FIREムーブメントはFIREの報告をするところまでが1セット
昨今、FIもREもしていないのに「FIRE達成しました。」という報告をSNSで目にする場面が増えました。
フルFIREしようと思うと年齢や生活費によっても差が出ますが、何歳でも最低5,000万円以上は準備する必要があるので、3,000万円くらいで達成可能なサイドFIREの達成報告が多い印象です。
この位だと、30代、早ければ20代でも到達する人が居ます。
額もそこそこ大きく、FIREの認知度も高いのでイキリ易いのでしょう。
そして達成しやすいので報告数自体が多く、それ故目に付きやすいのでしょう。
ひと昔前にはリタイアしました。という報告をする人はまず居ませんでした。
普通の社畜が資産を貯めて会社を早期退職するというのが稀でしたし、「退職したから何だ」と思われるだけだったので、いちいち報告する人も居なかったからだと思います。
このいちいち報告する文化もFIREムーブメントの中の1つということで・・・
ここ数年の流行りかなという感があります。
他人がFIREしたって話を見ても「だからどうした」と思うのは今も変わらないと思いますが、様式美みたいなもんでしょうか。
お手本ができたからやるヤツが増えた?
今や支出を抑えて作ったお金を毎月オルカンやS&P500に投資するお手本の様な形ができた関係で、NISA貧乏を始めとしたお手本に沿った投資民が増えてきました。
数が増えたので、極端なことを始めるヤツも増えるって感じです。
長期的に続けていればまず失敗はない一種の正解の様な形なので、破綻はし辛い。
急落した時に日和って売ったりしなければ、まずまず成功する投資方法だと思います。
もちろん投資なのでリスクも取っているのですが、日本人特有の皆やってるといった意識なのか、あんまりリスクを取っているという感覚が無いようにも思えます。
そして、毎月馬鹿みたいに決まったことをするだけです。
これが低刺激なので、いくら増えた、減ったという部分だけを気にしている人も多いです。
刺激が無さ過ぎて、色々な投資に手を出して失敗したり
変な投資詐欺に引っかかって金を失う人も居ます。
正解っぽい形があり、種銭さえあれば今日からでも始められる。
お手軽で、再現性が高い。
そして報酬がでかい。
毎日続けた結果、FIREという形で苦痛の源泉たる労働負荷を下げられる。(もしくは無くせる。)

〇〇パフォーマンス大好き
すぐに正解を求めたがるキッズ向きな話だと思います。
でも途中で飽きたり、我慢できなくなったりするので、万人向けじゃないのかもしれませんね。
FIREに向いている人は当然いると思うオッサン
まぁこんなことを考えたのも、FIREが若年層で広がる背景についての記事を見たからです。

この記事時代はFIRE紹介記事のようなもので、FIREの4分類(ファットFIRE、リーンFIRE、バリスタFIRE、コーストFIRE)の話と、年間生活費の25年分を準備することや、4%で取り崩すといったFIREの基本的な話をしています。
この辺は今更説明されるまでもない話
ただ、この記事で「おや?」と思ったのがFIREは特定のタイプの人々に適しているという書き方をしていたことです。

見ると「当たり前やろがい」と思うような話ですが、真理でもあります。
2つのタイプが紹介されていて、1つは支出が少なくて収入が多い人々です。
貰ってるけど、使わない。
だから貯まる。
貯まった金を投資に回して、FIREを達成する。
分かりやすい例です。
IT、エンジニア、医療関係者、金融機関といった比較的給料高い連中が例になってます。
ネタ枠のゴールドオンラインではFIREするのは毎回、ITエンジニアですねw
FIREした過ぎて、後天的に神経質になるのが正しいのでは?
気になったのはもう1つのタイプです。
生まれながらの「最適化主義者」と表現されていますが、要は記録魔ですね。
計画を立てて、数字を記録し、数字を管理することでFIREを達成しようとする人々です。
子どもの頃から「お小遣い帳」を必ずつけるように躾けられてきた人
私のように社会人になってから、収支の記録を付け始めたタイプも居ると思います。
ただ、この最適化主義者についてはFIREに適しているタイプというより
後天的にFIREに適したタイプになるんだと思います。
つまりFIREを目指し始めてから、記録や計画を作り始めるってことです。
支出を抑えて投資の種銭を作る。
そのために家計簿をつけて、支出を管理する。
投資結果を記録して平均どの程度資産が増加して、いつ頃FIREできそうか計画する。
全部FIRE達成の過程でやることです。
私も家計簿以外はFIREを考え始めるまで、全く付けていませんでしたが
FIREを考え始めてからは、資産の棚卸を記録し
家計簿の支出と、資産の増加を比較してFIRE計画を考えたりしていました。
だから、多くの人はFIREを考え始めてから最適化主義者になるというのが正しいのでしょう。
この辺は収入の多寡に関わらず、FIREを目指していく過程で誰でも記録魔になると思います。
面倒くさがり屋はマネーフォワード等の文明の利器を使うかもしれませんがw
自分で記録するにせよ、自動的に集計するにせよFIREを目指せば、記録を取ると思います。
何となくできるだろうと、丼勘定でFIREしましたって人を見たことがないので
後天的に神経質に記録を付けてFIREするというのが正しいんじゃないかな?と思います。



コメント
市場に恵まれるか労働で体を壊しかけたのでも無ければFIREを意識しない方が精神衛生上プラスですね。ただ生活保護水準でもFIREするなら5000万円は欲しいですね。
名無しさん、コメントありがとうございます。
FIREなんて考えないのが正解な気もしますが、貯まってくると働かなくても生活できそうって思っちゃいますよねw
これはどうしようもないですね。楽をしたいという人間の本能かも?
ブログ更新お疲れ様です。
どこまで記録するかは個人の嗜好レベルですが、収支と資産の把握ができてないのにFIREは出来ないでしょうし、仮に可能な資産が一時的に作れても継続は難しそうです。
銀行や取引所に忘れていた資産があったとか、クレジットカードの明細を確認せず不正利用に気付かなかったとか、個人的な感覚ではありえないんですが、世の中には気にしない人が少なくないようなので、FIREするような人は神経質なんでしょうね。
もっとも偉そうなことを言っておきながら、ポイ活とかであちこちに置き忘れた少額ポイントの残骸はありそうなのですがw
boneさん、コメントありがとうございます。
FIREする人間が銀行に預けていた金を忘れてましたというのは考え辛いですよねw
クレカの不正利用は私は確実に気付きますね。
毎月、何買ったか履歴と突き合わせして確認してるので履歴に無いものがあったら気付きます。
ポイントは良く失効してますね。
こんなちょこっとのポイント使う方が勿体ないと思っちゃいます。