大怪我をしない立ち回りが裏目に出る。
先週は146.47~48円を基準にして、割り込まないのであれば買い、割り込むようなら一度立ち止まって売りを検討するという方針にしていました。
月曜日の帰宅後147.3円台で買い、14日の消費者物価指数(前月比予想0.2、結果0.2%、前年比予想3.0%、結果2.9%)の発表前に146.9円で損切りしています。(青丸部分)
その後、CPIの結果を見た後に再度買いで入り、15日の小売売上高(予想0.4%、結果1.0%)とフィラデルフィア連銀景況指数(予想5.0、結果-7.0)発表前に決済しています。(橙丸部分)
この結果を見た後再度買いで入り、16日のミシガン大学消費者信頼感指数(予想66.9、結果67.8)の発表前に損切りしています。(紫丸部分)
1勝2敗で、1勝も超少額なので実質3敗みたいなものです。
ただペソに関しては、8円を超えることはなさそうだったので、7.9円で150万ペソ全決済しています。
実質1勝3敗ですね。
いくら大怪我しないための立ち回りとは言え、想定していた146.46円辺りを底にした値動きで買い方針という方針はハマっているのに勝ててないというのが何ともモヤっとします。
これでもドルのロットは小さいので、収支はプラスです。
プラスならOKと思っておきます。
ただちょっと悔しい取引でした。
2024年8月12日週の利回りとドル需要について
8月12日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初3.94%、週末3.88%でした。
最も高かったのが8月12日22時台の3.96%、最も低かったのが8月15日1時台の3.81%です。
先週は短期的には持ち直しの動きを想定しており、横ばいからやや上昇で4%付近での推移になると想定していましたが、株価が堅調だったこともあって想定よりは弱くやや下落傾向での推移になりました。
15日の小売売上高(予想0.4%、結果1.0%)とフィラデルフィア連銀景況指数(予想5.0、結果-7.0)を受けて金利が3.83%から3.93%まで上昇する場面がありましたがその後は少しづつ下落して3.84%で引けています。
MACDは14日まで下落傾向、それ以降は上昇傾向です。
RSIとストキャスティクスも14日までは下落傾向、それ以降は上昇傾向で週末にかけて少し垂れて引けています。
チャート的には上昇しそうに見えます。
ただ株価の上昇で警戒感が減ったのかと思いつつ、意外と4%が遠いので来週は横ばいからやや上昇傾向を想定しておこうと思います。
日本国債10年物の利回りは週初0.85%、週末0.87%でした。
今週も株価は堅調でした。
金利については横ばいから少し上昇といった動きで、想定どおりの動きになっています。
MACDは15日まで緩やかな下落傾向、それ以降は上昇傾向に転じています。
RSIとストキャスティクスは14日まで下落傾向、それ以降は上昇傾向です。
こちらも1%は遠そうですが、横ばいからやや上昇傾向での推移になるのではないでしょうか。
8月12日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初103.15で、週末102.40でした。
最も高かったのが8月13日18時台の103.27、最も低かったのが8月14日23時台の102.27です。
先週は横ばいからやや下落傾向を想定していたので、動きとしてはほぼ想定どおりの動きとなりました。
株価は右肩上がりだったので、これまでの傾向だったら綺麗に右肩下がりになるのが通例だったんですが、ドルインデックスと株価の逆相関はまだ戻ってきていないようです。
MACDは15日に少し上昇する場面がありましたが、下落傾向です。
RSIとストキャスティクスも15日に上昇した以外は下落傾向で引けています。
チャート的には下落傾向で、株価も堅調が想定されるので逆相関が崩れてきているとはいえ傾向はつづいているので、下落傾向を想定しておこうと思います。
VIXは株価の上昇に伴い恐怖感も薄らいで低い水準で安定しています。
週初20.52、週末14.81で20未満で引けています。
17日の1時台に付けた14.65が最も低く、13日の4時台に付けた21.19が最も高い水準です。
NYダウ平均株価は週初39,556ドル、週末40,659ドル、先週末比プラス1,162ドル、2.94%の大幅上昇です。
株価については8月5日に起きたギャップダウンの窓埋めなるかという展開を想定してましたが、14日には早々に窓埋めは完了して、4万ドル台を回復しています。
今週の株価上昇であっと言う間に暴落前の水準に戻ってきましたね。
15日の小売売上高(予想0.4%、結果1.0%)の結果を受けてギャップアップで一気に4万ドルを回復したまま、4万ドルをキープして引けました。
MACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向、週足も上昇傾向でゴールデンクロスが発生しています。
RSIとストキャスティクスも右肩上がりの上昇傾向です。
チャートを見る限り上昇傾向が続きそうに見えます。
次の節目の41,000ドルを回復できるか、青の平行チャネルの下限にタッチできるかといた展開が想定されます。
2024年8月19日週のドル円取引について
8月19日週の10年物金利は横ばいからやや上昇傾向、ドルインデックスは下落傾向で推移する前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、8月22日の3時にFOMC議事録、22時45分にPMI、23時に中古住宅販売件数、8月23日の23時に新築住宅販売件数の発表があります。
来週重要なのは22日のFOMC議事録と、PMIです。
利下げスタンスの確認が主な焦点でしょう。市場では9月利下げを織り込んできているので、市場の想定より利下げに慎重なスタンスが示されるようだとまた、一波乱あるかもしれません。
MACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向、RSIとストキャスティクスは15日まで上昇傾向でそれ以降は下落して引けています。
146円から147円台で何日か安定していましたが、木曜からまた荒い値動きになっています。
15日に147.0円から149.3円まで上昇した後、翌日16日に149.3円から147.5円まで戻してしまっています。
そのまま147.53円で引けています。
8日から始まった146円後半から147円後半での推移に戻ってきたため、少々読み辛い展開です。
日足のMACDは上昇傾向、RSIとストキャスティクスは15日までは上昇傾向、それ以降は下落して引けています。
週足は変わらず下落傾向が続いていてまだ反転の兆しは見えません。
週足のRSIとストキャスティクスは回復の兆しが見られ上昇傾向になっています。
株価も堅調推移が想定され、短期ではMACDも上昇傾向が見られるため146円台後半を割り込んでこなければ、買い方針を継続しようと思います。
直近の高値は149円台のため、148円台後半から149円の水準では一度利確して様子見して、売りは行わない方針です。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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