偽証明書で休暇取得とは何でもありだな。
インドネシアで新型コロナウイルス関連の偽の証明書が売買されているというニュースを見ました。
売買されているのはワクチン接種が完了したことを証明するワクチン接種証明書と、PCR検査の検査証明書のようです。
ワクチン接種証明書と、PCRの検査証明書が売買されていると自分がコロナ罹患者であろうとなかろうと証明書があるので、海外への旅行も可能だし通常通りの活動もできることになってしまいます。
既に証明書として機能していないと思われますが、長距離移動等で証明書の提示が義務化されているけどワクチン接種も進まないし、PCR検査も偽証明書を買うより高いからという理由のようです。
とりあえず、それはそれで問題だと思いますが国内での話ではないので置いておきます。
興味深かったのは、PCR検査の偽の証明書で陽性反応の証明書が会社員にバカ売れしているという点です。
やはり、社畜は働きたくないのがデフォルトなのは万国共通のようです。
日本で偽証明書が出回ったらどうなるか考えてみる。
日本でもPCR検査陽性の偽証明書が出回ったらどうなるか考えてみました。
まず、日本国内でPCR検査で陽性となった場合どうなるか確認してみました。
厚生労働省に情報が載っていましたが、PCR検査で陽性となった場合は自宅療養になりそうです。
偽の証明書では当然体は何ともないので、無症状扱いになって自宅療養になるでしょう。
陽性となった方は、入院治療することが基本となるが、地域によっては、無症状や軽症であった場合に、自宅や施設での療養としていることがある。そのような地域においては、医師が自宅や施設での療養が可能と診断した場合には、行政において療養場所の相談や、必要に応じて健康フォローアップなどの対応を行います。
新型コロナウイルスに関するQ&Aから引用
自宅療養は14日間になるので、2週間休めます。
ただ同居家族が居た場合は、同居家族が濃厚接触者になってしまうので、本人の自宅療養期間の終了から14日間健康観察が必要になります。
インフルエンザの場合は発症した後5日を経過しかつ、解熱した後2日を経過するまでは出勤停止という場合が多いと思います。月曜発症なら金曜まで休めるので1週間休めますがコロナの場合は更に倍、2週間休めるので社畜ではまずありえない長期休暇が楽しめそうです。
ただ日本の場合、この手の偽の証明書を使って休暇を取ると刑法に触れるので、バレれば普通に懲戒解雇になりそうです。偽造私文書等行使罪(刑法161条)、賃金が発生していれば詐欺罪(刑法246条)
2週間休むために法に触れるとか、超えるハードルがかなりリスキーです。
偽の証明書を売っている組織が摘発されれば、芋づる式に買った人も捕まると思うので休みたいから偽の証明書を買うというのは余り賢い選択にはならないと思います。
終わりに
インドネシアでコロナ関連の偽証明書が出回っているというニュースについてでした。
日本でもし偽のPCR証明書が売っていても購入はされない方が良いと思います。
買うだけなら犯罪にはならなさそうですが、使わないなら買っても意味が無いですし、2週間休むなら普通に有給取って休んだほうが安全です。
もしかしたらメルカリに出品されてるかもと思って確認してみましが、流石に売っていませんでした。
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