FIREを目指す人が最初に削るお金で資産を作る人を見て思うこと。

パソコン猫 雑記
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FIREの始まりは財布の紐を締めるところから始まる

FIREを目指し始めると、支出にはかなりシビアになっていきます。
まず最初に手を付けるのは変動費という人が多いでしょう。
特に雑費と呼ばれる目的不明で、毎月何となく浪費されている費用がターゲットになると思います。

FIREを目指し始めれば、支出内容を把握するために多くの人が家計簿を付けるようになるでしょうから雑費のような浪費が浮かび上がってきます。
そうるすと家計簿を見直した際に、毎月こんな無駄な物に金を払っているなと気付くので、そこから減らしていくという場合が多いのではないでしょうか。

家賃や携帯代といった固定費は支出の削減が上手くいってから「もっと投資の種銭を増やしたい。」と考えて始めることになるでしょう。

そうして何年、何十年と続けることでその生活が当たり前になってきます。
あらゆる無駄を減らして(何なら必要そうな部分も大幅に削ってまで)リタイアを目指しますが、余程無理な計画でもなければ現役時の生活水準を前提としたリタイア計画になるでしょう。

その際は自分の趣味に支出する金額というのはそのままFIRE後も残り続けると思うので、リタイア後の支出というのは人によって千差万別になるのだと思います。

ブログとかで支出内訳とか見ても、雑費か遊興費で計上されてしまうので見えにくくなると思いますが、細かく何に使っているかといった話になると人によって大きな違いがあるはずです。

FIREから最も遠い行動、それがギャンブル

そんな訳でFIREを目指す際に邪魔になってくるのが浪費というものですが、FIREにおいて最も無駄な支出は何かと考えると、それはギャンブルです。

競馬、競輪、競艇、パチンコと色々ありますが、胴元が確実に儲かる仕組みになっているギャンブルは浪費と言っても過言ではないでしょう。
当然当たることもあるでしょうが、買う度に胴元がお金を抜いていくので、長く続けるほど参加者の資産はマイナスになっていく死のゲームです。

そんな中でも、スーパーぼったくりなギャンブルが宝くじです。

セミリタイアを目指す人には毒?年末ジャンボをネットで買ってみた。
宝くじがネットで買えるようになっていた。私は普段宝くじを買う人間ではないのですが、ふとテレビを見ていると年末ジャンボがネットで買えるというCMが流れていたので、試しに買ってみることにしました。セミリタイアを目指す方は基本的に宝くじを購入する...

当選金として支払われる金額は半分以下で、買った以下の金額しか戻ってこないことがほぼ約束された貧乏人へのパスポートです。

宝くじは「愚か者への税金」と言われるほど期待値の低いギャンブルですが、たまたま上手くいくケースもあるようです。

淡々と生活しつつ、狂人を眺める

私もFIREを目指すオッサンとして、公営ギャンブルは一切しませんし、宝くじもネタで使った以外では買いません。

ネタにしたと言っても10枚買うとかそんなレベルです。
ですが世の中には狂人もいるようで7,000万円以上も宝くじを買う人がいるようです。

スポーツくじに全財産7350万円投じた学生投資家、驚きの当せん金額「人生変わりましたね」 - 芸能 : 日刊スポーツ
大学生投資家の造船太郎さんが3日までにYouTubeチャンネルでライブ配信を行い、スポーツくじ「MEGABIG」で巨額当せんしたことを報告した。造船太郎さんは… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkans...

大学生投資家の造船太郎氏がスポーツくじのMEGA BIGを24万5000口買ったというニュースです。

普段は紙より薄い確率でしか当選しませんが、今回は台風の影響で4試合が中止になったことで、当選確率が1680万分の1から6万5000分の1になったことで、全財産を賭けたギャンブルをしたようです。

確かに24.5万口も買えば、6.5万分の1の確率でも3本~4本程度は当選する可能性はありますが、無茶なことを始めるものです。

結果的には8本当選して2億2190万円程度まで増えたようですが、この内容について考えてみようと思います。

何でこんなギャンブルをするのか理由を考えてみる

何でこんなことを始めたのか?
こう言われると、スタート地点にあるのは台風で試合が中止になって1等の当選確率が上昇したということがあるでしょう。

ただ、この事実だけで「よっしゃ全財産賭けて1等狙うぜ。」とはなりません。
この暴挙とも言える行動を始めた理由は複数あるでしょう。

まず話題作りというというのが1つ
SNSのトレンドでも流れてきたので、バズりはしました。
こういった話は確かに跳ねやすいと思います。
どちらかというと全財産溶かして破産するところが見たいという、人の暗黒面が見る人を惹きつけるんだと思いますが、理由はともかく見る人は多いでしょう。

そして1等が1本当選してもおかしくない程度の口数を買える資産があるということも理由の1つになるでしょう。

MEGA BIGは1口300円ですが、100口や1,000口程度買ってもまず当たりません。
3万円、30万円と結構な浪費ですが、まず溶かすことになるでしょう。
ですが7000万円分も買えば話は変わってきます。
確率が6.5万分の1まで下がれば、ランダムでもそりゃ何本か当選するでしょう。

最後の理由が若いということですね。
20代だからできる無茶ということです。
20代で7,000万円以上作れるならすっても取り返すだけの時間は十分あります。
バズれば広告収入やインプレッション等で多少なりとも取り戻せるという考えもあったでしょう。

オッサンが同じことができてもやらない理由

私も24.5万口買える資産はありますが、とても買う気にはなりません。
理由はあまりに分が悪いからです。

当選払戻金は50%なので、半分は経費や別用途で胴元が抜いていきます。
そこからは当選者で分け合う訳ですが・・
当選確率が上がれば当選者が増えるので当然、当選金も下がります。
今回は1等でも2,500万円程度でしたし、2等なんてたった300円です。

1476回MEGA BIGの結果を引用

場合によってはもっと下がる可能性もあったでしょう。
6.5万分の1で、24万口以上買えば数本は当たる可能性もありますが、1本も当たらないという可能性もありますし、当たったところで当選者が多ければ当選金が少なくなり過ぎて全然儲からないとう可能性もあります。

こういった状況を想定すると、とても虎の子を使う気にはなりません。
でも1番大きな理由は、子供の時の確率のトラウマが植え付けられているからかもしれません。

スーパーロボット大戦で5%で敵の攻撃に当たったり、98%の確率で当たるのに避けられたりといった出来事を頻繁に見ていたことも大きいでしょう。

確率って当てにならねーってことが深層心理に刻み込まれているのかもしれません。

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コメント

  1. はしQ より:

    nekonabeさん おはようございます。昨日の暴落でやや気分がすぐれない はしQです。さてギャンブルですが、昔読んだ本がこれまた頭にこびりついている話で、公営ギャンブルで最も期待値の高いのは「競馬」だそうです。競馬は80% 競輪・オートレースなどももう少し低い程度ですが宝くじは50%程度だそうです。ただし宝くじは他のものと違い「必ず誰かは1等が当たる」点でめちゃくちゃ射幸心をあおります。一攫千金狙いですね。意外にパチンコは90%ぐらいらしいですが、スキルに差がありますので普通の人には90%は無理でしょうが。こうした博打に金をつぎ込むのは理屈では資産形成とは別物といえますね。これにきわめて近い感覚が「株暴落時は買い場」の発想でしょう。今日はどうなるか・・・ではまた

    • nekonabe より:

      はしQさん、コメントありがとうございます。
      また懸念で下がってますね。懸念(大人の事情)ですけど。
      この前バカみたいに下げたので、慣れてきました。先月も月初に滅茶苦茶下がりましたし。

      それより慣れないのが円高でドル資産が減ることですね。
      こっちの方がキツイ
      株価は下がったら買いですけど、持っているドル資産の評価額が下がるのは嫌なものです。
      最近は円が130円くらいまで行ったら500万円分くらいドルに換えて、ドル資産の買い弾にしようかなとも考えてます。

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