一般的な話ではない。
メールに「お世話になっております。」を付けるのは最悪だという記事を見ました。
これについて、少々思うことを書いていこうと思います。
実業家の堀江貴文さんの話ですが、お世話になっておりますとか無駄な文章はいらないからサッサと本題に入れ、返信は早くしろとのことです。
メールに「お世話になっております。」を付けるか問題
ビジネスメールで「お世話になっております。」を付けて送信するのが一般的だと思います。
転職をして数社経験して、何百社と付き合いがありましたが付けずに送ってきた記憶がありません。
当然「お世話になっております。」と付けていても、送信した人は本当にあなたにお世話になっていると思って付けてるわけではありません。
垂乳根のと付いたら母みたいな、枕詞のような物でしょうか。
とりあえず「お世話になっております。」を付けておいた方が良い理由をいくつか考えてみます。
- 不文律で付けることになっている。
- 社畜はそんなに忙しくない。
- 常識おじさん(おばさん)の発生を予防する。
不文律で付けることになっている。
会社によって色々不文律があるので、面倒くさいところです。社内の人間には「お疲れ様です。」を付けて、社外の人間には「お世話になっております。」を付けるとか。
メールの宛先は役職順に入れるとか、名前の後に役職を付けるとか謎のルールが作られている場合があります。
別に社内文書や就業規則等どこにも記載は無くて、いつの間にかそういうことになっているケースが多いです。
自社にそういったルールが無くても、メールの送信先にはそういったルールがある可能性があるため、社外送付する際は、いらないな~と思っていても一応付けておいた方が安全です。
社畜はそんなに忙しくない。
堀江さんは実業家で、自分の事業を大きくするために働いています。
彼は頑張れば頑張る程、事業が大きくなり得られる利益も青天井に上がっていくため、1分1秒を無駄にしたく無いんだと思います。
そのためメールの本文に無駄な挨拶が書いてあると読むだけ時間の無駄ということでしょう。
翻って、普通のサラリーマンは堀江さんほど忙しくありません。
私は忙しいぞという人も居るかもしれませんが、それは気のせいです。
なぜなら、普通のサラリーマンは1日何時間出社して月給は幾らという契約を会社としているだけなので、極論を言えば契約時間内そこに居れば給料が貰えます。
そのため、契約した時間内にどれくらい頑張って働くかは、働いている人の匙加減です。
別に忙しく働く必要はありません。
長い間サラリーマンをしている人ほど、1日中忙しく働くよりは緩く働いている場合が多いです。
社長になりたくてサラリーマンをしている人も居るかもしれませんが、そういう人はセミリタイアブログなんて見ません。
それ程忙しく働いていない人ほど、この手のローカルルールを順守します。
宛先の人がそういう人だったり、メールの宛先のccに入っていたりする場合もありますが、本文に記載された内容より、「お世話になっております。」が付いていない方を気にしてしまい本文の内容以外の指摘をしてくる可能性があります。
となると、とりあえず付けておいた方が安心です。
常識おじさん(おばさん)の発生を予防する。
一番面倒なのがこれです。
不文律も忙しくないも理由として書きましたが、常識だろ。と言ってくるおじさん(おばさん)が出てくると面倒だからです。
一度目を付けらると、どうでも良いことに一々反応してくるようになるので、付けておけばおとなしくしているのであれば付けておいた方が無難です。
付ける労力はメールのテンプレートを作っておく位で完了するので、付けずに小姑みたいなあら探しをされて小言を聞くよりは時間の節約になります。
終わりに
私の結論としては、社会に一定数存在する「面倒くさい人」に絡まれないために「お世話になっております。」は付けておくのが結論になります。
最近もこの手の指摘をしてきた人がいました。
「nekonabeさん、〇〇社の〇〇さん、4月に昇進して部長になったらしいですよ。」
社外の昇進状況なんてどうでも良いわ~
といいつつお詫びのメールを再送する私、これこそ無駄で最悪だわ。
コメント
専門分野で存在感をしめせないからそういうしょうもないもので存在感をしめそうと躍起になるんだろうなあ
マナーおじは
dedsさん、コメントありがとうございます。
どこにでも居ますからね。存在感を限りなくゼロにして生息しているタイプも居ますけど。
こっちのタイプは別に嫌いじゃありません。無害なので