【2023年3月27日週ドル円相場予想】まだ円安方向に動きそうな感じがしない。

刈込鋏で作業する猫 FX
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ジタバタした割に収支はトントンな1週間

先週は売り方針をメインに考えていました。
先週は特に131円に注目しており、131円を割り込むタイミングで3回取引を仕掛けています。

ドル円(USD/JPY)1時間足チャート(Trading Viewから作成)

20日の夕方に一度131円を割れたタイミングで売りをかけていますが、思った程下がらず131円台に舞い戻ってきてしまったので、損切しています。(青丸部分)
23日、24日の朝に1時間足で131円を割れた段階で、売りを2回ほど入れています。
23日の売り注文は131円台に戻ってきたので、損切(橙丸部分)、24日の売り注文は130円割れまでいきましたが、129.5円まで行くと思って持ち続けていたら、戻してきてしまったので寝る前に決済しています。(緑丸部分)

結果的には1勝2敗です。
2回損切しましたが、収支はほぼトントンでした。

3月20日週の株価の動きについて振り返りと、3月27日週の日米相場予想

日経平均株価の動きについて

3月20日週の日経平均株価は始値27,253円、終値は27,385円のプラス131円で取引を終えています。0.48%の上昇です。

日経225 1時間足チャート(TradingViewから作成)

先週は25,800円から27,800円のレンジを予想していました。
想定では弱い展開になると見ていましたが、殆ど変動が無い展開で一時27,000円割れがあったりしましたが終わってみれば、22日に一時27,520円を付けたところを高値として予想レンジ内の動きで取引を終えています。

3月20日週に注目していた経済指標は3月24日の前年比の消費者物価指数(予想3.2%、結果3.3%)でほぼ市場予想どおりの結果でした。
3月27日週の経済指標は3月31日に完全失業率と有効求人倍率の発表があります。
どちらも予想外の結果にはならないと思いますが、一応チェックしておくべきでしょうね。

日経平均株価のインジケーターはMACDは下落傾向、RSI、ストキャスティクスはやや上向きの横ばい傾向です。
週足でもMACDの下落傾向が続いているので、来週も日経平均は弱そうです。

注目する価格は27,000円と26,600円を割れるかです。
27,000円は節目の価格、26,600円は青の平行チャネルの下限になりますが、ここで反発があるかを見て行く展開になるでしょうね。

3月27日週は先週と同様の25,800円から27,800円のレンジを見ておこうと思います。

NYダウ平均株価の動きについて

3月20日週のNYダウ平均株価は始値始値31,948ドル、終値32,237ドルのプラス289ドル、プラス0.91%の上昇で取引を終えています。
ジリジリ上昇していますね。

NYダウ平均株価1時間チャート(Trading Viewから作成)

先週は30,800ドルから32,800ドルのレンジを想定していました。
ボトムが24日22時台の31,805ドル、トップが23日3時台の32,761ドルだったので、予想レンジ内での値動きになりました。

3月20日週に注目していた経済指標の結果は、21日の中古住宅販売件数(予想410万件、結果458万件)、23日のFRBの政策金利(予想4.75%~5.0%、結果4.75%~5.0%)、経常収支(予想-2,132億ドル、結果-2,068億ドル)、24日にPMI(製造業 予想47.1、結果49.3、サービス業 予想50.2、結果53.8)という結果になりました。
結果を見る限りは、思ったより強い強かったですね。
特に中古住宅販売件数の上昇と、サービス業PMIの上昇が目立ちます。
政策金利に関しては利上げ停止の憶測も出ていましたが、市場予想どおり0.25%の上昇となりとうとう5%台に突入しました。

22日のイギリスの消費者物価指数(前年比 予想10.0%、結果10.4%、前月比 予想0.6%、結果1.1%)、23日のイギリスの政策金利(予想4.25%、結果4.25%)という結果になりました。
消費者物価指数は市場予想より微増、政策金利は市場予想どおり0.25%の上昇でした。

3月27日週の経済指標は、28日の消費者信頼感指数、30日の実質GDPがあります。
個人的にはペソの取引もするので、31日のメキシコの政策金利の発表にも注目しています。
アメリカが利上げしたので、メキシコもまず100%利上げをするはずですが確認は必要でしょう。

インジケーターはMACDとRSIは上昇傾向、ストキャスティクスは横ばい傾向です。
MACDはゴールデンクロスを伴い上昇傾向です。
週足ではまだまだ弱いですが、日足レベルでは上昇傾向が見えてきました。
3月27日週は一度33,000ドルをチャレンジする場面がありそうです。

予想レンジは31,000ドルから33,500ドルを見ておきます。

ドル円(USD/JPY)の2023年3月27日週の取引方針について

アメリカ10年国債利回りは週初3.48%、週末は3.38%でした。
最も高かったのが22日21時台の3.64%、最も低かったのが24日20時台の3.28%です。
耐久財受注結果が市場予想より弱かったので、そのタイミングにボトムが来ています。
政策金利は上昇しましたが、アメリカ10年国債利回りはジリ下げ傾向です。

アメリカ10年国債利回り1時間足チャート(Trading Viewから作成)

ドルインデックスは週初103.86、週末103.11でした。
10年国債利回りと同様、ドルインデックもじり下がりの傾向です。
最も高かったのが20日17時台の103.95、最も低かったのが23日16時台の101.91です。

ドルインデックス1時間足チャート(Trading Viewから作成)

10年国債利回り、ドルインデックス共にジリ下げの展開なので、円高に動きやすい展開になりやすいと考えています。
3月27日週のドル円の取引方針は、上記を踏まえて方針を考えていこうと思います。

ドル円の日足チャートを見ると、節目の131円を日足では明確に下抜けました。
日足のインジケーターはMACDは下落傾向、RSI,ストキャスティクスは横ばい傾向です。
日足レベルで見るとドル円は円高傾向が続きそうです。
週足レベルでもMACDはデッドクロスを伴う下落傾向が継続中です。

ドル円(USD/JPY)日足チャート(Trading Viewから作成)

チャートとインジケーターを見る限りは円高継続、売り方針でいこうと思います。
次のポイントになるのは130円、129.5円ですが、そこまでは売り方針で節目の前で一度決済する方針にしておこうと思います。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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