肯定する人も居れば、当然否定する人もいる。
FIREという言葉も大分市民権を得てきたように感じます。
全く興味の無い人でも、ニュース等で一度は耳にしたことのある言葉になってきたでしょう。
そしてFIREという言葉を聞いて、肯定的に考える人と否定的に考える人ができます。
肯定派は私のようにFIREを目指していたり、比較的に若い人が多い印象です。
これからの人生長い人の方が、自由を求めるのも当然かなという気がします。
FIREを目指している人が肯定派になるのも、また当然です。
否定的な感情になるものを目指すとか意味わかりませんからね。
私の考えるFIRE否定派4分類
そしてFIRE否定派という人たちも、一定数存在します。
私が考えるFIRE否定派としては大きく4つの派閥に分かれていると思います。
私の考えるFIRE否定派
1.嫉妬心からの条件反射、または有名人
2.よく訓練された洗脳済み社畜
3.会社経営者
4.高齢者
4つの派閥を見ていきましょう。
嫉妬心からの条件反射、または有名人
1の嫉妬心からの条件反射は単純です。
単純だからこそ、その様なのだと思いますが、とてもFIREできるような経済状況にないためにFIREを否定する層です。
自分の想像の枠内に経済的自立がないため、妙に攻撃的です。
言っていることも特段根拠がある訳でもなく、主観的な話を感情的にしてきます。
「それっぽっちでFIREなんて」が口癖です。
多分この人たちが同じくらいの額を持っていたら速攻で仕事辞めた後、好きなだけ使い込んでFIRE卒業するでしょうね。
似たようなのが、有名人です。
彼らも主観的な感想でFIREを否定します。
彼らは好きなことを仕事にしている人々なので、本気でFIREする意味が分からないと考えている節もありますが、世間にいる多数派の社畜が考えている労働と、有名人がこなす労働の差が良く分かっていない感じがします。
自分の労働をベースに考えているため「なぜFIREしたいのか?」というスタート地点に立てていません。
そもそも彼ら自身が好きなことやって稼いでいるので、既にサイドFIREしているような物なのですが、それが良く分かっていないようです。
「お前FIREしてんのにFIRE否定すんのか。」という謎を呼ぶ連中です。
よく訓練された洗脳済み社畜
2つ目がよく訓練された社畜です。
仕事が大好き(という洗脳を受けた)社畜です。
彼らはとにかく日々忙しくしています。
経営者に無駄に忙しくされて仕事以外のことを考える余力を奪われた人々です。
この人たちは「FIREなんかして余った時間で何するの?」、「FIREなんてしたら暇過ぎる」といった自分の時間の使い方すら忘れてしまったような感想でFIREを否定します。
「やりがい」といった主観的な物を持ち出すのも洗脳済みの社畜の特徴です。
当初お金が目的で働き始めたにも関わらず、洗脳の過程でゼロ円の「(誰かが考えた)やりがい」を目的にしてしまった人々です。
経営者の被害者Aですね。
会社経営者
そして3つ目が会社経営者です。
FIREを否定すること自体は悪くありませんが、こいつらが一番質が悪いです。
経営者はFIRE否定派の2つ目である洗脳済みの社畜を増やすことに熱心です。
洗脳して疑問を持たないマシーンにしてしまえば、FIREなんかに興味を持たない集金奴隷を作り出せます。
彼らの本音は馬車馬のように働いて私を儲けさせろと言うことですが、小賢しいので色々それっぽい理由を付けてFIREを否定します。
彼らはセッセと洗脳に勤しみます。
「生涯現役」だとか「成長、プロ意識」といった用語を使い、さもFIREを目指すことが悪であるかのように仕向けてきます。
そして情報発信にも熱心です。
自分の会社の奴隷たちだけでなく、インターネットを使い世界中の人間に自分の洗脳を行き渡らせようと考えます。
入社前から洗脳しておけば、転職してきた時に手間が省けるとでも思っているのか、社会に自分の考えが浸透していれば都合が良いと考えているのか、自己肯定感が高すぎて自己が肥大化し過ぎてしまっているのか、理由は不明です。
とにかく自分の思った通りにしたいという考えを発信したがるのが、経営者です。
高齢者
最後は高齢者です。
これは想像の部分が大きいのですが、3つ目の経営者と似たようなもので自分の立ち位置を考えた場合、FIREを否定するだろうと考えています。
彼らは当然既にリタイアしているため、働いてはいません。
そして彼らの年金や社会保障費は現役世代の税金(+借金)から出ています。
そうなれば、当然「若い奴は(ワシのために)働け!」と言ってくることは容易に想像できます。
そして自分が定年まで働いてからリタイアしたので、ワシは定年まで働いたのにアーリーリタイアなんてけしからん。と怒ってきそうです。
社会の仕組み的にも、感情的にもFIREを否定しそうなのが高齢者です。
暇なので、FIREを目指す人に突っかかっていくこともあるでしょう。
FIREの目的が大幅にズレているからFIREを否定するのかも
という訳で、FIRE否定派について考えてみました。
何でこんな話を考えたのかというと、「FIREはやめたほうがいいと断言できる理由」という記事を読んだからです。
久々に直球系のFIRE否定派の記事を見たので、こういうことを考える人たちについて思いを巡らせました。
そしてやはり書いた人は会社経営者でしたw
分かりやすいわ~
タイトルだけで経営者が書いたことが分かります。
FIREすると時間を使う能力が落ちるらしいです。
まぁ、ままあるでしょうね。
ニートの5chスレとか見ると、1日1個の予定を消化するのが限界という人も多いです。
色々やるのが面倒になるんでしょう。
だけどね。
別に1日複数のイベントをこなして忙しくしていなきゃいけないって理由もないんですよ。
時間の使い方が下手になっても何の問題もありません。
何もしない時間を持つ自由があることが重要です。
何もしなくても良いじゃない?
何で毎日何かしていないといけないのか、誰がそんなことを決めたのか。
無駄を満喫するためにFIREするんですよ。
何もしないことに飽きたら、何かすれば良いのです。
そのためのFIRE、それが自由です。
コメント
面白く読ませていただきました。
何もしないことに飽きたらなにかすれば良いはまさにその通りですなあ。
花とおじさんさん、コメントありがとうございます。
FIREした方からそう思っていただければ、まぁ間違いではないのかなという気がします。
私もリタイアしたら、何もしないまま怠惰を極めることになりそうですが、恐らく疑問は持たないでしょうね。
nekonabeさん。おはようございます。「臆」り人はしQです。
昨日は部下の人事異動の話で少々へこんでいました。イージーな社畜生活がまともな社畜生活になりそうで、まだ2年とちょっと再雇用期間はありますので、社畜には戻れないなあと。ひとまずFIはできているはずなので思案どころです。ちょっと様子見かなあ。
昨日拝見した記事は、転職した軽いREの時期に感じていました。とにかく時間がたつのがはやい。あっという間に夕方でした。社畜解放から間もないタイミングではこれでいいのかと感じていましたが、長くなると、ルーチンが出来上がりそれなりに充実してきたのを覚えています。おっしゃる通りで社畜から抜け出した時点で、何をやってもよいので、おいおい考えていけばいいでしょう。ただしFIは必要ですね。金もないのに家で何もせずのんびりはなかなかできないと思います。ではまた
はしQさん、コメントありがとうございます。
普通の社畜生活になっちゃうなら、そろそろFIREし時ですかね?
私は環境が何か変化したら辞めちまおうと思っています。
ですが、自分がどこかに動くわけじゃなくて周りの人が動いて環境が変わるとそれはそれで悩みどころですね。
環境が変わったとも言えますし、何も変わらないとも言えます。
シンドイようならリタイアしてしまっても良いような気もします。
はしQさんも億り人ですからね。
私ですら破綻はまず無いと思ってますから、億り人なら早々生活が破綻することなんてないでしょうし。