対応するためのばら撒きで更に財源不足となれば、消費税も増税される可能性があります。
そうなれば60%を優に超え、給与はほぼ税金で無くなるなるという可能性も出てきました。
ここには出てきませんが、家を買えば登録免許税や固定資産税、車を買えば自動車税やガソリン税がかかります。
こうなってくると、「何も持たない。何も買わない。」が正解な気がします。
若者が物をシェアして使うことが広まっていますが、ただ単に「超合理的」に考えで動いているだけで、何か買うたびに税金が取られなければ、もっと買う人も増えそうです。
あらゆる手段を取って国民から税金を取ろうと企んでいる我が国が、「何で経済成長しないのか。」とか言っているのは本当に阿保だと思います。
経済成長しないのは、税金が高すぎるからです。
セミリタイア後の不安要素は税金が大きいです。
インフレであれば、物価の上昇に伴い金融資産の価値も上昇するので、インフレによる物価上昇を相殺すると思われますが、無為無策で毎年上昇する税金はどこまで上昇していくか読めません。
歴史では五公五民では生活できないので、四公六民になったと習ったような気がしますが、とうとう生活できない水準に近づいてきたのかもしれません。
大規模なストでも起きれば良いんですが、30年も給料上がらないのにストの1つも起きない国なので、期待薄です。
とりあえず何も起きないと想定して、早くセミリタイアして国民年金+所得税非課税で、更に健康保険も減免を受けて税金を極力払わなくて済む生活支出に変えていきたいものです。
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