平日に7時間寝るのは難しい。
6時間以下の睡眠は認知症のリスクを30%高めることがイギリスの調査で分かったそうです。
調査開始時に50歳だった約8000人を25年間追跡調査したもので、睡眠を7時間とる人と、6時間以下の人の間の関連を調べた結果30%認知症になるリスクが高かったようです。
最終的には521件の認知症が確認されたそうですが、現役世代だと中々6時間以上眠るというのは難しい場合があります。
毎月厚生労働省から発表されている毎月勤労統計調査が、5月7日に2021年3月の速報値を出しているので内容を確認してみました。
3月は前年同月比プラス0.4%だったようです。
残業を示す所定外労働時間はマイナス1.9%で残業時間は減少傾向が続いています。
パートタイム労働者を除いた一般労働者の所定外労働時間の平均は13.6時間でした。
1カ月に20日出勤するとすると、1日当たり0.68時間の残業を行っていることになります。
約41分です。
1日当たりで均すと短いですが通常残業する場合は2～3時間行い、しない場合は定時に帰宅することが多いと思います。
一般的なサラリーマンの生活
1日当たりで増減はあると思いますが、とりあえず平均残業時間で働いた場合のサラリーマンのケースで考えてみようと思います。
朝7時に起床して9時までに出社する一般的なサラリーマンのケースで考えてみようと思います。
朝食や洗顔等の出社準備時間は1時間、通勤の往復時間を2時間としました。
仕事の時間は通常の勤務時間8時間+残業約40分、帰宅後の夕食準備と入浴等で2時間としています。
実際は通勤時間はもっと短い場合も長い場合もあるでしょうし、出社準備等の時間はもっと短い場合もあると思いますが、想定したケースだと平日1日の自由時間は約2時間30分程度しかないことが分かります。
想定したケースでは推奨されている7時間睡眠を取る前提としていますが、1日2時間30分の自由時間では不足する場合が多いと思います。
実際私もこうしてブログ記事を書いていたり、ゲームをしたり、動画視聴したりといった時間を取ると気付いたら4～5時間経っているということは多いです。
そのため、平日の睡眠時間7時間を確保するのはかなり難しいというのが私の印象です。
4～5時間自由時間を使うと睡眠時間は、4.5時間になるため認知症リスクが上昇することになります。
かと言って帰宅後の時間は1日で一番楽しい時間なので、中々2時間30分で切り上げて寝るというのも難しいです。
私には無理ですね。私の場合だと1日5時間程度の睡眠時間+昼の休憩中に30分程度の仮眠を取るので、5時間30分程度の睡眠時間をとる場合が多いです。
どのみち6時間以下の睡眠時間なので、認知症リスクは上昇します。
最近はテレワークが多いので、通勤時間と出社準備の時間が無くなります。
この場合では通勤時間が不要になり、出社準備の時間も多く取る必要が無くなるので、そのまま自由時間を増やして5時間の自由時間を確保しつつ7時間の睡眠時間を取ることができます。
5時間の自由時間があったとしても、実際そうなると結局寝ないで遊んでしまうのでテレワーク中も5時間30分程度の睡眠時間になります。
少なくとも私はそうです。
何故寝ないで遊ぼうとするのかと考えると、眠る＝明日も仕事というのが大きいと思います。
寝たらまた仕事に行かなければいけないというのが大きいと思います。
翌日何もしなくて良ければ、とりあえず一回寝て起きたら続きをしようと思えるはずなので、睡眠時間が短くなるのは仕事のせいと考えられます。
1人暮らしで認知症になると普通の生活が成り立つ可能性が低いので、何は無くても認知症になるわけにはいきません。早くセミリタイアして毎日睡眠時間を取りつつ健康的な生活をしなければと思いました。
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