FIREを目指すと自然とミニマリストになる。
FIREを目指していると望む、望まないに関わらずミニマリストっぽくなります。
原因は単純です。
リタイアを目指していると、投資をすることになります。
投資を始めて最初の頃はリタイアを目指す前と同じように無駄遣いしていたとしても、投資を続けて資産が増えてくるとお金を使うより投資したいという気持ちになります。
投資より消費したいという人も居るかもしれませんが、リタイアを目指している人は、消費するよりサッサと仕事辞めたいと考えるはずなので、もっと早く増やして仕事を辞めたいと考えるはずです。
その結果、リタイアのために消費は減っていき、結果的にミニマリストになります。
私も特に物が部屋に置いてあるのが嫌という訳ではありませんが、余計な買い物はしなくなりました。
ダウンロード版よりパッケージ版を買った方が売れるので、ゲームソフトは買いますが、コミックや本は電子書籍で部屋に本が溢れないようにしています。
服も同じ服を1週間分しか持っていないので、布物も少ないです。
結果的に部屋の中に物は殆どありません。
部屋の掃除はルンバに一任しているので、ルンバが部屋を走り回れるように床に物が置いていないのは良いことです。
リタイアを目指す前のように「何でこれ買ったんだろう?」と思うような物で部屋が占領されることはなくなったので、これはリタイアを目指す隠れたメリットになりますね。
ずっと値上げが続くので、便乗値上げを疑ってます。
そんな物欲がほぼ死に絶えた私ですが、買わずにはいられない
というより買わないと日常生活を営めないものがあります。
それが、食品と電気、ガスといったエネルギーです。
一人暮らしや主婦(主夫)の人は良く分かっていると思いますが、2022年から食料品の値上げはエグイことになっています。
2023年も3万2,189品目も値上げが行われました。
値上げ率も平均15%と賃金上昇率を置き去りにエライことになっています。
流石に何も食べずに生活することもできませんし、すべて自給自足で補うこともできません。
食料品は買わざるを得ませんが・・・
その値上げ本当に必要な値上げでしょうか?
大企業がコストの上昇以上に値上げする「グリードフレーション」が庶民を苦しめているという調査結果という記事を見ました。
コロナ渦による供給のボトルネックや、ロシアによるウクライナ侵攻がもたらしたエネルギー危機を言い訳にジリジリ値上げが続いていますが、実は「企業が利益をむさぼるために値上げをしている」ということです。
実際日本でも決算で最高益達成なんて景気の良い話がニュースになっています。
何かヒット商品を生み出して最高益達成というなら良いのですが、特に何も変わっていないのに最高益を出したという話があると、「オメーぼったくってんな」としか思えません。
記事でも利益が大きくなっていたのは生活必需品を取り扱う企業です。
エクソンモービル(エネルギー業):150億ポンド→530億ポンド(2兆7000億円→9兆6000億円)
大企業がコストの上昇以上に値上げする「グリードフレーション」が庶民を苦しめているという調査結果から引用
シェル(エネルギー業):160億ポンド→440億ポンド(2兆9000億円→7兆9500億円)
グレンコア(鉱山・商品取引業):19億ポンド→148億ポンド(3400億円→2兆7000億円)
アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(穀物メジャー):14億ポンド→31億6000万ポンド(2500億円→5700億円)
クラフト・ハインツ(食品加工メーカー):2億6500万ポンド→18億ポンド(480億円→3300億円)
石油や鉱石、穀物、食品と見事に生活必需品を扱う企業が並んでいます。
例えぼったくったとしても「ん~お前ら。家の製品が無いと生活に困るんだろう?」という企業の見下した感が見え隠れします。
日本でもアホみたいに値上げしたうえで最高益達成していた企業がありましたね~
電力とか電力とか・・
汚ぇぞ電力会社は。今さら電気使わずに生活なんかできません。
2024年も市場支配力を笠に着た強引な値上げでインフレが進みそうです。
足元見られながら生活するのは不快です。
ただ使わないという選択もできないので、今後も不快な値上げに付き合っていかないといけないんでしょうね。
リタイア前までにこのインフレも止まって欲しいところです。
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