去年のトラウマで、2月が恐ろしい。

ショックを隠せない男 資産推移
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2021年1月は、市況が良かった。

最終週で調整が入りましたが、1月全体で見るとなかなか市況が良かったというのが私の所感です。
2021年はそれなりに好調な滑り出しでした。

5年平均で1カ月1.8%程度の増加率ですが、1月の資産増加率は平均+0.4%の2.2%の増加となりました。

資産推移グラフ

去年の1月も調子が良かった記憶があります。
その後の2月、3月の下落が大きすぎて、リタイア時期を後ろ倒しにしないとダメかもしれないと恐怖した記憶があります。

過去の相場から2月の相場を考える。

節分天井・彼岸底という投資格言があります。
意味としては、節分の時期である2月上旬に株価がピークを迎えて高値を付け、企業の決算が集中する彼岸の3月下旬ころに決算対策のため調整局面になるという経験則的な意味です。

2020年1月まで、市場でまるっきり無視されていた新型コロナウイルスが、2月、3月で急激に市場参加者の心理を冷やして、VIX指数の急上昇、株価暴落を起こしました。
去年はこの相場格言を全く無視してドンドン下がっていったので、軽くトラウマになりました。
リーマンショック以後に投資を始めた方は、この暴落で狼狽売りしてしまい2020年のパフォーマンスをプラスに持っていくのにかなり苦労したと思います。

過去の傾向を確認するために、ここ10年で2月の相場はどうだったか確認しようと思います。

日経平均株価

日経平均株価月足チャート(TradingView提供チャート)

2月の成績は、10戦7勝で勝ち越しです。
3敗していますが、その3敗は2020年(-8.89%)、2018年(-4.46%)、2016年(-8.51%)です。
勝った場合は、2019年(2.94%)、2017年(0.41%)、2015年(6.36%)、2014年(0.49%)、2013年(3.78%)、2012年(10.46%)、2011年(3.77%)です。

直近だと、偶数年は大負けしていますので、今年は順序的に言えば勝ちでしょうか。

ダウ平均株価

ダウ平均株価月足チャート(TradingView提供チャート)

2月の成績は、10戦8勝でこちらも勝ち越しです。
2敗の内訳は、2020年(-10.07%)、2018年(-4.28%)です。
勝った年は、2019年(3.67%)、2017年(4.77%)、2016年(0.30%)、2015年(5.64%)、2014年(3.97%)、2013年(1.40%)、2012年(2.53%)、2011年(2.81%)です。

2020年はコロナで暴落、2018年はVIXショックで暴落していました。
雇用統計の結果から、FRBが利上げペースを加速するのではないかという思惑から、長期金利が急上昇して株価が暴落しました。

去年はコロナで例外的な年だったと思いますので、基本上昇すると考えても良さそうです。

終わりに

2020年、2018年の暴落時はアメリカの長期金利と恐怖指数の上昇をきっかけに暴落が発生していたので、2月以降は両指数は注視するべきだと思います。

ロビンフッド経由でアメリカの小型株が急上昇していたり、投資行動が初心者くさい人達が大量に市場参加してきたような感じがするので、そろそろバブルの終焉が近そうだなと思っています。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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