文字が良いのか、映像が良いのか。
最近ブログだけではなく、Youtubeでもリタイア動画を見ています。
正直、動画である必要性は全くないですが、ブログより参入しやすいと見ているのか、ただの流行か動画が大量に存在します。
大概画面自体は意味の無い画像が多いので、私は画面はほとんど見ずに音声を聞き流しながら作業することが多いです。
聞き流しているだけなので基本的に頭にも残らないんですが、ちょっと頭に残ることがありました。
今日はそのお話をしようと思います。
リタイア系動画は主に2種類
リタイア系の動画は2種類あると思っていて、1つが単純にリタイアについて語る動画です。
投資について語る動画や、いくら必要かといったお金にまつわる内容や、自分の主観を交えてアーリーリタイアやFIREについて語る動画がそれです。
アーリーリタイアしている場合は、当然自分のリタイア後の感想が主なものになります。
リタイア後の動画は、だいたい私と同年代以上の40代~50代の人が多い印象です。
60代以上が無いのは、60代まで行くとアーリーか?と言った感じになりますし、そもそもYoutubeにアップロードするために動画を撮って、編集するスキルが無いので動画が無いんでしょう。
ギリギリついて行けるのが50代までということでしょうね。
20代、30代の人も居ますが、ホントにリタイアしてんのか?というアフィリエイト動画か、FIREというよりはサイドFIREで動画の収益が生活に必要なんだろうなというパターンしか無いようです。
エンタメ的にはサイドFIREした人の方が面白いものが多いように思えます。
ただ身も蓋もないですが、エンタメとして見るなら他のエンタメ動画を見た方が面白いです。
完全FIREした人やサイドFIREの人で「これ面白い」と思える動画にまだ出会えてないので、すぐに飽きそうな気がビンビンしています。
リタイア後の生活を垂れ流す動画
もう1つがvlogとしてリタイア後の生活を垂れ流す動画です。
vlogはVideo Blogなので、日々の生活を動画化するのは分かるんですがリタイアした後をvlog化すると大きな問題があります。
それは「生活に変化が無いので、絵がつまらない」という問題です。
リタイア後に急にイベントが大量発生するわけも無いので、生活に大きな変化が無いのは当たり前です。
それは分かっているんですが、実際この手の動画は街をウロウロして、食事を流すといったパターンが多いような気がします。
ちょっと気になった人が、何となく見続けるのを期待しているんでしょうが、色々見続けた結果
「恐ろしく絵変わりが無い。」ということが良く分かりました。
特に無茶な節約系のFIRE動画だと食事が悲惨です。
鶏かな?と思うくらいオートミール食べるし、食事もワンパターンが多いです。
栄養バランスがとれていればパターン化されてても良いんですが、お金が無いのか単品でパターン化されているので、こんなに毎日同じもの食べてて栄養バランス的にどうなんだろうと要らない心配をしてしまいます。
無茶じゃなくても食事をちゃんと作らないパターンだと、あまり旨く無さそうな食事と散歩を続ける動画になってしまうので、ちょっと可哀そうな感じになります。
何かリタイア後は貧しい食生活をしろと言われているようで萎えます。
安く作れておいしそうな食事を毎日作ってくれればいいんですけどね。
参考になりそうなら今からでも真似するんですが、その場合だとリタイア後のvlogというよりはただのお料理動画になるので、節約レシピの動画見た方が良いことになっちゃいますね。
リタイアしたら似たような生活になる可能性があるので、何か他人事じゃない感じがするのがまた嫌です。
見ていて「リタイア後は本当に幸せなのか?」と再度考えさせられてしまったので、しばらくvlogの方は視聴をお休みしようと思います。
コメント
FIREに興味がある人のほとんどは同じ思いだと思いますよ。
会社員で頑張って資産数千万円貯めてFIREしても1人で近所をふらふらうろついて自宅で不味そうな貧乏飯を食うだけの日々です。
僕もFIREしたら同じ生活になるから馬鹿にしているわけではありません。
blogよりvlogの方がつまらない生活感が生々しく出るから僕もFIRE系vlogはもう視聴してません。
FIREが廃れた理由はこの夢のなさだろう。
なごみさん、コメントありがとうございます。
自分でやってても何ともないのに、人がやっているの見ると萎えますよね。