週後半は取引しなかったけど、1取引で十分でした。
先週は下落を想定していました。
特に8月5日に付けた141.68円を割り込むかに注目しています。
基本戦略は売り方針、141.68円を割り込んでいくなら売り、買いに行くのは144円までは自重としていました。
9日月曜朝は8時50分に経常収支(予想2,500億円、結果3,193億円)と実質GDP(年率予想3.2%、結果2.9%)の発表がありましたが、通勤中で見ている時間がないので、取引はせず、月曜の夜から売りで入りました。
そのまま持ち続け、11日の消費者物価指数の発表前に決済しています。(青丸部分)
今週の取引はこれだけです。
木曜と金曜は外出していたので、取引せずでした。
1勝0敗、170pips取れたので十分です。
2024年9月9日週の利回りとドル需要について
9月9日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初3.73%、週末3.65%でした。
最も高かったのが9月9日17時台の3.76%、最も低かったのが9月11日18時台の3.60%です。
先週は横ばいからやや上昇傾向を想定していました。
上昇傾向としたのは、8月の金利の底が3.6%後半で、その辺りで下げ止まりの兆候が見えたためです。
9月は8月ほどの下げは無かったので、この辺りで戻すと見ていましたが利下げが迫っていることもあり債券価格がかなり堅調です。
今のところ0.5%の利下げは無いと思っていますが、金利が決まるまでにもう一段くらい下がるかもしれませんね。
MACDは下落傾向、週半ばからは下落の傾きは緩やかになっていますが週を通じて下落傾向が続いています。
RSIとストキャスティクスは上昇傾向で週末にかけて少し垂れて引けています。
来週は19日のFOMCの結果次第でどうとでも変わると思いますが、今は0.5%の利下げをある程度織り込んでいると思うので、0.25%の利下げなら金利は上昇すると思います。
結果は現状分からないので、FOMCの結果を抜きに考えると3.6%が一先ずの底と考え、横ばいからやや下落傾向になることを想定しておこうと思います。
日本国債10年物の利回りは週初0.88%、週末0.83%でした。
先週は横ばいからやや下落傾向を想定していたため、想定どおりの動きになりました。
MACDは緩やかな下落傾向、RSIとストキャスティクスも多少の反発を含みつつも下落傾向で推移しているため、来週も弱そうです。
株価も35,000円台まで下落して弱かったです。
ただ少し下げ幅が大きかったので、木曜以降は36,581円まで戻して引けています。
19日のFOMCまでは様子見相場ですかね。株価のMACDは週末にかけて横ばい傾向で引けています。
株価を見る限りでは来週も強くは無さそうなので、金利も横ばいからやや下落傾向が続くのではないかと思います。
9月9日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初101.18で、週末101.11でした。
最も高かったのが9月12日16時台の101.83、最も低かったのが9月13日22時台の100.88です。
先週は101.2を底に横ばいからやや上昇傾向を想定していました。
想定どおり週初に101.2の目安を超えてきましたが、結局13日に101.2を底割れして、100.8から101.2のレンジにまた戻ってきて引けています。
MACDは先週と変わらず上昇傾向、RSIとストキャスティクスは11日まで上昇傾向、それ以降は下落傾向で引けています。
ストキャスティクスに関してはデッドクロスしてそのまま下落傾向のまま引けています。
MACDは綺麗な上昇傾向なのに、ドルインデックスの動きは週初に上昇、週末にかけて下落という動きが続いているため、予測し辛い動きです。
100.8から101.2のレンジを下抜けはしていないため、来週もレンジの下限を底として101.2を上抜ける動き、横ばいからやや上昇傾向を想定しておこうと思います。
株価は荒れていましたが、VIXは大人しく20台前半で安定しています。
週初21.32、週末16.57で引けています。
14日の2時台に付けた16.23が最も低く、9日の16時台に付けた21.32が最も高い水準です。
NYダウ平均株価は週初40,643ドル、週末41,393ドル、先週末比プラス1,048ドル、2.60%の大幅上昇です。
先週は40,000ドルの節目で下げ止まったら良いなという想定していましたが、11日に39,993ドルを付けた後は反発して、41,393ドルで引けています。
今週はドルインデックスとの逆相関が復活しています。
MACDは11日まで下落傾向、それ以降は上昇傾向でそのまま引けています。
RSI、ストキャスティクスは右肩上がりの上昇傾向です。
先週とは打って変わって上昇傾向です。
8月30日に付けた41,585ドル到達後、青の平行チャネルの下限到達後それぞれ反落がありそうです。上昇があっても上値は限定的でしょう。
2024年9月16日週のドル円取引について
9月16日週の10年物国債金利は横ばいからやや下落傾向、ドルインデックスは横ばいからやや上昇傾向で推移する前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、9月17日の21時30分に小売売上高、22時15分に鉱工業生産指数と設備稼働率、9月19日の3時にFOMC、21時30分に経常収支とフィラデルフィア連銀景況指数、23時に中古住宅販売件数、9月20日に日銀政策決定会合、8時30分に日本の消費者物価指数の発表があります。
来週重要なのは19日のFOMCと20日の日銀政策決定会合でしょう。
19日のFOMCで0.25%の利下げ、20日の日銀政策決定会合では現状維持が基本シナリオです。
FOMCで0.5%の利下げ、20日の日銀政策決定会合で0.25%の利上げと言うのがサプライズになるでしょう。
ここまで動くと140円割れは確実だと思いますが、基本シナリオどおりなら円安傾向になるでしょう。
投資方針としては週末までは様子見相場が続くでしょうから、19日のFOMC発表までが取引時間になるでしょうね。
ここでやってはいけない取引が、どちらかに動くと想定して買い仕掛けや売り仕掛けすることです。もちろんポジションの持ち越しもNGです。
含み損があると、結果次第でプラスになるかもと持ち続ける人が居ますが、逆の結果になれば損失が超拡大するので、重要イベント前はノーポジが基本です。
FOMCの結果発表から20日の日銀政策決定会合の結果が出るまでは売買しない方が良いでしょう。
141.68円を割り込んで140円台まで下がってしまったので、本格的な下落トレンド入りの兆候が見られます。
とはいえ、これもアメリカの0.5%の利下げや日本の0.25%の利上げを織り込んでの動きだと思うので、少し先取りした円高なのかなという印象です。
141.68円を割り込んだ次の節目は、2023年7月につけた137.23円になります。
FOMCと日銀政策決定会合の通過後にこの水準を守れるかが焦点になりそうです。
基本シナリオの場合は142円まで戻してきそうです。
MACDは緩やかな下落傾向で、デッドクロスを伴う下落傾向になっています。
RSIも緩やかな下落傾向です。
ストキャスティクスは上下の動きを織り交ぜつつ、下落傾向で推移しています。
チャートを見る限りは売り方針を原則にしようと思います。
140円で反発の可能性があるため、140円付近で一度決済する想定です。
FOMC後は取引は自重しようと思いますが、基本シナリオどおりなら買いを入れるかもしれません。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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