億り人の考えを参考にする。
資産が1億円以上あるにも関わらず、社畜を続けている人の記事がありましたので、それについて語っていこうと思います。
通常FIREを志す人間なら1億円もあれば、即リタイア生活に入ると思います。
1億円以上持っているにも関わらずまだリタイアしていない場合は、配偶者や子供が居て月の支出がそれなりに大きい時に限られるイメージです。
私も、想定どおりの資産推移で進むと、恐らく1億円にギリギリ届かない位の資産でセミリタイア生活に入ると思います。
暴落時はチャンスタイム
そんなFIREに関する記事ですが、ここでは既に十分な資産があるにも関わらずFIREしないで社畜をしている人の記事です。
働くの大好きで浪費はしないという人も世間にはそれなりの数居ると思いますが、そういう人は仕事を辞めてリタイアするなんてそもそも考えもしていないと思うので、わざわざインタビューに答えたりしないと思います。
そのため、FIREの事は頭にあるけれど敢えてFIREしていない人ということになります。
結構レアな生き方かなと思います。
リーマンショックや911アメリカ同時多発テロ時の暴落を経験したからと記載がありますが、これはリタイアしない大きな理由では無いと思います。
実際私もリーマンショックは経験しましたが、時期が来れば普通にセミリタイアするつもりです。
リーマンショック時は大きく資産が減り、そのままズルズルと下落する局面が続きました。
確かに資産の減り具合を確認するとショックですが、狼狽売りをせずにそのまま下落局面で積み立てを続けました。
結果下落局面で積立ていた資産が、その後大きく育つところも経験しているので、大きく下がった時は逆においしいと感じてしまっています。
実際、コロナ禍の暴落の際も特に狼狽売りはせず、「どこで買おうかな~。結構下がったからちょっとづつ買っていこうかな~。」と幾ら損したかを考えるより買い時を探っていました。
2020年の暴落時は余りにもアッサリ戻ってしまったので殆ど買えませんでしたが、暴落は買い時なので別に暴落があるからFIREできないということは無いと考えています。
実際暴落する局面があるからリタイアしないなんて言っていたら、一生FIREできないので当たり前ですね。
ですが市場の暴落時でも給与所得があるというのは、投資する際には強いと思います。
暴落時に買いを続けられるのも、給与があって投入する資金があるからです。
リタイアして、運用している資産から得られる所得しかなければ、思い切った投資は難しいかもしれません。
そういった意味ではリタイア後の暴落は、「辞めなければもっと買えたのにな~」という後悔はするかもしれません。
社畜を続ける理由
最後に会社員で居る理由についても記載がありました。
一人は不動産投資をしているので、金融機関からの融資を得やすいという真っ当な理由でした。
確かに、ある程度不動産投資家としての実績を積むまでは、安定所得がある社畜の方が融資を得やすいのでこれは納得です。
この人の場合はFIREする気がないようですが、普通の人は不動産から得られる所得が安定してくれば、社畜を辞めて不動産投資で生活するという判断をすると思います。
もう一人はブレブレだったので、なかなかFIREするのは難しいかもしれません。
5000万円あったら、6000万円まで増やそうと考えてしまいますし、6000万円まで増えれば7000万円までと、キリが無く増やしていこうと思ってしまう魔力がお金にはあります。
実際この人も1億円あるけど、2億円まで働こうという決断をしています。
この場合2億円に到達した際に、3億円まで社畜を続けようという判断をする可能性があります。
この魔力があるので、私は金額ではなくリタイアする年齢を目標にしています。
年齢なら到達すれば、辞めるという決断がしやすいのではと考えているためですが、実際目標の年齢に到達した際にどういった心境になるのか・・・
少し楽しみですが、今後も運用を続けていこうと思います。
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