【2023年6月12日週ドル円相場予想】1度裏切られるまでは美味しいライン

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綺麗にレンジにハマって取引しやすい1週間でした。

先週の取引の基本方針は青の平行チャネルの動きに注目して取引することでした。
具体的にはレンジ上限の140円後半では売り方針、レンジ下限の138円前半では買い方針にしていました。

そこまで動かなくても、139円台中心の動きになれば、139円前半では買い方針として、売りはレンジ上限まで行わない方針としていました。

ドル円(USD/JPY)1時間足チャート(Trading Viewから作成)

週半ばまで見ていましたが予想どおり139円台での推移となったので、139円前半で買い140円手前で決済をかけています。(青丸部分)
もう1度やっていますが(紫丸部分)、週跨ぎしたくないので、寝る前に決済して終えています。(ピンク丸部分)

青の平行チャネルも有効に機能していました。
下限にタッチした瞬間戻しに行ったので、リアルタイムで見ていれば美味しくいただける相場だったでしょうね。

6月5日週の株価の動きについて振り返りと、6月12日週の日米相場予想

日経平均株価の動きについて

6月5日週の日経平均株価は始値31,864円、終値は32,265円のプラス400円で取引を終えています。1.26%の上昇です。

先週金曜日の終値が31,536円だったので、先週の終値から見ると729円の上昇になります。
先週は30,750円から32,000円のレンジを予想していましたが、自分の予想よりさらに強かったです。
原因として分かっているのは、海外勢の買いが予想より強いからですね。
私は日本円で生活しているので渋々円資産にも投資していますが、海外の人の方が日本人より日本の将来に楽観的なのかもしれません。

いままで30年以上も成長してないんだから、インフレにもなったし給料も上がってるみたいだし、そろそろ上昇するんじゃね?って所だと思いますが、住んでいる身からするとそこまで楽観的にはなれません。

景気が良くなっても、給料が上がったとしても増税されて全部税金で吸い上げられてしまうので、今後も実感として好景気という状況にはならないと思いますが、海外勢が買ってくれるなら持っているインデックスが上昇するのでそれはそれでヨシです。

個別株は優待目的か配当目的でしか持っていないのでホールド安定ですし、上がっても下がってもホールド予定です。

日経225 1時間足チャート(TradingViewから作成)

先週注目していた経済指標は、6月8日のGDP(年率予想1.9%、結果2.7%)と国際収支(経常収支予想15,606億円、結果18,996億円、貿易収支予想-3,237億円、結果-1,131億円)という結果になりました。
株価は殆ど反応しませんでしたが、GDPが予想より強く久しぶりに2%台を見ました。

6月12日週の経済指標は、6月16日に日銀政策金利の発表があります。
これで利上げしたらドル円も大混乱必至なので、金曜は動かない方が良さそうです。

インジケーターはMACDは上昇傾向、RSIは下落傾向、ストキャスティクスは下落傾向ですが週末にかけての上昇でゴールデンクロスになっています。
週足でもMACDは上昇傾向で弱さはまだ見られません。

金曜の日銀会合次第といった感じの様子見相場になると思います。
6月12日週は31,500円から33,000円を見ておこうと思いますが、利上げなら30,000円を割りそうですね。

NYダウ平均株価の動きについて

6月5日週のNYダウ平均株価は始値始値33,799ドル、終値33,876ドルのプラス76ドル、プラス0.23%の上昇でした。

先週は33,500ドルから34,500ドルのレンジを想定していました。
週の最安値は7日の2時台の33,399ドル、最高値は9日23時台の33,975ドルです。

一時的な動きでしたが、33,500ドルを割り込む場面がありました。
青の平行チャネルを割り込む場面がありましたが、何とか持ち直して青の平行チャネル内で週の取引を終えています。

NYダウ平均株価1時間チャート(Trading Viewから作成)

先週注目していた経済指標は、5日23時のISM非製造業景気指数(予想52.5、結果50.3)と前月比の耐久財受注(予想1.1%、結果1.1%)、7日21時30分の貿易収支(予想-750億ドル、結果-746億ドル)でした。

6月12日週の経済指標は13日21時30分の消費者物価指数、15日3時のFOMC、21時30分の小売売上高、22時15分の設備稼働率、フィラデルフィア連銀景況指数、16日23時のミシガン大学消費者信頼感指数の発表があります。

また、13日21時15分にもECBの政策金利の発表があります。
来週はちょっと注目指標が盛り沢山過ぎます。
リスクを避けるなら投資は控えておくべき1週間になりそうです。

インジケーターはMACD、RSI、ストキャスティクス共に上昇傾向です。
週足でも上昇傾向を続けているので、堅調そうです。
来週のイベントの結果に大きく左右されそうですが、FOMCで利上げの停止があれば株価にもポジティブに働くでしょうね。

6月12日週は33,300ドルから34,500ドルのレンジを見ておこうと思います。

ドル円(USD/JPY)の2023年6月12日週の取引方針について

アメリカ10年国債利回りは週初3.70%、週末は3.74%でした。
最も高かったのが8日21時台の3.82%、最も低かったのが6日18時台の3.65%です。

アメリカ10年国債利回りはジリジリ上がってきました。6月5日週は3.6%を割り込む場面はありませんでした。

アメリカ10年国債利回り1時間足チャート(Trading Viewから作成)

ドルインデックスは週初104.04、週末103.55でした。
最も高かったのが5日21時台の104.40、最も低かったのが9日8時台の103.29です。

10年国債利回りとは逆にドルインデックスは、節目の104.73からジリジリ下がってくる展開になりました。

ドルインデックス1時間足チャート(Trading Viewから作成)

6月5日週は10年国債利回りは微増、ドルインデックスは微減という結果になりました。
10年国債利回りのインジケーターはMACDは横ばい、RSI、ストキャスティクスは上昇傾向、ドルインデックスのMACD、RSI、ストキャスティクスはすべて下落傾向です。

10年国債利回りは下げ止まってきた感があります。
ドルインデックスはまだ下がりそうですね。

6月12日週のドル円の投資方針を考えていきましょう
インジケーターはMACDは下落傾向が鮮明になってきました。
RSI、ストキャスティクスも下落傾向です。

6月5日週は何とか青の平行チャネル内で取引を終えることができましたが、6月12日週は青の平行チャネルを下抜けそうです。

ドル円(USD/JPY)日足チャート(Trading Viewから作成)

ただ週足ではまだ強いので、軽々に売りに行きたくもありません。
少なくとも青の平行チャネルの下抜けを見た瞬間に売りで入るのは、ちょっと怖いです。

4時間足レベルで青の平行チャネルの下抜けを確認してから、小ロットで売りで入る感じでしょうか。
139円前半では買い、140円で売りとしたいです。
どちらかと言えば売り目線で見ておこうと思います。

ただ、重要イベントが盛り沢山なのであまり積極的に動く週ではないと思います。
不味いと思ったらサッサと撤退しておいた方が長生きできるでしょう。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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