Youtubeの関連動画はある意味惜しいが全然違う。
皆さんは普段Youtubeで何の動画を見ていますか?
私は普段、レトロゲームのゲーム実況動画を見ていることが多いんですが、最近は寝る前に焚火が燃えている映像がひたすら続く動画を良く見ています。
炎が燃えている映像を見ていると何か、落ち着きます。
人間の原始的な部分が刺激されているのかもしれません。
見ていると眠くなってくるので、睡眠導入剤代わりにちょうどいいかもしれません。
普段どおりこの薪が燃えている動画を見ていたんですが、寝る前にこの動画が終わってしまったようで、関連動画が出てきました。
関連動画に出てきたのが、ゲーム実況、薪が燃えている動画、川のせせらぎの音を収録した動画とか、森の木々の音を収録した動画といった動画だったんですが、1つ異色のサムネがあったので、つい注目してしまいました。
それが、40代男のFIRE計画というサムネです。
どうやら薪が燃える動画→FIRE→Financial Independence, Retire Early→おっさんのリタイア計画という予測のようです。
関連してねぇと思いましたが、同年代ということでちょっと気になったので見てみました。
寝る前だったのに目が冴えてしまったので、今日はその話を語ろうと思います。
自分以外の40代男性のリタイア計画を見てみる。
見始めたのがド深夜だったことと、深夜にオッサンの生声を長時間聞きたくなかったので、全ての動画を見ずに、動画のタイトルからキーポイントになっていそうな部分を見て行きました。
開始当初は7年後に7500万円貯蓄してFIREします。と威勢よく開始しています。
その後、貯蓄率の大切さを語っています。
この人は結構高給取りのようで、貯蓄率は80%、生活費は10万円くらいで生活しているようです。
生活費を差し引いて残った80%は投信とインデックスにぶち込むという、時間はかかるけど堅実な方針でFIREしようとしています。
支出を少なくすることも大事ですし、投資方針も特におかしなところはありません。
S&P500と、オールカントリー、債券、現金と王道なポートフォリオにするようです。
誰に勧めても大怪我はしない万人向けのFIREの仕方でしょう。
左程面白いところはありませんでしたが、投稿された別の動画を見ているとちょっと面白いところがありました。
それは、比較的に早い段階で、リタイア計画を変更しているところです。
最初の動画から1年足らずで目標を7500万円から6000万円に修正しています。
投資が上手くいかないというよりは、仕事が嫌なのかFIREする時期を早めています。
6000万円+バイトや副業で月8万稼ぐサイドFIREに方針転換しています。
その後もちょこちょこ計画を変更しています。
目標額を6000万に変更してからそれほど経たずに、退職金の分を差し引いた資産額を目標額に変更しています。
その後は資産が6000万に到達しなくてもリタイアするとか、6000万に到達したらすぐリタイアするとか言い始めています。
もう今すぐ仕事を辞めたいという感じが伝わってきたのが、ちょっと面白かったです。
40代のおっさんのリタイア計画を見た感想
他の人のリタイア計画を見るのも中々面白いです。
私が見ていたYoutubeチャンネルの人は、かなり仕事が嫌いなようです。
計画を立ててから、1~2年の間にどんどん計画を前倒して「兎に角早く仕事を辞めたい。」という感じになっていました。
そんなに仕事が嫌いなら、まず転職でも考えてみれば良いのにと思いますが、中々そうもいかないんでしょうね。
私もそうですが、後ほんの数年で辞めると思っていると、新しい職場で働くの嫌だと思うようになります。
なぜなら、新しい職場に馴染むのに時間がかかりますし、今までと勝手が異なる部分に対応するのにも時間がかかります。
職場や取引先も初めて会う人ばかりでしょうし、慣れるまでは仕事に注力する必要もあるでしょう。
この転職して新しい職場に馴染むための時間は、リタイアを目前にした人には超無駄な時間だと思います。
あと10年も、20年も働くわけじゃないんです。当然と言えば当然です。
しかもストレスは大きいです。
転職は親友の死と同等のストレスです。
仕事に慣れたと思った頃にはリタイアしているのに、わざわざ転職しようという気には中々ならないでしょうね。
新しい職場で働いている間は時間を忘れられるかもしれないので、余程給料が上がれば転職しても良いのかもしれません。
ですが、リタイア計画を立てるくらいの人だと、仕事より遥かに自分の時間の方が大事という人が多いでしょうから、働いている間に「あぁ何でこんなに馬車馬のように働かないといけないんだ。」と思ってしまうでしょうね。
ただ、仕事を早く辞めたいからと言って、目標資産額を変更したり、いつ会社が変更するかも分からない退職金をリタイア計画に組み込むのは如何なものかと思います。
特に退職金については、新年度になってから退職金規定を見直します。なんて話になることは良くあることです。
実際ここ10数年で退職金の額はどんどん減少しています。
退職金規定を変更するくらいなら良いですが、「退職金無し」になる可能性だってあります。
退職金の支給は会社の義務では無いので、不利益変更とは言え退職金が無くなる可能性もゼロではありません。
他人のリタイア計画を見て、自分のリタイア計画を考える
他人のリタイア計画を見て、私のリタイア計画について再度考えてみました。
私もリタイア計画は立てています。
しかもこのYoutuberと同様に、リタイア計画を見直しています。
ですが、Youtuberとは違い、リタイア時期については前倒すのではなく、後ろ倒しにしています。
私が当初立てた計画では、30代でリタイアしているはずでしたが、今は40代前半でのリタイアに変更しています。
計画を変更したのは、自宅不動産の購入を漠然と考え始めたので、自宅不動産購入後の資産額の減少を考慮して、リタイア時期を何年か後ろ倒しにしています。
既に修正したリタイア計画どおり、自宅不動産は購入済みなので、これ以上のリタイア計画の変更はないと思っています。
世界恐慌レベルの不景気になれば、リタイア計画を再度見直すかもしれませんが、それに私の精神が耐えられるかは未知数です。
その場合は、「節約すれば大丈夫」と衝動的に仕事を辞めるかもしれません。
自己弁護する訳ではありませんが、リタイアを目指している人がリタイア計画を見直すのは良くあることだと思います。
何しろ富の源泉が投資が中心になっているので、投資成績によってリタイア計画の見直しが発生するのは良くあることでしょう。
ただ、私はこのYoutuberとは違って、リタイア計画に退職金を含めていません。
0円で計算しています。
退職金が支給されることも確認していますし、凡その額も分かっていますが、それでも0円で計算しています。
先にも言った通り、退職金はいつ変更されるか分からないのでそんなものをリタイア計画に含めれられません。
もし支給されないなんてことになったら、数百万円以上計画とズレてしまいます。
資金計画が上振れる分にはなんの問題もありませんが、下振れるのは不味いです。
ただ、純粋な退職金ではありませんが、401Kについては資産に含めて計算しています。
401Kは会社とは別の証券口座で運用されているので、会社には手の出しようがありません。
そんなわけで60歳までは自由に引き出せませんが、401Kの資産評価額は自分の資産に含めてリタイア計画を立てています。
終わりに
このYoutuberは、短い期間で計画を何度も見直しているので、私が見る限りあまり計画性がある人には見えませんでした。
ただ仕事は早く辞めたいようだったので、リタイア自体は遅かれ早かれするでしょう。
ですが、リタイア後に上手くいかなくて、FIRE卒業と言い出しそうな感じもします。
もしそうなれば、それはそれで面白いので、覚えていたら数年後に計画どおりリタイアできたか、このチャンネルを見てみようかと思います。
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