そろそろ寿命な水道管は今後も増えてくるでしょうね。
大阪府の箕面市で50年前に敷設した水道管が破裂して水が噴き出したというニュースを見ました。
あまり気にしている人は多くないと思いますが、街を歩いていると街中では水道管の交換工事をそこら中でやっています。
金属製の古い水道管が錆びてしまって、漏水するから交換するって訳ですね。
地面掘り返して、錆びない水道管に交換するって工事をよくやっています。
水道管の交換については特に思うことはありません。
古くなったら交換するのも当然だと思います。
耐用年数を過ぎている水道管も多いでしょうから、今後も日本中で水道管の交換工事が行われていくでしょうね。
通常は計画を立てて交換工事をするので、地面から水が吹き出したり地面が陥没する前に交換すると思いますが、想定以上に老朽化している場合もあるでしょう。
交換は良いんですが、問題は交換するお金の出どころです。
今日は水道代とセミリタイアについて話そうと思います。
実は水道料金は住んでいる場所で異なる。
私のように独身の場合、水道代は基本料金以内に収まることが多いと思います。
毎日風呂の水を替えていれば、基本料金を超えることもあると思いますが、大体月あたり2,000円くらいに収まるでしょう。
そして引越しをして色々な場所に住んだことがある人はご存じでしょうが、水道代は自治体ごとに異なります。
水道料金が一番安いのが神奈川県で、一番高いのは青森県のようです。
値段も1位の神奈川県が2,142円で、最下位の青森県が4,418円と2倍以上の差があります。
水道料金は変動費ですが、基本料金で2倍も差があってはしんどいです。
水道料金に差が出るのは水道が税金ではなく、利用者の水道料金でまかなわれているからです。
身も蓋もないですが、人がいっぱい住んでいる地域は住んでいる人が多いので一人当たりの水道料金は安くて、人が殆ど住んでいないようなところは一人当たりの水道料金が高くなるということです。
何故か2位が高知県であまり人が住んでいない地域ですけど、恐らく水源から近いんでしょうね。
そしてここで問題となるのが、リタイアして田舎に住もうと考えている場合です。
水道事業が利用者の水道料金でまかなわれているということは、人が少ない田舎に住んで上下水道を使う場合は、今も都市部より高い水道料金が今後さらに高くなっていく可能性が高いということになります。
今も殆ど人が住んでいなくて、今後も人が減っていくのに、更に水道管の老朽化で交換作業が発生するなんて水道代の高騰必須でしょう。
そう考えると、リタイア後はあんまりド田舎に住むのではなく、せめて地方の中核都市くらいにしておいた方が、水道料金の面では良いでしょうね。
井戸水で生活して、穴掘ってトイレをするから、上水道も下水道も不要かもしれません。
ですが、そんな原始生活耐えられます?
私は嫌です。
せっかくリタイアしたなら、トイレに行く度に庭に穴を掘るような生活はしたくないですし、毎日井戸から水をくむ家事労働に追われた生活なんてしたくないものです。
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