ダウが30,000ドル割らなければ、まだ円安傾向なはず

波に揉まれる FX
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先週の動揺を忘れて、心機一転といきましょう。

先週の取引では想像していた以上に円高方向に急伸したので、トレードで右往左往してしまいました。もうトレード歴も10年くらいになるので、そろそろこういった相場の急変時に慌てるのを何とかしたいものですが、ポジションを取っているとまだ慌ててしまいます。
修行が足りないということで、今週も頑張っていきましょう。

最近はとんと無かったノーセンスな取引をしてしまった。
予想どおりだけど、予想外の取引をしてしまう。 今週の投資方針は下値で拾う「押し目買い」が大方針でした。レート的には127.5円は買い、128円前半でも買いを方針としていました。 現在、20日2時ですが、現在のドル円のレートは1ドル127.6...

最近は、5週連続で木曜日が波乱の動きをするので要注意ですね。
100pips以上の値動きが木曜日になっています。
木曜日以外の曜日も最近は動きますが、特に木曜日に注意ですね。
(下図チャートの縦のラインが木曜日)

ドル円(USD/JPY)日足チャート(Trading Viewから作成)

来週は5月25日夜にFOMCの議事録が公開されるので、議事録がタカ派かハト派か・・内容によってまた大きく動きそうです。

先週の右往左往っぷりから見ると、相場が大きく動くタイミングでは入りたくありませんが、いつまでもショックを引きずっていてもしょうがないので、方針を決めて機械のようにトレードをしていくことにしましょう。

5月16日週の株価の動きについて振り返り

日経平均株価の動きについて

5月16日週の日経平均株価は始値26,753円、終値26,738円のマイナス14円で取引を終えています。
マイナス0.05%ということで、先週比ではほぼ変動なしです。

変動はありませんでしたが、アメリカ市場の暴落が酷いので、日経平均の底強さは中々頼もしいものがあります。
27,000円のトライに再度挑戦して失敗していましたが、アメリカ市場に比べれば大分マシ・・・というより、良くやっている方と評価できます。

日経平均株価1時間足チャート(Trading Viewから作成)

動きの差になっている原因は、金融緩和を続ける日本と、金融引き締めが始まったアメリカの違いだと思います。
日本にゼロ金利を解除するような金融引き締めはまず無理だと思いますので、欧米が金融引き締めを続ければ相対的に日本市場が上がりそうですが、そもそも日本という国自体が弱くなっているので、あまり積極的に買いに行く予定はありません。

投資するのは、積立投資で日経平均インデックスの投信を買うくらいです。
先週は何も無ければ27,000円の回復を予想していました。
5月18日に一時的に27,000円台を回復する場面がりましたが、アメリカ市場の弱さに引っ張られて26,000円台で引けています。

インジケーターを見る限り、MACD、RSI、ストキャスティクスは上向きを示しています
ストキャスティクスはゴールデンクロスしていますので、来週も27,000円をトライしそうです。
アメリカ市場がどこまで下げるか下値の模索中なので、アメリカ市場に投資するよりは日本市場に投資した方が安定はしそうです。

NYダウ平均株価の動きについて

5月16日週のNYダウ平均株価は始値32,119ドル、終値31,261ドルのマイナス857ドルで取引を終えています。
マイナス2.67%で取引を終えました。
またマイナス2%以上の暴落でこれで8週連続陰線になり、2021年3月頃の株価まで落ちてきました。

NYダウ平均株価1時間足チャート(Trading Viewから作成)

最近の傾向ですと、週初は比較的強い状態で動き、週の後半にかけて上昇分以上に下落するというパターンが多いように思います。

32,000ドルの定着なるかと考えていましたが、32,000ドルどころか31,000ドルも割り込む弱さだったので、厳しい状況です。
30,000ドルは抵抗線になるので、そうそう割り込むことは無いと思いますが、QTの状況によってもう1段下がる可能性はありそうです。

先週は33,000ドルへのトライがあると予想していました。5月17日に32,689ドルまで上昇しましたが、5月18日以降がだだ下がりだったので、結局31,000ドル台で引けています。

インジケーターはMACDは下向き、RSIは横ばい、ストキャスティクスは上向きを示しています。
ストキャスティクスはゴールデンクロスに転換したので、5月23日週は週初は上昇しそうです。下げ止まってきた感があるため、再度33,000ドルへのトライがありそうです。

ドル円(USD/JPY)の2022年5月23日週の取引方針について

インジケーターを確認する限り、MACDは下向き、RSIとストキャスティクスは上向きです。
先週と同じ形を描いています。ストキャスティクスがゴールデンクロスを形成していることも同様です。

ドル円(USD/JPY)ストキャスティクス日足チャート(Trading Viewから作成)

5月16日週と同じならば、円高方向に進みますが、先週との違いはストキャスティクスが売られ過ぎゾーンの20を割り込んだので、反発もありそうな水準です。

アメリカ国債10年利回り日足チャート(Trading Viewから作成)

アメリカ国債10年利回りは5月18日の水曜日に3%から2.8%に急落したのでその影響で、円高方向に急伸したようです。日本国債の10年利回りについては相変わらず0.25%近辺で固定されています。

アメリカ市場が弱いので、債券にお金が流れて金利が低下しているのでしょう。

ドル円(USD/JPY)日足チャート(Trading Viewから作成)

ドル円日足のチャートを確認すると、以前引いた上昇トレンドのライン(赤の平行チャネル)と、ここ最近の下落のトレンドライン(緑のライン)が127.5円でクロスしているので、5月23日週も127.5円が重要な価格になると思います。

そろそろNYダウも反発しそうです。そうなれば債券価格もまた3%に近づいて行くでしょう。
株価、債券利回り、ドル円のチャートを見る限りまだ買い方針で行きたいと思います。

5月16日週は赤の平行チャネルを割り込んだので動揺しましたが、底堅く反発したのでサプライズが無ければ127.5円近辺の水準は買いで拾っていき、それ以下に下がるようなら様子見しつつ、売るか買うか決定しようと思います。

FOMC議事録でチャートが大暴れする可能性があるので、23日週は水曜夜から木曜にかけてのトレードは避けようと思います。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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