テロリスト御用達のサービスすら改悪の波が・・
私は楽天証券で楽天カードを使った投資信託の積立投資をしています。
買っている銘柄は何のひねりもないですが、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」です。
積立投資で得た500ポイントの楽天ポイントは「西友ネットスーパー」で食料品としてポイント消費されています。
投資で得た利益は再投資し、投資のついでに貰ったポイントは生活必需品として消費されるという無駄のない消費をしています。
独身で馬車馬のように働くわけでも無く、消費も大してしないという生活スタイルはまさに「サイレントテロリスト」と言われてもおかしくない生活です。
サイレントテロリストと言われても、特に法に触れるわけでもないので、誰かに文句を言われても「何でお前に文句言われなきゃならんのか。」と言うだけですが、冷静に考えてみるとセミリタイアを目指していると、どうしても消費はしない生活スタイルになってきます。
消費を抑えないと投資の種銭ができないので、まぁしょうがないといえばそれまでですけどね。
こんな生活を続けているとその生活が当たり前になってくるので、学校を卒業して4月から新社会人という方は是非とも「学生時代の生活水準を変えない生活」を続けていった方が、蓄財には良いと思います。
社会に出ても特にやりたいことが無い人にはおススメです。
消費者を見くびっていた楽天
そんな訳で、2018年から毎月労せずして500ポイントの楽天ポイントをゲットしていた楽天証券のクレジットカード払いのポイント還元率が改悪されるみたいですね。
ポイント還元率改悪のニュースが出た時から知ってはいたんですが、楽天モバイルの赤字と設備投資のために楽天のポイント関連のサービスはどんどん改悪されていたので、「とうとう楽天証券にも来たか。」程度の感想しか持っていませんでした。
そんな中、以下の記事を見かけたのでこれについて私見を述べようかと思います。
結論を掻い摘んで言うと、新規顧客も増えて投信積立設定額も761億円を超えたけど、消費者が賢過ぎてみんなノーロードファンドを買うから儲からないというのが、ポイント改悪の理由だそうです。
最近は信託報酬が高いくせに利益も出せないクソみたいな金融商品は、銀行窓口で「お薦めの金融商品はありますか?」と聞く人くらいしか買わないと思われるので、当然と言えば当然かなという気がします。
投資する人なら「将来確実に儲かる金融商品は無いけど、確実に損する部分は信託報酬等の手数料だ。」ということはちょっと調べれば分かるので、そんな当たり前のことも分からないだろうと消費者を見くびっていた楽天が敗因でしょうか。
結局3年ちょっと続いた1%のポイント還元が、2022年9月に1%から0.2%に改悪されます。
手数料の高いファンドは1%据え置きとのことですが、そもそもそんな高コストファンドは買う意味がありません。
少額のポイント貰って、投資で損するとか「ワンルームマンション投資」くらい謎の投資行動なので、大人しく0.2%のポイント還元を受け入れることにしたいと思います。
SBI証券でも同様にクレジットカードを使用したポイント還元を行っていますが、私は今のところ別の証券会社の投信積立に乗り換える予定はありません。
楽天証券の取引画面が使いやすいこともありますが、他の証券会社でも「手数料がかからない金融商品が売れる。」という構図が変わることは無いと考えられるからです。
SBI証券にも口座を持っていますが、わざわざ乗り換える必要はないかなというのが私の感想です。
クレジットカードも楽天カードとAmazonカード、年会費0円のカードしか持っていないというのもあります。
使いもしないポイントを貰ってもしょうがないので、それならまだ使い道がある楽天ポイントにしておきたいという考えです。
ですが、西友ネットスーパーの利用率は下がるかもしれません。
西友ネットスーパーの配送料330円は楽天ポイントで払っていたので、0.2%還元だと足りませんね。
ネットスーパーで配送料0円になるまで、カップラーメンみたいな日持ちのするものを買うとか、楽天ふるさと納税で使うとか楽天ポイントには使い道が色々あるので、ポイント還元率が0.2%に改悪された後の使い道について考えておこうと思います。
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