生粋のミニマリストはFIRE一歩手前の考え方をする。

虫眼鏡でのぞくねこ 茶トラ FIRE前
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FIREを目指す=ミニマリスト化する

以前、FIREを目指すとミニマリストになるという話をしました。
FIREを目指し始めると、給料から投資に回すための種銭を作るのに心血を注ぐことになります。

リタイア生活において必要なさそうな能力は何かを考える。
まだリタイア計画も半ばなので、立ち止まって考えてみる。私は未だ社畜の身分ですが、リタイア生活に向けて順調(?)に資産を伸ばしている最中です。毎月順調に増えているわけではありませんが、増減を繰り返しつつ徐々に右肩上がりといった形です。貯金だけ...

投資を続けていると余程おかしな金融商品を買わない限り、年単位で続けていればまずプラスの収支になります。
時間の経過と共に順調に資産が増えている様子を見ていれば、どんな人でも自ずと1円でも投資に回すお金を増やしたいと考えるはずです。

そのためどんな浪費大好きな人でも、年を追う毎に知らず知らずにミニマリストになっていくという訳です。

生粋のミニマリストは少ない支出=少ない稼ぎ

FIREを目指すとミニマリスト化する傾向があります。
ですが、世の中にはFIREを目指している訳ではないのにミニマリストという人も居ます。
「やりたくない仕事でお金を稼いでいる人」が気づいていない衝撃事実という記事を見たので、そのお話をしようと思います。

「やりたくない仕事でお金を稼いでいる人」が気づいていない衝撃事実【ミニマリスト・なにおれ氏が解説】|資産形成ゴールドオンライン
やりたいことを仕事にして生活ができる人は、ほんの一握りです。しかし一方で、「やりたくない仕事」で生活をしている人が見落としていることがあって……。本記事では、ミ大人気ブロガー・なにおれ氏の著書『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮ら...

記事を見る限りでは、ナチュラルなミニマリストは惜しい考え方をしていると思います。

ナチュラルなミニマリストは最低限の生活費を計算して、その生活費程度稼げる好きな仕事をすれば良いという考え方をしているようです。
少ない支出と少ない稼ぎを均衡させるという考え方です。

実に惜しい。
FIREまでもうちょっとの考え方です。
FIRE後も最低限の生活で良いのであれば、彼の言うところの「やりたくない仕事」で多めに稼いで、投資に回すことで比較的早期にFIREまで辿り着けそうです。

やりたくないという事実が節約の背中を押しますから、最低限のコストも見定め易いです。

そもそもやりたい仕事とか、やりたくない仕事とか言うのはナンセンスです。
どんな仕事だろうと社畜の仕事は嫌になります。
これはまず間違いありません。

40歳過ぎて仕事が好きな社畜なぞ居ない

生粋のミニマリストが何をもってやりたい仕事か、やりたくない仕事かを判別しているのかは分かりませんが、私の持論としては「40歳過ぎて社畜の仕事が好きな奴なんて居ない。」というものがあります。

学校を卒業して20年も社畜をしていれば、どんな人でも仕事が嫌いになります。
ずっと仕事大好きなんてのはあり得ません。
何故なら体調が悪い時も、寝不足な日も、気分が乗らない日も毎日仕事に行くからです。
何十年も生活していて、1日たりとも気分が落ちた日が無いなんて人は居ません。

その気分が落ちた日も欠かさず仕事に行くことで、徐々に仕事が嫌いになっていくでしょう。
仕事内容も慣れからマンネリ化しますし、顧客や同僚からのストレスも多いでしょう。
どれだけ気付かないフリをして誤魔化しても、20年は誤魔化せません。

仕事が嫌いじゃないという人は、自分で仕事のルールを作れる経営者や自営業者くらいです。

やりたくない日や、気分が乗らない日はやらない。
そこまでコントロールできれば、何とかモチベーションは維持できます。
ですが悲しいかな社畜は、気分次第で仕事量をコントロールすることができません。

コントロールできないので、時間が経つ毎に自分の人生を生きていないと感じるのかもしれません。
朝起きて、仕事に行って、帰ってくるまでの動きを会社にコントロールされていると考えてしまえば、もう仕事が好きとか言っていられないでしょう。

どんな能天気な人でも多かれ少なかれ、必ず疑問を感じるようになります。
だからこそ、FIREの準備はしておくべきなのです。

ポプテピピック 3巻 P22から引用

気付いた時には、もう仕事が嫌でしょうがなくなっているはずです。
仕事が嫌だと気付いてからFIREの準備を始めても、それは長い苦痛の時を過ごすことになりかねません。

奇跡的に定年まで仕事が嫌いにならなければ、それでも良いでしょう。
定年退職して、有り余る資産で悠々自適に暮らせば良いだけです。
そして、年食って普通に仕事が嫌になったらFIREすれば良いのです。

やりたい仕事とか眠たいことを言っている暇があったら、とりあえず1円でも多く稼いでおいて投資に回す。

毎日8時間も続く回し車を回す仕事が嫌になったらFIREする。
私はそれで良いんじゃないかと思いますが、人生の中で一瞬たりとも凄くシンドイ時間があるのは嫌という人は、ゆるゆるずっと働き続けるというのもアリと言えばアリだと思います。

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FIRE前
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コメント

  1. はしQ より:

    nekonabeさん おはようございます。はしQです。昨日は所有日本株の被弾は軽微で安堵してますが、S&P オルカンなどの投資信託は完全に被弾しましたので大き目のマイナスになりました。それでも大台は保っていますので、こんなもんでしょうか。ミニマリスト+(当面は)資産形成に可能な限り投資(できれば、ある程度の利回り確保できるもの)の組み合わせがベストですよね。何となくですが、この「なにおれ」さんは、イヤな仕事はしたくない かつ その手段としてミニマリストになる ことが目的で 資産形成には興味ないようにも見えます。普通のFIREを目指す人とは少し異なるようです。・・・ものを持つこととお金を持つことは同じなのかもしれません。ではまた 

    • nekonabe より:

      はしQさん、コメントありがとうございます。
      資産形成に興味がないのが惜しいですね。
      恐らく時間が経てば仕事が嫌になると思うので、どこかのタイミングで金貯めておけばよかった~となると思います。

      物欲は年々無くなってきますけど、金銭欲には限りがありませんからね。
      どこかでストップをかけてFIREしないと、死ぬまで貯め続けそうです。
      それもそれで恐ろしい

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