損する可能性の方が高そうな送り付け詐欺
以前、送り付け商法の話をしました。
買ってもいない物を家まで送りつけられて、お金を払ってしまう詐欺みたいな商法の話です。
法改正で14日の保管義務が無くなったという話をしています。
送られてくるものは大体日持ちしない生ものが多いので、送られてきたら直ぐ食べて金は払わんというスタンスが取れるようになりました。
物自体は既に送ってしまっているので、もしお金を払って貰ったとしてもそれほど大きな利益にはなりそうな気がしません。
私のように貰うだけ貰って「注文していないので捨てた。(腹の中に)」と言われるとお金も取れないので、損する可能性の方が高そうな詐欺です。
法律改正があったからか、今度はそこから更に微妙な商法が出てきたのでそのお話をしようと思います。
Amazon代引き取引で行われる送り付け詐欺
今度の送り付け詐欺はAmazonを利用して、代引きで商品を送り付けてくるというもののようです。
Amazonは決済手段で代金引換の形式も取れるうえ、購入した商品を自分のアカウントの住所以外に送ることもできます。
私もプレゼントを贈る際に、送り先住所を自分の住所と別の住所にして送付したことがありますが、無事届いています。
代引きなので、商品受け取りの際にお金を払わないと受け取れないわけですが、家族が注文したものかもと代金を支払ってしまうと面倒なことになります。
Amazonの場合であれば、注文していない物が届いたという理由でも返品が可能です。
商品を無理やり買わせて儲けようという詐欺ではないようです。
どうも目的はAmazonポイントのようですが、狡い詐欺ですね。
受け取った人が10%くらいいたとしても、1注文あたりに受け取れるAmazonポイントなんて数十ポイント程度でしょう。
1000個以上手当たり次第送って、引っかけていかないと掠め取るポイントもたかが知れている気がします。
私のように代引き取引は一切使わない、一人暮らしには効かない詐欺ですが、家族で暮らしている人は、本当に注文したものか家族に確認して安易にお金を払わないようにしてもらえば良いと思います。
ホント、しょうもない詐欺が増えて困ります。
2024年問題もあるのに、宅配業者もいい迷惑ですね。
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