私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
コロナワクチンの開発成功?
2020年11月9日に米ファイザーと独ビオンテックが共同開発している新型コロナウイルスワクチンについて90%を超える予防効果が確認されたというニュースが発表されました。
私はできる限り記事を前日に書いて、翌日深夜に予約投稿しているので9日の記事では全く触れていませんが、その際ダウ平均株価は1000ドル以上暴騰しました。
表示チャートは全てTradingView提供のチャートになります。
ドル円の相場方向がまた不明確になってきた。
11月5日の記事でも投稿しましたが、ドル円は円高方向に向かうことを予想していましたが、103円台のレンジ下限から強烈な円安方向への巻き戻しが発生して、再度104円台~105円台のレンジに戻ってきてしましました。
これ程に強烈な上昇は最近のドル円では2020年3月以来です。
レンジブレイクの挑戦も5回目なのでそろそろ下に落ちてもおかしくないと思っていた矢先に、コロナワクチンの開発のニュースが発表されたため、ドル円の短期の方向性はまた読みづらいものになってしまいました。
103円割れで売りから入ろうかと考えていましたが、既に105円を大きく超えてきていますので、短期的にはドルは買い方向に動いているように見えます。
赤の平行線で記載したレンジがまだ有効であれば105.7円あたりから下がってくるはずですが、レンジをブレイクしてくるようであれば、短期的にドル買いでエントリーしようと思います。
逆にレンジブレイクできなければ、レンジ上限付近でドル売りエントリーしようと思いますが、動きが不安定なのでそれほど大きな単位で売買しない方がよいかと思います。
日本航空も潮目が変わったのか。
同様にコロナワクチンの開発成功のニュースで日本航空も大きく買われました。
需要回復の期待で、日本航空に限らず空運業は軒並み上昇しましたが、日本航空は思った以上に買われたというのが私の印象です。
11月6日の終値と11月9日の終値で21%程上昇しています。
市場はあまり新株式発行のニュースをネガティブに捉えていない可能性もありますが、発行株式数がかなり大きいので、全く影響がないということは無いと思います。
日本のコロナ感染状況も再拡大してきていますし、コロナワクチンの有効性が証明されて使用許可が承認されたわけではありません。現在は完全に期待のみで上昇している形です。
そのため、このまま上昇するとは思えません。ワクチンが承認されなかったり、コロナ感染者人数が高止まりすれば、再度下落していくと思われます。
ワクチンの承認まで時間がかかりますので、私は以前の記事で記載した通り1500円割れまで買うつもりはありません。
割れなかったらその時は縁がなかったということで。
四季報を読んだり、チャートを見たり、ホームページやIR情報を確認したりすると、とりあえず100株でも買いたい衝動に襲われたりしますが、焦って買っても損する場合が多いので、こういったニュースに振り回されて買ったり、売ったりしない方が良いと思います。
休むも投資です。
コメント