FIREに親のDNAは関係あるのか?
お金を貯められない人の浪費グセをつけた犯人は…「そう、親なんです」子どもを浪費家に育ててしまう“間違ったおこづかいの渡し方”という記事を見ました。
こういった親に責任がある親ガチャみたいな論調は好きではないんですが、FIREする人の子ども時代ってどんな感じなのか少し気になったので、今日は自分を参考にFIREする人の消費行動について考えてみようと思います。

この記事内では、「お金のセンスは遺伝する」といったニュアンスで語られています。
その例えとして、お小遣いに対する考え方を例に説明しています。
1カ月500円等、ギリギリの金額をお小遣いにして渡していると毎月使い切ってしまって、その行動は社会人になっても給料を毎月使い切る形で続くと書かれています。
うーん?
どうでしょうね。
自分に当てはめると一部合っているようにも思えますし、全く当たってないようにも思えます。
少し掘り下げてみます。
親に倣うのはあると思うけど、それだけじゃないとも思う
まず、この記事にある親のお金の価値観が自分に受け継がれているかという話ですが、これは受け継がれているんじゃないかと思います。
私の父親は財布の紐は堅くて、母親はどんぶり勘定な家計でしたが
父親が銀行口座の管理をして、生活費を母に渡すという家計だったので私の価値観は父親似だと思います。
父が毎月まとめて生活費を下ろしてきて、母に渡すって感じで回ってました。
母に渡すと全部使っちゃうから、財形貯蓄で給料を貰う前に天引き貯金して残った分の一部を生活費にみたいな感じだったと思います。
結構、細かいことが分かるのか?
それは、家の親父は給料日にリビングにこれ見よがしに給料明細を置く男だったからです。
支払いいくら、財形にいくら、総支給いくらというのがまる分かりでしたし、生活費を渡しているところも見ていました。
これを物心ついた時から何とはなしに見続けていたので、親父の金遣いのDNAが受け継がれている気がします。
ただ、子どもの頃は母親の金遣いのDNAで生活してましたね。
何しろお小遣いを貰うのは母からでしたし。
いくらだったかいまいち記憶が薄いんですけど、小学生の頃は数百円で、中学生になったら2、3千円、高校生で1万円とかそんなものだったと思います。
学生時代にお小遣いを貯金した記憶はまったくありません。
この記事に書いてあるとおり、もらった分は全額使うって感じでした。
高校生から長期休暇中はバイトをして稼ぐようにもなりましたが、貰った分は全額使うって感じで何にも変わりません。
大学生の時も使う分だけ働くって感じだったので、結局ほぼ全額使い切ってました。
学生時代は全くFIREしそうな感じはしない子どもでしたね。
FIREした人の中には、子どもの頃から貯金体質MAXな人も居ます。
子どもの小遣いすら貯金して、通帳の金額が増えるのが何より楽しみという人です。
私は全然そんなこともない・・・どころかお年玉も使い切ってましたので学生時代は常に貯金ゼロでしたw
親がどんなにキッチリしてて、それを子どもが受け継いだとしても、必ずしも同じような金銭感覚になるとは限らない気がします。
今は順調でもFIRE後に牙を剥くかもしれない
記事内では子どもにあまりお金を持たせないようにギリギリの金額をお小遣いで渡していると、毎月貰ったお小遣いは全額使うようになると書かれています。
これが消費癖になって、大人になっても続く・・・
だから若い人は金融資産を保有してない割合が高いって話になってますが、これは当たっている部分もありそうですが、そんなこともないだろうなって気もします。
社畜の給料は、基本的に神の見えざる手のようなもんで決まってると思います。
そんな詩的なものでもないですが、要は他の競合企業の給料水準と比較して「生かさず、殺さず」の金額になっています。
そういった意味では、子どもに渡すギリギリの金額のお小遣いと変わらないかもしれません。
ただ・・・額の多寡より、
子どもの頃に「お金の使い方に制限があったか?なかったか?」が結構、後引く重要な要素だと思います。

フィギュアを集めるとか、ゲームを集めるとか、模型集めるみたいな収集系の趣味で部屋中いっぱいにしてしまう大人は、子どもの頃に買えなかったとか、親に買うのを禁止されていたという子どもが多いです。
お菓子や甘い物禁止な子どもは、大人になったら甘党になりますし、子どもの頃に禁止されると、後々の人生に対する反動は大きいです。

私は子どもの頃は何買っても、特に文句は言われなかったので、散々無駄遣いして
その挙句、「何でこんなもの集めてたんだろ?」という後悔をしてますが、この後悔が重要なんだと思います。
子供の頃に買って、大人になって後悔するというプロセスを踏んでないと、大人になってから買い集め出すと、後悔するタイミングが早々訪れません。
だから、使わないで貯めろとか親からごちゃごちゃ言われて育つと、大人になった時に反動で使い切って過ごす大人になりそうな気がします。
無理に矯正しようとすると歪む場合も多そうです。

そんなことをしなくても大人になれば、自然と給料の一部を貯金するようになると思うんですが・・・
今のFIRE民は生活費を節約して、節約してできた金を投信に積み立てるという王道ルートを知っているから、DNAや育ちがどうあれ、皆おんなじ形で蓄財できているんでしょうね。
FIRE達成までは正規ルートみたいな形があるので、皆それに従って進めばFIREできそうですが、FIRE達成後は自由度が高いです。
FIREが登山だったら、山頂についたらFIRE民は皆解散って感じです。
FIRE達成後に、この金遣いの価値観が牙を剥くんじゃないかな?
自由にして良いよって言われた後に、子ども時代や親の金遣いのクセが出てくるのかもしれません。



コメント
こんばんは仙堂です。
金融リテラシーは、家庭環境で育成されるでしょうね。
株主優待は日常に入り込んでいたし、配当の郵便が届いてたし、株式は普通に身の回りにあるものでした。
優待株は、子供たちにも遺伝してます。
仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。
優待株大好きですもんねw
私はそういう意味だと、父も株を持っていたはずですが郵便物を見ていた記憶が全然ないですね。
あまり優待には拘ってないのは遺伝かも?