私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
スイスフラン円が12月に入って2円程度の急上昇
スイスフラン円が12月に入って急上昇している。
12月1日の始値で114.7円だったが現在は117円をうかがうまで上昇している。
スイスフラン円はレバレッジが大きいので、あまりトレードで使用しない通貨ペアだが、急に上昇したため気になったので確認したいと思います。
表示チャートは全てTradingView提供のチャートになります。
直近で似た動きをしているのは、ユーロ円(EURJPY)でしょうか。
同じく12月1日から急上昇しています。
ユーロはもうすぐ月足単位のレンジの上限の1ユーロ127円に達するので、売りたい水準に近づいてきました。
今後も上昇するのであれば、レンジ上限で売りを入れようかと思っています。
話を戻してスイスフラン円ですが、ユーロスイスフランの通貨ペアのチャートを見る限り、ユーロよりスイスフランの方が強いようです。
私のイメージだとスイスフランは以前の日本円のようにリスクオフの際に買われて、リスクオン時に売られるという認識です。
そのためスイスフランの上昇は株価の下落を感じてしまうため、最近フランが動いた時にダウ平均株価がどういった動きだったのか確認しておこうと思います。
まずは週足チャートを見ていて、目立つ陽線である2020年5月11日週~6月1日週を確認してみようと思います。
その際のダウ平均株価の動きは、24,256ドルで始値を付けて、22,789ドルまで下落した後、一時27,738ドルまで上昇して27,110ドルで終値を付けています。
この時は、5月11日週だけ逆に動き、その後はスイスフラン円とダウ平均株価は連動して動いたようです。
コロナ禍の暴落時は、初週下落後に上昇して翌週以降は上昇して3週連続陽線を付けています。
この際ダウ平均株価は28,402ドルから19,173ドルまでほぼ一貫して下落したので、こちらは初週以外は逆に動いたようです。
チャートだけで見る限り完全に相関しているわけでも逆相関しているわけでもないようです。
確認していくとドルインデックスとは逆に動いているようなので、コロナワクチンによって出遅れていたヨーロッパ市場への資金流入のため、ユーロやフランの需要が増加しているのでは無いでしょうか。
ユーロストックス50指数を確認する限り、コロナ禍の下落からまだ10%程度戻す余地があるため、ユーロ圏への投資も良いかもしれません。
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