与党が維新になるかも。
日経新聞で、日本維新の会が次期衆院選に向けた経済政策の柱にベーシックインカムを導入すると明記したという報道がありました。
その他に消費税や所得税、法人税の減税や相続税の廃止を主張しているみたいです。
また、ベーシックインカムは年齢に関係なく全ての人に毎月6万~10万円を給付する想定で生活保護、基礎年金、児童手当はベーシックインカムに統合されるようです。
法人税はともかく、誰でも6万~10万円貰えて、消費税と所得税の減税するというのは多くの人に受け入れられそうです。
基礎年金と生活保護をベーシックインカムに統合するというのは竹中平蔵氏が主張していたベーシックインカム案に近いと思いますが、普通の人にもお金持ちにも貧乏人にも、若くても、お年寄りでも誰でも貰えるので、反対する人は居なさそうです。
現状の自民党が隙あらば増税するスタンスなので、高年収の世帯程自民党にはフラストレーションを貯めていると思いますので、衆院選では維新の会が第一党になるかもしれません。
高齢者世帯が今貰っている年金より手取りが減るからといって自民党に入れるかもしれませんけど。
ただし、減税した上で全ての人にベーシックインカムを払うという政策は財源がどこから出るのかという疑問はあります。
民主党政権時代のように霞が関の埋蔵金で対応しますとか言い出さなければ良いんですが、どの道無い袖は振れない気がするので、日本維新の会が与党になってもベーシックインカムが実現するかは怪しい話です。
民主党政権時代のようにただ混乱だけをまき散らす可能性もあります。
民主党政権時の日経平均株価は悲惨な状態だったので、あの二の舞だけは勘弁してもらいたいものです。
2009年9月16日の鳩山内閣発足時の始値が10288.72円、2011年8月30日の菅内閣総辞職した時の終値が8953.90円でした。
この後自民党が与党になって株価は上昇しましたが、民主党政権時代は丁度株価の底の部分でした。
現状私が想定しているファイナンシャルプランでは年金はかなり減額される前提で考えているため、70歳から年120万円支給を想定しています。100歳まで生きても3600万円です。
ベーシックインカムが支給されれば100歳まで60年以上支給されることになるので、月6万円だったとしても4320万円以上になります。
と言うことは、ファイナンシャルプランより700万円以上収入が増えることになります。
実際100歳まで生きていられるとは思っていませんが、毎月数万円程度の収入が得られれば、セミリタイア後の生活は問題なく送れると考えていたので、ベーシックインカムが貰えれば、ちょっとした労働すらしなくて済む可能性があります。
是非ともベーシックインカムを導入して欲しい。
導入が決まったらすぐ社畜辞めるので、衆院選は日本維新の会に頑張ってもらいたいです。
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