僕らのペソ円で損切りする羽目になった。
私はFXでは基本的にドル円を売り買いするのがメインです。
私が日本に住んでいるので、基本的に円との通貨ペアを取引します。
これは対円の方がニュースもすぐに確認できるし、結果も予想しやすいからです。
ユーロ円や、ユーロドル、ポンド円なんかも日本では人気ですが、ユーロやポンドはテクニカルだけならまだしも、ニュースが出た時にどう動くのか読み辛く私はあまり手を出す気にはなりません。
一番情報量が多いのがアメリカなので、ドルとの通貨ペアを選ぶというわけですね。
そしてドルだけではなく、ドル以外にも手を出す通貨ペアがあります。
いわゆる高金利通貨という奴ですね。
最近はメキシコペソ円にも良く手を出していました。
値幅で取れて、金利も美味しいので買いやすい通貨ペアです。
私は、特に中央銀行の金利決定前後に良くポジションを取っています。
メキシコの金利はアメリカの後出しで決定するので、アメリカの結果を見てから買えておいしい通貨です。
今日はメキシコペソ円で損切りする羽目になったというお話です。
メキシコペソの美味しい所はこういうところ
メキシコペソと言えば高金利通貨で、2024年6月時点で11%の金利が付きます。
日本のFX業者でも1万通貨で26円程度は付くので、3,300円～3,400円の証拠金で毎日26円貰えます。
通常100万通貨以上持つことが多い通貨ペアなので、1日2,600円程度貰って預金替わりにポジションを取っている人も多い通貨ではないでしょうか。
以前は南アフリカランドなんかも人気で、私もちょくちょく触っていましたが、今はペソの方が人気がある印象です。
何しろペソが強いし、アメリカのお隣でドルとの交換比率が良いからなのか、スプレッドも小さく、値動きも高金利通貨の中では比較的安定していたのも人気の理由だと思います。
1ペソ8円～9円と安いのも人気の理由でしょう。
必要証拠金も3,200円～3,600円くらいで1万ペソ買えるので、資金力が乏しい人も取引しやすい通貨です。
損切りした後、ペソ円のやらかしを考える
メキシコの選挙前に買いポジションを取ったんですが、ここで1つやらかしをしました。
まず与党が勝つだろうと思ってポジション取り過ぎました。
まぁ取り過ぎと言っても200万ペソ程度なんで、証拠金比率から言っても全力には程遠いレベルですが、普段はあまり取らない量です。
結果的に与党が勝ったんですが、勝ちすぎて憲法改正可能な3分の2以上の議席を取ってしまい、10％近い暴落になりました。
もう1つのやらかしは赤の平行チャネルを割れたあとすぐ損切りしておけば良かったんですが、これまでペソが強すぎたのですぐ戻すと思ってホールドを継続したことですね。
特に赤の平行チャネルに戻ってこれなかった段階で切っておくべきでした。
流石にここを下抜けたら損切りしようと考えていたポイントに8.5円があります。
ここを明確に下抜けしたら損切りしようと思っていましたが、12日に明確に下抜けを確認したので、あえなく損切りとなりました。
損切り慣れしているので、ここでの躊躇はなかったですね。
流石に12日に発表されるアメリカのCPIとFOMCの結果を見てから損切りするか決めようなんて気にはなりません。
結果次第でドル円も大きく動きますが、ペソも動くでしょう。
どっちに動くか分からないし、ペソは今まで強すぎたので下がる余地も大きいです。
変に持ちすぎてしまうと、逃げるに逃げられなくなる可能性があります。
今回は見切りが遅く、無駄に傷口を広げてしまいました。
反省しきりです。
しっかし久々に100万円以上損切りしましたよ。
数万円のスワップなんぞ鼻くそみたいなものです。
思った結果にならないこともある。
しばらく高金利通貨を触るのは自粛しようと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
コメント