楽天グループの株価を見ていて、ふと気づく。
6月21日の日経平均株価は、ようやく反発して前日比プラス475円の26,246円で引けました。
6月20日週の日経平均株価は、25,500円から27,000円のレンジ内で動くのでは無いかと考えていたため、現状予想どおり動いています。
6月20日に25,520円まで下げたので、底が抜けるかとヒヤヒヤしましたが、今のところは踏みとどまっています。
そこで、持ち株では無いのですが、楽天証券が上場準備をしていて、最近動きが大きい楽天グループの株価が気になりました。
楽天Edyがあるのに、楽天キャッシュというサービスを新たに始めたり、楽天モバイルの利用料0円を停止したり、最近何かと変化が大きい楽天グループの株価がどうなっているのか確認してみました。
楽天グループ(4755)に株主優待が追加
そんな訳で、楽天グループ(4755)の株価を見てみましたが、まぁ酷いですね。
月足レベルで見ても、底値付近の616円で引けています。
これは楽天モバイルの赤字が響いているようです。
最近の楽天グループは、楽天モバイルが0円で使えなくなったり、楽天ポイントの改悪等、かなり切羽詰まっているようですね。
営業利益も、経常利益もマイナスですし、楽天モバイル債など社債も発行して形振り構わずお金を集めに来ている感じです。
投資家的には、企業が必死こいて金集めているのを見ていると、投資する気分にならないです。
株価も底値とは言え、増収減益が予想されているので、今後も厳しいでしょう。
あまりにも下がっていたので、株価以外の情報も確認しました。
確認している時に、楽天グループに株主優待がシレっと追加されていることに気付きました。
6月21日から株主優待が追加されて、楽天キャッシュが株主優待で付与されるようになったようです。
100株以上で500円、5年持っていれば1,000円分楽天キャッシュが株主優待で貰えます。
楽天会員にならないと駄目ですけど、楽天経済圏に居る人なら全員楽天会員でしょうから、ハードルは低いです。
とは言え・・
還元率が低いなぁ。
100株で0.8%、1,000株で0.16%とは。
5,000株から先は0.048%、10,000株で0.03%、もはや銀行金利並みです。
普通、持ち株数が増えればもっと還元率を上げると思いますが、逆に下がるとは。
形振り構わないなら、楽天キャッシュは2%くらい付けてくれてもエエんやで。
配当金についても1株4.5円しか付いていないので、これだけ株価が下がっている状況でも株主優待と配当金を合わせても、2%もありません。
会社自体が赤字だからしょうがないとは言え、渋い支払いです。
株価が450円くらいまで下げてくれば、株主優待+配当金で2%を超えてくるので買っても良いかもしれませんが、今のところは買う予定は無いですね。
とりあえず、株価はボロボロの楽天グループが株主優待を追加していたというお話でした。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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