想定どおりに行かずに相場の難しさを再認識する

落ち込む女性 上半身 机 FX
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1方向に決めてかかると危険であることを再度認識する

先週末にPMIとFOMC議事録が発表された後は大きく動くだろうと見ていました。

ジリジリした動きが続いたが、ドル円も11月24日に大きく動きそう。
ほとんど様子見の1週間 先週は1度だけ売買タイミングがあったので、買いで拾いました。 その後は、中古住宅販売件数まで動きがなさそうなので、取引せず様子見をすることにしていましたが、中古住宅販売件数の発表後も結局ほとんど動かなかったので、様子...

私はどちらかと言うとFOMC議事録の結果を受けて円安方向に動くと思っていたんですが・・
私が何を考えて、どうしたか結果を書いていこうと思います。

PMIの結果はまぁ良いでしょう。

23日に発表されたPMIの結果については、製造業PMI(予想50.2 結果47.6)、サービスPMI(予想48.1 結果46.1)、コンポジットPMI(予想48.1 結果46.3)で3指数共に全て予想を下回っています。

発表を受けてドル円は下がりました。

ドル円(USD/JPY)アメリカ10年国債利回り比較 1時間足チャート(Trading Viewから作成)

結果を受けて、141.05円から139.98円まで円高方向に進んでいます。(青丸部分)
これは、PMIの内容はともかくOKです。
全ての指数の結果が悪かったので下がるのは分かります。

結果を見て、買いで仕込みたくなりましたが、この後4時にFOMC議事録が発表されるので、買いは行わずにそのまま就寝しました。

FOMC議事録を見て買いに走る。

さすがに翌日も仕事なので4時まで起きていられません。
仕事じゃなくても寝てたと思いますが、翌木曜日の朝にFOMCの議事内容を確認しました。

1.ほとんどのFRB当局者は、利上げペースを遅らせることを支持した。
2.一部の当局者は、FRBが必要以上に引き締める可能性に大きなリスクを認識
3.FRB当局者らは利上げペースの減速が近く適切になると認識
4.FRB当局者らは急速な利上げによるリスク増大を認識
5.複数のFRB当局者は以前の予想よりも高いターミナルレートを予想
6.来年の景気後退の可能性はベースライン予測とほぼ同じであると見込んでいる。
7.FRB当局者は2024年・25年の潜在成長率を下回ると予想
8.英国の混乱踏まえて市場の柔軟性を討議

思ったよりハト派な内容でした。
とは言え、ペースを落としたとしても利上げは今後も続くことが確認できたので、この辺りが底かなと見て、買いで入りました。

ドル円(USD/JPY)アメリカ10年国債利回り比較 1時間足チャート(Trading Viewから作成)

10年国債利回りも3.69%で現在の金利下限よりも低く、今後の利上げによって上昇していくことは明白です。
1ドル139.4円台で買いを入れてそのまま仕事へ行きました。

結果的に、仕事中に138.5円の損切にかかって刈られました。
そこそこ自信があったので、普段より大きめのロットで取引していたのが仇になりました。
結果的に90万近く損切する羽目になりました。

うーん・・やっぱりドル円は難しいですね。
市場は楽観的過ぎると思っていましたが、市場に逆らってはいけないと改めて認識しました。

社畜の間は給料があるのであまり気にしていませんでしたが、今後はロットを増やすのは止めた方が良さそうです。
リタイア後にこの手のやり取りを続けると、リタイア生活に支障をきたしそうです。
そもそもそんなに大きなロットで取引しなくても生活費くらいなら何とかなるでしょうし・・
FIRE失敗なんてことになったら、泣くに泣けません。

高い授業料でしたが、退場には程遠いダメージですので、また気持ちを入れ替えてやっていこうと思います。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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